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two o one two

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雲が変わった

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6/30/2017







梅雨明け宣言。
例年より早め、と思っていたが、実は去年より11日遅く、しかしながら平年並みということだった。へ?そうなんだ?感覚、鈍ってるんかなー。でも、あ、明けたかも?とは思ったのだ、昨日。なぜなら雲が変わったからね。夏の雲になってた。


昨日の午後、姉と釣りへ出かけた。
2日目。初日は姉が極小のベラを3匹釣って逃がしてあげただけで終わったので、そのリベンジと思って出かけたのだがーーー。
最初にウミガメが泳いでいるところを見たのが良くなかったな。ウミガメがいるところに魚はいないー、という説、当たってたっぽい。言い訳か?
それでもわたし、まぐれのメバル(極小)を釣って逃がしたので、まぁ満足。

 
 ・・・

昨日、母の行っているデイでは「たこ焼きパーティー」をしたのだそうだ。中身はタコではなくウィンナーだったらしい。きっとその方が食べやすく安全だからだろう。送迎のoさんによると、母も美味しそうに食べたとのことだった。なるほど、Tシャツにその痕跡(ソース?)が。母はすっかり忘れてしまっていたけれど。

晩御飯(とっちぶるの煮物)を食べた後、母は早々にベッドへ行きたいと言った。食後の片付けをしていたわたしの代わりに姉が母をトイレへ誘導、ついでに汚れたTシャツを脱いでもらい、ズボンも脱がせて肌着だけになってもらってからベッドへ。
こんなに早く寝かせたら・・・とは思ったが、1時間遅くしたって大きな違いはない、と、これまでの経験から。

11時頃か?案の定、母がトイレへ行きたいと言う。最初に姉が介助したのだが、肌着が汗で濡れてしまっていたので、着替えさせることにした。母は裸になるのを嫌う。なので、素早くしないといけない。汗かいちゃってるからね、と言い聞かせながらせっせと着替えさせた。

夜間、何度か母に呼ばれた。同じ部屋に寝ていたので、布団から返事をする。まだ朝じゃないからねー、まだ寝てていいよ、などなど。母が朝までぐっすり、というのはなかなかない。こうも眠りが浅いと疲れるだろうな、、、と思う。

5時半、母の声で目覚める。まだ早いよ、と伝えたが、15分もしないうちにまた声をかけられた。しょうがないや、もう起きるか・・と、行動開始。母をトイレへ誘導、ついでに服(上下)を着せておく。まだちょっと早いから横になる?と聞くと素直に頷く母。
その後、6時半に再び呼ばれた。少し早いけど・・と思いつつ、母を車椅子へ移乗させ、モーニングケア。軽い朝食を出して一緒にTVを見たり。母、ちょっと辛そうな表情。あんまり寝られなかったかなぁ。

7時10分。Igさん到着。このところ毎朝Igさんなので、大変ですねーと声をかけると、ええ、まぁ・・・と苦笑されていた。スタッフも順番で夏休みなのかな?
Igさんによると、母は昨日、Igさん演奏(三味線)で「19の春」を歌ったのだそうだ。母の好きな歌だ。聞いてて嬉しくなった。

まっとれよ!!

そう言いながら、母は出かけて行った。
どうか今日も一日穏やかでありますように。











#介護日記 #日記

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on-line

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6/29/2017







オンラインでしている某ストアの支払いが、日本からだと出来ないらしいことを最近知った。支払いだけではなく、そのストアのウェブサイトそのものも閲覧できない。なんたるちーや。しょうがないので夫へ連絡し、通常のメール扱いで支払ってもらうようお願いした。paperlessオンリーにしてなくて良かった。

そう言えば、以前、義母への贈りものについて、娘の意見も聞くべくそのウェブサイトのリンクを送ったところ、彼女から「ウェブが見れない」と言われたことがあった。
逆にわたしは、日本の某大型生地屋のウェブサイトをアメリカから閲覧できなかった。最初はサイトのアップデートか何かで一時的に見れないのかとも思ったが、そうではなかった。どうやら海外からのアクセスをブロックしているようだった。

もうひとつ気づいたこと。
お気に入りのストアのウェブサイトをここで見ると、値段がJPY(日本円)で表示されていた。驚いた!わたしのクレジットカードはUSDなので、結局はドル払いとなるのだが(とは言っても、日本にいる間にあちらのものを購入することはないけれどー)。


こちらへ来てon-lineで購入したものをメモしておこう。
・ヘナカラーコンディショナー
・天声人語書き写しノート
・フィリップ電動歯ブラシの替えブラシ
・音波振動アシスト
最後の音波振動〜は昨日、TVで紹介されていた便利グッズ。姉とわたし用に2本注文。これを先に知っていたら、電動歯ブラシの替えブラシは購入しなくても良かったのだけれどー。

原則として、on-lineでの注文は送料無料であることとしている。送料払うくらいだったら自分で手にしてから買うよ、と思うので。せこいけどねー。
でも、そのうちどの商品も送料無料になるのではないかなーと思う。どうかな?


 ・・・

昨夜の母。
上機嫌で帰宅。帳面にも、一日とても穏やかでした、との記録。ほっと安心。
姉による「あじの姿揚げ」を骨をとって母に出す。あじのことは島口で「ガラ」と言う。ガラだよ、と言って出すと、母はとても喜んだ。なす、ピーマンを素揚げにしたものと小さなおにぎりも出すと、すべて平らげた。すげー。
8時半、ベッドへ。
もうちょっと起きてる?と促してみたが、既にもう眠そう。ズボンを脱がせて袴下だけにする。
10時頃か?トイレへ誘導。
その後・・・12時頃、うわごとのように呼んでいたが、大丈夫だよーという返事ですぐに再入眠。
なんと昨夜は夜中に一度も起きなかった(!)

