PSPINC代表　内倉憲一の公式ブログ

現在、これは日本と台湾・中国の違いと置き換えることが出来ます。日本のユーザーは平均的に実に細かく、細部にこだわり完璧さを求めます。相応の対価を払えば可能ですが、それでは高いといいます。やむなく対応をします、これは品質のみならず、マニュアル等にもその影響が出ます。中国・台湾のIT製品のマニュアルは実に簡単で、あっけないほどですが、これをそのまま翻訳すると、日本人の多くは不親切・わかりにくいと散々文句が出ます、このためこの対応をすると結構な経費がかかり、価格に跳ね返ってきます、このため少量販売ではせっかく良いものを見つけても、なかなか販売までこぎつけることが出来ません、実にもったいないケースが出ます。

日本人、日本企業はとにかく完璧を求めるのに、多くの場合その対価を支払うことを嫌います。無理がありますね。でも世の中には完璧はありません。妥協も必要です。

細部にこだわることは悪いことではありませんが、価格相応であることを多くの日本企業は意識出来ません。コストダウンは
品質・数量はそのままで価格を下げろ、合理化でといいますが、台湾・中国では全く通用しません。
とにかく、どうでも良いことや、少し使用者が頭を働かせればOKなこと、老齢の方まで全てに使えるように
などと考えると、とても商品を作る冒険が出来ません。日本だけ置いてきぼりになります。

そうですね。日本人は日本を中心に世界を見ていますから・・・

全てではありませんが、多くの日本企業、特に大企業は問題がありますね。
EVも当分先等と、TOYOTAの下請けは安穏としています、困ったことです。

2025年までに TOYOTA は、ガソリンだけの自動車は製造しないと言っていますね。少なくともアメリカでは・・・

日本では2030年と言っています、これでは遅すぎるのですが・・・・・

海外ではイメージが大切ですから・・・アメリカでの精算お話かもしれませんね。