《襍木・/・古往今来106》花筏


ハナイカダ(花筏)    ハナイカダ科(Helwingiaceae)
学名:Helwingia japonica (Thunb. ex Murray) F.G. Dietr.
別名;ママッコ, ツキデノキ

日の当たらない多湿の林内に生える、高さ1-2mほどの落葉低木。
葉は互生し、卵円形、表面に光沢がある。雌雄異株。
葉の表面の主脈に淡緑色の小さな花を地味に咲かせ、雌株が、実を付ける。
果実は秋ごろ黒く熟し、液質。小鳥が好んで食べるようだ。
若葉は山菜として、テンプラなどで食べれる。
特に、若芽はママッコと呼ばれ食用になる。おひたし、和え物、炒め物、天ぷら等で食す。
自然分布;北海道(南部)・本州・四国・九州

7月14日誌「7/6大和市・泉の森」
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不思議な植物ですね。
花筏といえば、流水に舞う桜の花びらの意識が強いです。
投稿日 2014-07-30 10:49

ワオ!と言っているユーザー


「花筏よろめきあひて水の旅」
こんな句を詠んだ方がおられました。

「流水」なる風情、昨今は変わりつつありますね。護岸補強で小川ではなく用水路的に見えてしまう。
「花筏」・・・心象を思える日本人でありたい。
草木染めに使えるか否かはわかりませんが、花筏の葉を煮込むと、松茸の香りがするとか云われてます^^)。
投稿日 2014-07-30 15:19

ワオ!と言っているユーザー