5時半、母の呼ぶ声で目覚める。見るとまだ眠っている様子。
わたしはそのまま起床。珈琲を淹れてゆっくり。
6時、母覚醒し、トイレへ誘導。ズボンも履かせておく。
姉のことを聞かれ、まだ上で寝ていると話すと、自分ももう少し寝る、と。
それからぐっすり。起きようとしないので、ああああヤバい、、、またストライキか???
6時50分、姉に声をかけてもらう。母、頑なに目を閉じていたが、ようやく開眼。だましだまし、ベッドから車椅子へ、そしてモーニングケア。
お迎えまでにもうちょっと時間があったので、オレンジジュースを出し、バナナを食べてもらう。
7時10分、お迎え。今朝もIgさん。
母、いきなり豹変。
Igさんは「大丈夫です、車に乗るとまた変わりますから」とわたしたちを安心させようと声をかけてくださった。ありがたいことだ。
母は、わたしたちに向かって、自分を捨てるのか、どの国に捨てるつもりだ、知らない国に捨てるのか、悪魔!などと叫んでいた。そして、主の祈りを大きな声で唱え始めた。食前に穏やかな様子でゆっくりと手を合わせて祈る時とはまったく違う。それでも、お祈りは一字一句間違えることがない。不安と恐怖の中で、自分の感情を抑えきれない時でも神さまに祈ることは忘れていない母だ。

よろしくお願いします、と頭を下げて、見送った。










#介護日記 #日記

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あめのもり

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6/28/2017







最近、ちょっとしたエクササイズを行っている。娘&姪から教えてもらった方のをYouTubeを見ながら。ベーシックなものから応用〜コンビネーションという流れの3バージョン。1バージョンにつき約4分×3で12分×3バージョンなのでトータルすると約36分。ベーシック版はなんとか形になっているのが応用編でちょっとつまづく。さらにコンビネーションになると・・・ちょっと人には見せられない。笑 
まぁ格好の良いものではないが、これがなかなか気持ち良い。母が出かけた後は洗濯、犬の散歩、家の片付け〜が主なので、それにエクササイズが加わった。充実。娘&姪は彼女のDVDを購入して毎晩、エクササイズに励んでいるらしいが、わたしは無料のYouTube版で頑張っている。来月半ばにふたりが来島・再会するので、それまでは頑張って続けようと思う。シェイプアップもだけど、筋力をつけたいのだ、この歳にもなるとね。笑


 ・・・

昨夜の母。
姉が知り合いからいただいたというウヮンホネ(豚足を煮たもの)を出すと、はく〜っ!と感嘆しながら美味しそうに食べていた。やはり島料理は嬉しいのだろう。ついでにわたしの手料理(じゃが芋と豚肉、きのこの甘辛炒め)も出すと。それも美味しそうに完食。素晴らしい〜。
食事の後片付けをしていると、母が車椅子の上でウトウト居眠りをしているのが見えたので、姉に声をかけ、ベッドへ誘導してもらった。

夕暮れ時にいきなりのどしゃ降りスコール。姉が濡れながら外犬の2匹も室内へ。雨が降っても蒸し暑さは変わらず、エアコンを入れた。
前夜の教訓を生かそうと、わたしは母と同じ部屋に布団を敷いて寝た。10時半、母の「おーい、おーい」と呼ぶ声で目覚める。
と、ソファでうたた寝していた姉が、半ば眠った状態で「はーい、大丈夫よー」と返事をした。そっか、そういう風にするのか、と学習。その後、2
度ほど繰り返したところ・・・母はまた眠りに落ちたようだった。

12時。
母の声で目覚める。姉はいつの間に自室へと上がっていった様子。わたしは再び、母に返事だけしたのだが、母も今度は引かない。なので、トイレへ誘導。
その後、母は何度か目覚め(たのか或いは夢か)、その度わたしは時間を伝え・・・。

何度かそういうことを繰り返し、5時半、また母に起こされた。もうちょっとねーと言いながら、根負けして起き上がる。時間にして5時45分だったか。

なんだかんだで母を起こしたのが6時20分。モーニングケアをして軽く朝食。
7時ちょっと過ぎにIgさんがいらっしゃり・・・
というところで母がいきなり豹変。
さっきまで穏やかだったのにとっても怒っている。どういうことだろう?本当に不可解だ。

そんな感じで母は出かけて行った。
デイで穏やかでありますように、と祈りつつ、行ってらっしゃい、とお見送り。










#介護日記 #日記

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複式学級、味噌甕

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複式学級、味噌甕 複式学級、味噌甕 複式学級、味噌甕 複式学級、味噌甕
6/27/2017







今日は姉の計らいで某小学校へ見学に行けることとなった。
そのため、朝は洗濯&犬たちの散歩を大急ぎでこなして準備し、10時10分前に自宅を出た。
途中、大型ディスカウントストアにて教室内用の上履きサンダルを購入。姉の待つ中学校へは約束の時間ピッタリに到着、姉と合流してから小学校へ向かった。

この小学校は過疎地区にある学校で、全校生徒が12名(!)ということだった。必然的に、クラスは複式となる。補習校でわたしが担当しているのは小学4年生の5人クラス。見学した学校は小3、4の複式で、3年生4人、4年生2人というクラスだった。複式クラスには以前から興味があったので、見学できるのは幸運だったと思う。

印象的だったのは生徒たちの集中力の素晴らしさ、尚且つ、担任の先生の的確な指示。これは、複式学級を継続している(しざるを得ない環境下である)学校運営の賜物でもあるとも思った。一教員の努力だけでは出来ないことだし、生徒たちの自主性を高めるには教員、生徒、そして(たぶん)保護者の理解や協力もあるのだろうなと思った。時間数では圧倒的な差があるとは思うが、補習校と通ずるところがあるなぁと思った。先生方のご厚意で、金曜日にもう一度見学できることとなったので、出来るだけ勉強させてもらい、向こうへ戻ったら他の講師の方々と共有したいなと思う。


見学へ行く途中、海の写真を撮った。梅雨明け間近かと思っていたのだが、もうちょっと先かもしれないな・・という空と海。




 ・・・

遅くなったが母のことも書いておこう。

昨夜、母は少し遅れて帰宅。
長兄からのメロンを切って出したところ、まだ完全に熟していなかったようで、皮付近が母には硬すぎたようだった。途中、外側をもっと深く切り落としてあげた。もうちょっと熟させてから切るべきだったーーー残念(中の方はとても甘くてジューシーだったけど!)。

帳面より「排便なし」という記録だったので酸化マグネシウムを1錠あげた。この方法でちょっと様子観察。
メロンのせいか後半、母は酷く噎せ込んだ。用意していた酸化マグネシウムを見た母は「これは胸のゼーゼーを取る薬?」と聞いてきた。やや躊躇ったけれど「うん」と答え、のんでもらった。

母、自ら「とぅくばってくり」と、8時半過ぎにベッドへ。噎せ込みを心配したが、ベッドに横になってからは落ち着いたようで、ぐっすり。

10時45分、母に呼ばれる。はっきりと「トイレ」と言うので、誘導する。
母、尿取りパッドに失禁なく、トイレで排尿。やっぱりちゃんとまだ尿意はあるのだな、とあらためて思う。
これで後はぐっすりと寝てくれるといいが・・・と思いつつベッドへ戻した。

