日本と西洋の考え方の違い
12月
19日
日本の海軍は、「不沈艦」「巨艦巨砲主義」で大和・武蔵を中心する戦艦を戦争の当初に投入した。これに対して同盟国になったドイツは、もちろんビスマルクのような「不沈艦」的な戦艦は作ったが、実際に戦果を開戦当初あげたのは U-BOAT TYPE VII のような安く建造できる潜水艦だった。そのためにこの U-BOAT TYPE VII は 700 隻も建造される。
これで何が言いたい?
今我々がサービスとして提供しているインターネット Domain, Web, Email サービスは、これと同じように日本と西洋ではデータセンターやサーバーの構築から違いがある。
日本は、落ちないように、問題がないようにと考えてデータセンターやサーバーを構築するのにたいして、西洋はデータセンターやサーバーは落ちるのが当たり前。だから最初から落ちることを予測して設計して構築している。
この違いがどこに出るかって?
日本にあるデータセンターやサーバーは見事に落ちない。それに比べて西洋のデータセンターやサーバーは落ちることが多い。ただ、絶対に落ちないデータセンターやサーバーは存在しない。そしてデータセンターやサーバーが落ちた時に、日本は対応が遅い。
この違いは、まさに大和と U-BOAT の差ではないだろうか。モデルを組み立てながらそういうことを考えていました。ま、最終的には物量の米国に日本もドイツも負けることになるのですが・・・