が、昨夜の母はーーーーー忙しかった。

11時過ぎから3時頃まで、何度も何度も呼ばれた。1時半だったかな?もう一度トイレへ誘導するかと思い、ベッドサイドに座らせたのだが、「何をしたらいいの」という母に拍子抜け。トイレへ行きたいわけではないのだと知り、「眠っていいよ」と、また横にする。

ところで、昨夜の母はどうやら朝食の準備をしなくては・・という強迫観念(夢?)があったらしい。しきりに

ミソばカメちうつさんば
はがま ちかわさんば
あしゃばん あんな〜

後半は明らかに目をつむったまま繰り返すので、大丈夫、全部準備できてる、安心して朝まで寝てください、と答えておいた。

いやはや・・・おかげでわたしは眠れなかった。自分のベッドと母のベッドとの行き来で忙しい忙しい。

朝、そのことを姉に話すと、そういう時、姉は母のベッドの隣に布団を敷いてそこに横になり、母が呼ぶと起き上がらずに布団の中から(生)返事をするのだそう。母も寝ぼけているので、それで大丈夫なのだと言う。そっか、、、じゃぁわたしも今夜からはまた布団にするかな・・・と思う。


今朝、6時起床。母の声で目覚めたのだが、わたしが起き出した後、母はまた眠ったらしい。ゲンキンな母だ。
珈琲を淹れてほっと一息。
その後、6時35分頃に母が目覚めたので、声をかけて車椅子へ。
モーニングケアをして、パンを少々とゼリーをちょっと。夜中の母とはまるで別人。ゆっくりと十字を切り、手を合わせて目をつむり、心の中でお祈りを長いこと唱えてから、いただいていた。

お迎えが来たのは7時10分頃か?oさんが丁寧に声をかけてくれて母の表情も和やかだった。
行ってらっしゃい〜。
母の心が平和でありますように。
















#介護日記 #日記

ワオ!と言っているユーザー

リラコファミリー

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6/26/2017






昨夜、思いがけず、姉帰宅!
最終便が取れた、という連絡を受けてびっくり&ほっと安堵。母が喜ぶなぁ・・と、わたしまでにこにこ。いや、わたしが喜んだ!!笑

母の前に姉が帰宅。おかげで良い旅行になった、本当にありがとう、と言われてわたしも嬉しかった。母の介護はもちろん、姉のレスパイトが目的での帰省だもの。良かったよかった。
お願いしてあったリラコも購入してきてくれた。やっぱり日本の夏はリラコだわーw 母のために2本お願いしておいたのだが、わたしの分も2本、買ってきてくれた。色・柄がかわいい。着てみると、形がちょっと変わっていてガウチョパンツ(ワイドパンツ?)風になっていて、それも良かった。嬉しいー。姉も自分のために1本。リラコファミリー。笑

母、帰宅。
わたしと姉とで迎えると、母、大きく目を開いて笑顔。姉がしばらく留守だったことなど、母の中では忘れているのだろうけれどね。

長兄よりメロンが届いたので、それを箱ごと母に見せた。母は驚いて、はっけーぬがなてぃかい?と。美味しいメロンを母ちゃんに食べてもらいたいってよ、と話し、兄へお礼の電話をかけた。まず母に電話を渡すと、しっかりお礼を言っている。思考がクリアーで理路整然とした喋り方でこちらもびっくり。
うっしゅんむんば きゃしがしよー
うがし うむいだしてぃもらてぃ
ありがてなんやー

夜、8時半頃に母、ベッドへ。
あまりにも蒸し暑いので、姉帰宅と同時にエアコン稼動。
というわけで、わたしも布団を持ってきてエアコンの効いた部屋で眠ることにした。

12時、母に呼ばれる。時間を伝えると再入眠。
それから度々、呼ばれる。一旦消したエアコンをもう一度つける。
2時、母にまた起こされる。かなり寝ぼけている。看護学校がどうたらこうたら。我が家で寝ていると話しても納得しない。
3時半、母が声を荒げている。夢と現実との区別がつかない様子。というか、あれが母の現実の認識なのだろうけれど。
思い切ってトイレへ誘導。
母、機嫌悪し。暑かったのかな・・・と思い、リラコを脱がせ、こしたのみとした。ベッドへ戻すとその後は朝までぐっすり。

6時45分、姉が2階より降りてくる音で目覚めた。しまった、寝過ごした!!と、慌てて母に声をかける。
「おはよう〜」
母、めっちゃ機嫌良い。
新しいリラコを履かせてモーニングケア。

というところで、お迎え。
「ほっさー」と、母。
本当に。いつもの時間(7時)より遅れると言っていた筈が、7時2分頃には到着。ほとんど遅れてないし。
母、スタッフの方に笑顔で挨拶をしている。「今日もどうぞよろしくお願いいたします」
わーい。機嫌、めちゃめちゃ良いなぁ!!

母が笑顔で出かけてくれるとこちらまで嬉しくなる。昨夜のバタバタはどうでもいいや、と思う。あの変化はなんなんだろう。マリアさまと悪魔と。どっちも母。すべて含めて、母。












#介護日記 #日記

ワオ!と言っているユーザー

怒らない

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6/25/2017







何か理由があるに違いない・・・と思ってしまうのだが、もしかすると理由などはなく、ただただ認知症の症状そのものなのかもしれない。だから、その都度、対応するしかないのかなぁー、と思う。
ひとつ言えるのは、あれは母の不安の表れなのだと思う。不安がなくなればそれに越したことはないのだが、残念ながら不安を解消するような治療法はなく(ある程度「軽減」させるくらいだろう)、とにかく母の不安にひとつひとつ、付き合うしかないのだろうと思う。

昨夜の母は不安が強かった。
8時半にベッドへ、それから11時まではぐっすり。その後、5分〜10分置きに呼ばれた。精神的に不安なので誰かを呼ぶのだが、身体的にはまだ「眠っている」状態である。従って、ベッドから起こすのは危ない。その都度、時間を伝えて眠っていて大丈夫だよ、と声をかける。母は、「起こしてね」と言ってまた眠りに落ちる。その繰り返しが続いた。呼ばれては時刻を確認し、母のところへ行く、ベッドへ戻って時刻を確認し、また眠る、を繰り返すわたしも、へろへろ。
何度か母の体の向きを変え、寝床を整える。
が、2時頃かな。思い切って母をトイレへと誘導した。母は、いつもより力がなく揺らついていたが、車椅子へ移乗させると覚醒した様子だった。
その後、ベッドへ戻し時間を伝え、「ゆっくり休んでね」と声をかけると、母は安心した様子で眠ってくれた。

5時、母の呼ぶ声で目覚める。まだ朝早いよ、と声をかける。6時過ぎまで3度、母に呼ばれた。本当はもうちょっと眠っていたかったのだが、意を決して起きることにした。

不思議なもので、わたしが起きてからの30分ほど、母はぐっすりと眠っていた。あの、さっきまで何度もわたしを呼んでたんですけどー、と、母の寝顔を見て思う。
母の不安のひとつは「孤独」に感じるから、というのがある。もしかすると、わたしが起きた後の「生活音」、つまり珈琲を淹れたりお皿を片付けたり水を出したりTVをつけたり、の、そういう音は、母にとって安心するサウンドなのかもしれない。かと言って、夜どおしTVをつけてるわけにもいかないし(24時間やってないよね?)。。。
姉が帰ってきたら相談してみよう。


姉、明日の夜に帰宅予定。
ゆっくり羽を伸ばしてくれてるといいなぁーと心から願う。姉は普段から母と二人きりで、夜中に母に起こされることも何度も何度もあるのだ。そして、そのふたりきりの暮らしに「淋しい」なんてことも言わない。姉は、母と一緒にいられて本当に幸せ、と言う。母にもそう言っている。母がどんなに怒っても、姉はけっして怒らない。以前、姉はわたしに言った。

ひとつだけ、心に決めたことがある。それは、絶対に「怒らない」ということ。母ちゃんに怒られても、わたしは、怒らない。悲しくなることはあっても、絶対に「怒らない」。それだけ決めてる。

昨夜のわたし。
それを忘れそうになった。
何度も何度も母に起こされて、イラっとしてしまった。いかんいかん。
怒らない怒らない。

けっして、怒らない。










#介護日記

ワオ!と言っているユーザー

姉不在初日

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6/24/2017







昨日の朝、フルタタリで出かけて行った母が、マリアさまになって帰ってきた。この落差が凄い。いつものことなのだけれど、驚いてしまう。

やっちゅりな?

これまたいつもの台詞。昨日から姉は旅行に出ていて月曜まで留守になるのだが、母には「もうじき帰ってくるよ」と伝えた。
母にすもものコンポートを。種を小皿に上手に出してくれて感心。片付ける時には「くん種っくゎ植いてごらん」と言う。「芽が出るかね?」と訊くと「んいぃ〜」と力強いお答え。わかった、明日の朝に植えてみるね、と返しておいた。笑
藤井四段の特別番組。母が眠そうにしていたので、もう横になるかと何度か促したのだが、「いや大丈夫」と。何かが気になるようでちょっと不安そう。
あ、そうか。。。姉のことだ、と思う。そこで、母には姉から連絡があって今夜は残業で遅くなるから先に眠っててね、ということだった、と話した。母は、あぁそうなの、と少し安心した様子で、それから程なくして「とぅくばってくり」と。ベッドへ誘導し横にさせると、あっという間に眠ってしまった。時間は8時半頃か。

11時、母の呼ぶ声で目覚める。姉の名前を呼んでいる。近づくと、殆ど眠った状態。時間を伝えると「ありがとう、起こしてね」と言ってまた眠る。
それからこの繰り返しが10分置き、ひどい時には5分後にまた呼ぶ声。様子を見ていると、トイレへ誘導できるような感じじゃない。殆ど眠っている状態。つまり寝言(うわ言?)のような感じ。姉の顔を見ていないので不安になったのだろう。
12時半、わたしの方が根負けしてしまった。母のベッドの隣に布団を敷き、ベッドから枕とタオルケットを持参してそこで寝ることにした。
母が声をかけたらそこから返事をすること2回くらいか。その後、母は朝までぐっすりであった。途中、ベッドへ戻ろうかとも思ったが、わたしも朝までそのまま。

6時。母の声で目覚める。トイレ誘導。母はまだマリアさまだった。姉のことを気にしているようだったので、姉はもう仕事へ出かけたよ、と話した。母は、そうなの、と納得したようだった。
まだ時間があるのでベッドへ戻す。母には「後で起こすからね」と。

昨日、お迎えの時間のことを連絡帳に記した。誤差があるのは承知しているが、時間が遅れる場合には連絡をいただきたいという旨。しかし、ケアマネさんからの返事は連絡の件には一切触れず「ご理解ご協力をお願いします」という言葉だけであった。はて。。。

そういうわけで、今朝は母にゆっくりとベッドで待ってもらおうという考えだった。一応、そろそろ起きる?と何度か声をかけたことはかけたのだが、母が拒否したので。

Kさん、いつもの時間より10分程遅れて到着。母はまだベッドだったので、お迎えが来たことを伝えると、母、いきなり鬼に変化していた。あれれ、、、マリアさまはいずこへ、、、、!

その後、Kさんと一緒に母をベッドから起こしたのだが、母は、もう自分の命はないのでこのままここで終わらせて欲しい、などと言っていた。また、山に捨てるつもりか、自分の命は自分がよく知っている、などなど。まぁもうここにはとても書けないような言葉も。不安が強くて凶暴になってしまった母。
Kさんに頭を下げながら、母には「待ってるからね」と言いながら、お見送り。


姉帰宅まであと3日。
わたしが不安になってもいけないね。









#介護日記

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ぬっちゅんニンギンかい

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6/23/2017







梅雨明けしたのかな・・・と思わせる空。
予報では「曇り」となっていたのに、ピーカンに晴れている。日差しが強い。昨日、沖縄は梅雨明け宣言された。そろそろ島も明けるのかもしれない。この前、姉が羽蟻を発見した時にもそんな話にはなったのだが、さて、どうだろう。


今朝、母のお迎えが大幅に遅れた。
以前も同じことがあり、連絡だけはして欲しいことをお伝えしておいたのだが、どうしてそれが出来ないのだろう。
折しも母の調子がいまひとつ、という朝だった。だましだまし、母を起こし、トイレへ誘導した。母は一晩中、まったく起き上がらずに眠っていたこともあり、身体が硬かった。動きも鈍く、やっと車椅子に移乗させた。着替えたりしていたら、お迎えの時間まであと5分、という時間になった。母はもう一度横になりたい様子だったが、もうすぐお迎えが来るから、と座ったままで待つよう話した。

時間通りにお迎えがあれば、、、あるいは母はあそこまで不穏にはならなかっただろうと思う。5分経過したところで、母をベッドに休ませるべきだった。しかし、もう時間だ、という気持ちがあり、なだめすかしては座ったままで待ってもらった。
15分過ぎたところで姉が事業所へ電話をした。待機のスタッフ曰く「いつもこの時間じゃないですか」
この時間、というのは通常よりも遅れての時間を指す。他の利用者の訪問との関連で遅くなっているのだ、ということらしい。以前、そういうことをお話してくれたスタッフ(Igさん)だった。姉が言う。「いえ、それが毎日まちまちの時間なんです」Igさんは驚いた様子だった。そして、送迎スタッフへ連絡・確認後、折り返しこちらに連絡する、と。

送迎のスタッフが到着したのは30分遅れてのことだった。声をかけると悪びれる様子もなく「おはようございます」
母がかなり不穏になっていたので、そのことを伝え、時間に遅れる場合には連絡していただければ・・とお願いした。彼女はわたしの目を見ず、「あの、今日は帰りもいつもの時間より少し早くなります、スタッフ会議があるので」と言った。「早く、というと何時ですか」「そんなに早くはないです、夕飯の後すぐくらい」
時間、を言って欲しかった。「少し早く」なんて曖昧な表現でなく。食い下がって訊くと、やっと答えてくれた。彼女自身、何時になるのかわからないのだろう。でも、そういうことで良いの?と思ってしまう。訪問看護をしていた自分としては、訪問時間、送迎時間の徹底は基本中の基本、5分の遅れでも連絡をするのが常であったから。

スタッフ会議と言われて、ふと思い出した、担当者会議(ケアカンファレンス、ケアミーティング)のこと。ケアマネさんにミーティングの予定を伺って欲しい、と伝えた。彼女は相変わらずわたしと視線を合わせようとしないまま「はい」とだけ答えていた。


心の中に重い塊がある。
もやもや、、、悶々、、、、ずっしり、、、、。


今日から姉が旅行へ出る。
姉のレスパイトのために来たので、姉には十分に羽を伸ばして欲しいと思っている。
同時に、少々の不安も残る。
が、しっかりしないと、だ。


無力さを感じる。










#介護日記 #日記

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すもも

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我が家の庭で。 我が家の庭で。 先週は大きいボゥル2つ分、今日... 先週は大きいボゥル2つ分、今日は大きいボゥル1つ分。 水洗いしてよーく水切りしたら冷... 水洗いしてよーく水切りしたら冷凍保存OKらしい♪ この写真は先週のもの。コンポー... この写真は先週のもの。コンポート初挑戦。すごく美味しく出来た。
6/22/2017




雨が上がったので収穫。
我が家のすもも
たぶんこれが最後の収穫かな。







#日記

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みさーり

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6/22/2017







島へ帰ってきて10日目。
雨予報が今は曇り、午後からはどうだろうか。


昨夕、思いがけず友人来訪。
いただきものだけど、と、プチトマトのお裾分けをしてくれた。

ちょうど「ふたり焼肉」の最中、肉も野菜もまだまだ残っていたところだった。友人に上がってもらい、一緒に食べようと誘った。いえいえ、と最初は断っていた彼女だったが、半ば強引だったかな・・・でも、美味しくいただいてくれた。

友人が来て間もなく、母帰宅。「やっちゅりな?」と、いつもの台詞に
「きゅうや、みさーり」
母の表情がパッと明るくなり、室内を覗き込む。友人が「こんばんは、お邪魔してます」と声をかける。
テーブルに誘導すると、母は姿勢を正し、「いらっしゃい、何もないところですが、どうぞよろしくお願いしますね」と。素晴らしい!「ささ、召し上がって」とまで言う。島っちゅはもてなすことを尊ぶ。母の中にそういうところがまだ残っているのが嬉しい。

食後、友人と唄アシビ。
姉のサンシンで友人が島唄を弾いてくれた。母の知っている曲もいくつか。母はとても嬉しそう。手拍子とともに口ずさんだり、拍手をして讃えたり。とても和やかな楽しい夜となった。

夜間、ぐっすり。
驚いたことに朝まで一度も起こされなかった。あ、5時頃から3回呼ばれたのだが、それはどうやら寝言だったらしい。わたしが行くとぐっすりと寝ていたから。

6時20分、母覚醒。わたしもちょうど起きたところ。
トイレへ誘導。夜中に一度も起きなかったせいか、身体がこわばっていて動きがやや鈍い。が、「よっこいしょ!」と、元気に掛け声をかけていた。

モーニングケアの後、お迎えが来るまでの間にすももジュースを出す。母、美味しそうに飲んでくれた。それからすもものコンポートも食べてもらった。
「くら、だぁーら」
と訊くので、うちの庭のすももだと伝えると、「たるがさるー」と、わたしがだよ、と自分を指差しながら言うと、母は驚いた顔でわたしを見るのだった。わたしのことを一体いくつだと思っているのか?
そう言えば、姉がまだ起きて来ない頃に何度か言っていた。「やーとわんとたーりな」姉もいることを伝えると「みさーりぼっけ!?」「あとのくゎんきゃはよー天井うーなんてぃ隠れな?」

母の中のわたしたちは今でもこどもなんかなぁ???

お迎えが遅れているようだったので、一度ベッドへ横になってもらった。
15分程遅れてIさん到着。すももジュースでシャツが汚れたので洋服を着替えさせたのだが、ピンクのシャツを着た母に「Jさん、赤が似合ってますねーかわいい」と声をかけてくださった。着せる時、母は「こんなはぁさん色」と躊躇っていたのだが、Iさんの言葉にはにかみながら「少しでも若く見せようと、こども達が気をまわしてるんですよ」と。これまた島口でなく標準語で。
母の機転の速さに感動する。

行ってらっしゃい!
母の1日が穏やかで嬉しい日となりますように。









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始業の祈り

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8/21/2017







昨夜は度々起こされた。
母は何やら不安が強かったのだろうか。9時頃にベッドへ誘導したのだが、11時に1度、12時から2時頃まで10〜15分置き、3時半にトイレへ誘導、その後も4時半、5時半。
蒸し暑かったのもあるかもしれない。トイレ誘導した際、かなり汗をかいていたので着替えさせた。あけがたの大雨で蒸し暑さが少し和らいだ。

6時40分、飛び起きて母に声をかけた。(わたし自身、眠れなかったので寝過ごしてしまったかと焦った!)
母、とても穏やか。トイレへ誘導、モーニングケア。

お迎えの時にも穏やかだった。ほっと安堵。
「待っとれよー」
と言いながらデイへ。「行ってらっしゃい!」


母の調子の維持はなかなか難しい。良いときもあるのだが(以前に比べれば格段に良い)、ささいなことで不安定になってしまう。

昨夜は、帰宅時には表情が硬かった。何かあったのだな、と推測。
帳面に排便があったことが記されていた。トイレで出来なかった様子。原因はこれか・・・と納得。
母は、失敗すると落ち込むのだ。
母には尿意も便意もあるので、間に合わなかったりすると、酷く落ち込む。周囲の人に迷惑をかけてしまったという気持ちと、自分で出来ないはがゆさと。そういうものを母はまだ持ち合わせている。
昨夜も、トイレへ誘導して排尿があった時、「出たよー」と嬉しそうだった。完全な失禁状態ではないことは、母にとっては大事な砦なのだと思う。

昨夜はベッドへ行くまでの間、唄を歌ったり昔話をしたりした。母は、昔の暮らしと今の暮らしを比較し、時代が変わった、と言っていた。思考が混沌としている時もあるが、昨夜はとてもクリアーだった。姉も一緒に3人で「とっちぶる」の唄を歌ったりもした。母に笑顔が多く見られ、楽しい夜だった。
そういえば、帰宅後に軽い食事(とっちぶるを煮たもの)を出したところ、手を合わせてお祈りを始めた。それはいわゆる「食前の祈り」ではなかったのだが、「聖霊来たり給え・・・」と始まり、案外長いお祈りをはっきりと唱えた。その間わたしも手を合わせて一緒に祈り(母の記憶の良さに驚きながら)、最後の「アーメン」だけをふたりで締めた。今、検索してみたところ、どうやら母が唱えていたのは「始業の祈り」だったようだ。

 ・・・

「始業の祈り」

聖霊来たり給え、信者の心に充ち給え。
主の愛熱の火を我らに燃えしめ給え。
主よ、聖霊を遣わし給え、しかしてよろずのものは造られん。
地の面は新たにならん。
祈願、聖霊の光をもって信者の心を照らし給いし天主、
同じく聖霊を持って我らに正しきことを悟らしめ、
その恩慰めによりて常に喜ぶを得しめたまえ。
われらの主キリストによりて願い奉る。
アーメン。

 ・・・


母は素晴らしい。
本当に素晴らしい。
母の信仰に胸を打たれる。

夜中に不安定だったことなど、なんてことない。
神さま、ありがとう。


今日、母がデイで穏やかでありますように。










#介護日記

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梅雨再開

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6/20/2017






昨日、一昨日と、晴れが続いたのだが、今朝は雨、雨、雨、時にどしゃ降り。
今わたしのいるリビングから、窓の向こう我が家の庭越しに傘をさして歩いている人が見えた。こんな時間に歩いているということはお年寄りだ。でもどこへ行くんだろう、こんな雨降りに。

風もあり、ちょっとした台風みたいだ。窓を少し開けていて、そこから吹き込んでくる風がひんやりしている。昨夜の予報では熱中症警戒レベルだったが、気温も高くない。母の着替えを七分袖にして良かった〜と思う。


こんな日なので、母の介護誌ばかり記録していたが、久しぶりに普通の日記を書いてみよう。

島入りして1週間が過ぎた。
島は空梅雨だったらしい。が、わたしが来てからは雨続き。週末に初めて晴れたのだった。で、今日からまた雨。
先週、雨の合間に庭のすももを2度、収穫。大きいボゥル2つ分。ジャムにする予定。
姉のバレー大会(先週、火、水、木)3日連続で応援。結果、3位入賞で県大会への出場を決めた。
バレー部員らのためにと持ってきたお土産、大ヒット。子どもたちが喜んでくれて何よりだった。Old NavyのPatriotic American Flag T-shirtsで1枚あたり$5の安物だけどね。小さいチームで10人もいないと聞いていたが念のため12枚購入したのが良かった。新入生部員が増えてちょうど12名になったのだそう。色は白、黒、ネイビー、グレーの4色でサイズはMを3枚だけ、後はSにした(メンズサイズ)。レディースは形が好みじゃなかったのでメンズにしたのだが、それも良かった。ちょっと大きめだったところも気に入ってくれた。

週末、姉と買いものへ行ったり食事に行ったり。日曜日は元全日本女子バレー監督の柳本氏の講演に出かけた。柳本さんはとても気さくで、話が上手で、とにかく面白い人だった。内容も素晴らしかった。口外しないでください、ということだったので、詳しくは書かない(機会があれば、是非、彼の講演に行かれることをおすすめしたい)。


アマゾンでヘナカラートリートメントというのを購入。
母のこともあるし、普通のヘナカラーを施すのは難しいかな・・と思いながら探していた時に見つけたもの。これは通常のヘナとは違い簡便そうだったので思い切って購入。夏休みの間に試用し、もしも良かったら買い足して家に持って行こうかなーと思っている。
昨日は初めてのお試し。確かに簡単に出来る。しかも結構、良い仕上がり。時間もかからないので気に入った。とりあえず何度か試してみよう〜。


昨日、友人と島の南部へ。
来月、島でフラメンコのイベントをする彼女はそのPRに帰島していたらしい。彼女と一緒にそのポスター、チラシを持って出かけて行った。彼女の行動力にただただ感心。当日、わたしはそのイベントに行けないのが残念。


夜、娘より連絡あり。島へのチケットを購入したとのこと。週末の間に値段が上がっていた、と嘆いていた。だから早く買っちゃいなさい、と言ったのに〜。


姉は今日まで通常業務。明日からテスト期間で部活なし。週末は金曜日より小旅行。わたしと母の2人暮らしとなる予定。


*追記
今年は娘から譲り受けたお古のlaptop(MacPro)を持ってきた。どうしようか悩んだが、意を決して持ってきたのは良かった。こうして日記を書けるのもそのおかげ。









#日記

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祝・開通

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6/20/2017







昨夜、母の帰宅が遅れた。
誤差は仕方ない、と思うのだが、15分も経つと、連絡はして欲しいな、と思ってしまう。しょうがないのかなー。わたしが訪問看護をしていた頃は、時間の遅延に関しては事細かく連絡していた。患者さんのみならず家族はその訪問時間に合わせて暮らしておられるからだ。

小柄の若い女性スタッフ。「遅かったですねー心配しました」と声をかけたが「あ、すみません」と、軽いお返事。そんなモンなのかな。母、ドアの目の前にちょこんと座っていたまるせりーのに向かって「まるーあんたひとりね?」と話しかけていた。笑える。わたしが「お帰りなさい!」と正面に座ると、「やっちゅりな?」と。相手によって言葉を変えるってところが凄い!感心した。

食事の支度をしていたので、母にも少し(母はデイで夕食も済ませてはいるのだが)。
「これはぬぅよ」
「とっちぶる」
「とっちぶる?」
「うん。とっちぶる煮たの、どうぞ」
「いただきます!」
母は大きな声でそう言って箸を上手に使って食べ始めた。美味しいと感じているらしい、パクパクと食べている。ニラたまも出すと、それも食べ始めた。「ご飯も入れようか?」「んいぃ〜、ぬんくぇん、かましてぃんにー」
ご飯は小さく俵型のおにぎりにした。「やぁやムンかだんな?」「いや、わたしも今からいただきます。一緒に食べよう」「かむかむ〜」
姉がまだ帰宅していなかったのだが、わたしも母と一緒に食事をすることにした。いただきます、と手を合わせ、さぁ食べよう・・・という時
「あ、ちょっと、トイレ」

おおおおおおおお。
さきほど帳面をチェックしたところ、日中の排便が「なし」になっていたので、がっくりとしていたところだった。よしよし。今の食事のおかげで腸が動いたんだな。「はい!」急いでトイレへ誘導。

祝・開通〜

感謝感謝。

大仕事に疲れたのか、横になりたいと言うので、そのままベッドへ誘導。
食事はすっかり冷めてしまったが、安堵の気持ちで食事に戻った。そんな時に姉が帰宅。「あれー母ちゃんもう眠ってるのー」
ははははは。姉、大仕事を見逃しました。話すと「うわーご苦労さん」と大笑い。


昨夜は何度か起こされた。半分寝ている状態で「おーい、おーい」と声をかけられ、その都度対応。なにやら不穏。まだお腹が動いているのかもそれない。が、とてもトイレへ行けそうな状態ではなく、時間を伝え、また眠るの繰り返し。そうそう(母語録に追記しておいたが)、不穏な母を安心させようと「心配せんで」と声をかけたら、「口先女」と返された。口先だけ、の意味だろう。すげー!さすが母。でけムン!!思わず吹き出しそうになったが、こらえた。ここで笑うと尚、悪い。

今朝5時半、姉が母と話している声で目覚めた。あ、起きれなかった、、、と思いつつ、姉に任せる。6時起床。母はぐっすりと寝ている。
前日の朝のお迎えがかなり遅かったので、時間まで休んでもらうこととした。10分前、さて母を起こそうかな・・という時にIさん到着。あちゃー!

母に声をかけるとすんなりと覚醒。も、身体の方はふにゃふにゃ。Iさんに手伝ってもらって車椅子へ移乗。「すみませんね」と、母。穏やか。
「朝ばんもまだじゃが、どうーがしよ」「大丈夫よ、朝ごはんはもうあちらで準備してくれてるからね」その後、「荷物は持たせたのか」とも聞かれ、「大丈夫、全部準備してあるからね」と伝え、お見送り。

あいにくの雨の中、車へ乗るまでの少しの間のためにカッパをかぶせられ、母は出かけて行った。穏やかな表情であったが、出かける母を見送る時はなぜか切ない気持ちになる。










#介護日記

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待ち時間

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6/19/2017






土曜日、母の受診日。
前の晩は1時間毎に起こされ、母は非常に不安定だった。

母が肺炎で入院したのが年末。その後、リハビリを経て一時退院し、認知症専門医を受診し、認知症病棟に入院、そこで初めてアルツハイマー型認知症と診断された。3月末に退院、在宅へと切り替え、同時にそれまで通っていた小規模多機能型のデイ利用を再開している。(余談だが、受診日なので、とデイのスタッフへは前日でお迎えなしということをお伝えしていたのだが、連絡が取れていなかったらしい。いつもの時間より20分近く遅れてスタッフが到着。わたしが驚いて受診日だからお迎えなしだと伝えたのだが、と話すと、その方は恐縮そうに帰って行った。忙しいのはわかるが、初歩的なミスだよなぁ、、、と、ちょっと呆れてしまった。姉によると以前もそういうことがあった、と。やれやれ。)


認知症専門医からの内服薬調整で、夜間不眠の続いた母がようやく眠ってくれるようになった。それに伴い、食事も摂ってくれるように。食べることを忘れてしまったのかと思うほど、拒食が続いたのだが、今は食欲旺盛で困るほどだ。
専門医より近所の総合病院の内科医に引き継いでもらい、現在、内服薬はその内科医により処方されている。土曜日はその処方を受けるための診察であった。

日本は国民全員保険であり、誰もが気軽に受診できる。医療保険のない人なんて考えられない。また、高齢者や高額医療を受ける患者さんへの補助もある。それは素晴らしいことだと思う。が、だからこそ?なのかな?9時半の予約なのに、待合室はわらわらと患者さまやその家族でごった返し、結局、母が呼ばれたのは11時半であった。その間、母は車椅子。何度か座り直しを行うのだが、本当にこれは苦痛極まりない。これは今に始まったことではなく、これまでも他の病院、クリニック、個人医、どこへ行っても同じだった。アメリカでは考えられないことだ。もちろんERは別だが。

そういうわけで診察まで2時間以上も待たされ、やっと会えた担当医だった。が、診察をしない。体に触れることもない。母に優しく挨拶はしてくれた。が、その後はわたしたち家族に「お変わりないですかー」それだけであった。しかも、「薬はあちらでもらっているんですよね」と。愕然とした。オイオイ、担当医はあなたになったんでしょう、カルテには記載されていないのか!?
「それでは同じお薬を処方しましょう。2ヶ月分にしますか、1ヶ月分にしますか」
わたしはこんな診察であれば2ヶ月先で良い、と思った。が、姉は「1ヶ月に1度は診察していただきたいです」と言う。メイン介護者は姉なので、とりあえずは1ヶ月分とお願いした。だが、診察室を出て、姉にわたしの気持ちを話した。「定期処方だけなら2ヶ月分で良いでしょう、変化があればその時に予約すれば良いだけのこと。来月もまた2時間待ちをさせるの?そんな価値ないでしょ、あの診察じゃ!」
姉は、それはそうだ、と思い直したらしい。慌てて診察室へ戻り、担当医に2ヶ月分の薬をとお願いし、次の予約も2ヶ月後にしてもらった。日本の病院ってどこもそうなのか、或いは離島の医療のレベルの低さか。アメリカの医療体制もいかがなものかとは思うが、母の受診ではいつも嘆かわしい気持ちになってしまう。

長くなった。そういうわけで、土曜日、母は遅れてデイへ。かなりハードな1日だったせいか、母はその晩、倒れるようにベッドへ、その後、泥のように眠った。


日曜日。
いつものように朝、起こすと目をつむったまま返事をしない。動きもしない。少し時間を置いてまた起こすと、今度は「どこにも行かない」の一点張り。トイレへ行こう、と言っても聞かず。あらららら、機嫌悪。
姉と交替。姉が声をかける。同じく拒否。
お迎えの時間が迫ってきて、こちらも焦る。しかし母は思いっきりストライキ。

Igさんお迎え。
母の様子を伝えると、中へ入ってこられ、母に優しく話しかけられた。しかしながらこの日の母は手強かった。まったく動かない。「行きません」「動けません」手をかけようとすると「触るな!」
Igさんより、無理強いは良くない、とお話があり(それはもちろん良く知っている)、特別に1時間
半ほど後にまた寄ってみるとのこと。感謝、感謝である。

母、8時15分頃か、むくむくとベッドで動きがみられた。すかさず「おはよう、そろそろ起きようか」と声をかける。すると母、目を開けて「そうね。よろしく」と。あらららら。恐るべし認知障害。
しかし、やはりどことなく機嫌が悪い。これは多分、排泄がうまく行ってないせいだろうと予測。トイレへ誘導したが、その気配なし。
お迎えが来るまでの間、モーニングケア、そして朝食。
いつものとおりにしていることも、どこか気にくわない母。2階より下りてきて声をかける姉に「あおおに!かん、きしんに!」
姉、わたしからのお土産のシカゴカブス優勝記念の青いTシャツを着ていた。青鬼、だって。笑いをこらえる。こんな時に笑おうものなら、母は尚、怒るのだ。

Igさん、約束の時間より少し遅れて到着。母、待ちくたびれて、またまた機嫌が悪い。よろしくお願いします、と頭を下げながらお見送り。


昨夜、母、いつもの時間より10分ほど遅れて帰宅。送迎のkさん、「夕の薬が入っていなかったそうで、のませてないそうです」
「入れましたけど」と、わたし。kさんは「入ってなかったそうです」と。姉、「夕のお薬はピンクと白の・・・入れ忘れちゃったかな?」と、わたしを見る。いやそんなことはない。元看護師ですからね、わたし。そんなミスがある筈がない。「ちょっと確認しますね」と、kさん。わたしの様子を見て、渋々、という感じだ。すると。。。なーんと、入っているではないの。しかも、昼のお薬もそのまま!
「夕だけじゃなく、お昼ものませてないようですね」わたしがそう言うと「あっ、本当だ、、、言っておきます。。。」とkさん。わかってます。kさん、あなたは夕方からの勤務なので、関係ないです。わかっています。心の中で思う。

母、機嫌悪し。帳面を見ると、本日も排便なし。しかもお昼の薬(排泄コントロールの薬)は服用していない。あー困った。軽い食事を準備し、夕の薬に排便を促す薬を増量しておく。薬をのませるのも一苦労なほど、母は機嫌が悪かった。いつもならなんてことなくのんでくれるのだが。。。いろんな手違いで生活のリズムが狂うと、母は途端に調子が悪くなる。
無理強いせず、母が自分で服用するよう準備。すると時間はかかったが、ちゃんと服用してくれた。
眠そうにしていたのでベッドへ誘導。これも何度か挑戦しやっと。眠そうにうとうとしているにも関わらず「眠りません」と言うので。困った困った。

11時、母に起こされる。既に布団をはがして起き上がろうとしている。「トイレ」と言うので、誘導。もしかしたら・・・という期待もあり。が、不発。
その後、朝までぐっすり。


今朝、6時半に声をかけると速やかに覚醒。トイレへ誘導。着替え。
その後、モーニングケア。お迎えまでの間、軽い朝食をあげる(朝食はデイで食べることになっている)。
いつもの時間より10分以上経過してもお迎えなし。姉が電話をかけて確認。「別の利用者さんの訪問の後になるので遅れているのかも・・・」という返事。今はわたしがいるので時間が遅れるのは構わないのだが(姉は仕事へ行く時間をとうに過ぎている)、遅れるなら遅れるという連絡がないと、母には負担である。

いつもの時間より30分ほど遅れてお迎えのスタッフが到着。またまたIgさんであった。スタッフが不足しているのだろう。Igさん、恐縮しつつ謝られる。連絡さえしていただければ母を一旦、横にさせて待つことも出来るので・・・と話す。姉によると。わたしが滞在するこの2ヶ月はお迎えを1時間ほど遅らせて欲しい、と依頼したが、スケジュールの関係上それは難しいと断られたのだそうだ。時間の誤差はしょうがない。しかし、連絡はしてくれないと困る。これでは母の負担が強すぎる。厄介な利用者さんだと思われているだろうが、わたしたちにとっては大事な母だ。そして、それだけの金額を毎月、支払っているのだ。

内服薬を入れたので今日は忘れずに・・と伝えると、昨日の投薬ミス(抜け)は知らされていなかったらしい。むぅ。。。。

母、「待っててくれよ、すぃてぃてぃくんなよー」と言って出かけて行った。切ない。。。。








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母語録

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6/18/2017







わかとぅんよ

あおおに、かん、きしんに

たるんちゅり、通らんが




すぐにメモしないと忘れるモンだわー



*追記
にへら顔しち ぬぅーよ

*追記(6/19)
まるー あんたひとりね

*追記(6/20) 
口先女

*追記(6/21)
うなぐぬ はぎっちば かーし あぎてぃ 時代の変わてぃ
昔や くゎんきゃぬ ゆうばんしち はたらきゅん うやじ ゆうばんぬ準備しもたっとー ち ゆびが いじゃある
なまや うやぬ ゆうばん準備しち くゎんきゃぬ ゆうばんじゃがうら っち 世の中 ひっくりかえってやー
うがしゅん 暮らし あた

*追記(6/27)
ミソば カメち うつさんば

*追記(6/30)
ウヤバ ハゴハゴ シチ ヌッチュン カイ
ウバ ユムタ ボォリ ユウナ

*追記(7/1)
アオゾラ ッチ テント ナンティ ワンバ スィティヨ ッチナ
ヤンキャ イノリ ダガ シランダロ トナエララン ダロガ トナエテミ シチュランダロガ


*追記(7/4)
一番さーは たるよ
ただしんたむだか いしょ道具っか つぃかわしよー


*追記(7/10)
あん むじゃらむじゃら しゅんや ぬぅよ
(姉作のごぼうとコーンのかき揚げを見ての一言)

*追記(7/17)
セェボーリコラティ ユラユラユラユラ シチ ヌゥヨ
ナンドガ ワンバ ミオクリド ナンガ ウガシアタレバ ワンヤ シナランド
ワンバ ミオクルンガ ナンヌ セキニンド
ワカトゥンナ!


*追記(7/25)
みこんじ やしなわってぃ みしょり元気!
おわりゅん日ば 楽しみっくゎにしんかなよー
・・・終わる、ではなく、会える、という意味らしい、と、姉3と笑いあった

日付は逸したが・・・母の寝言?いくつか思い出したのを記しておく。
・キュウノツユコ ッチ タズネテイケバ・・
・ワン バンナ? チギヤ ワン バン アナンナ?

*追記(7/26)
トゥクバリタインバン インガン クヮンキャ マタンバ チ ウムティ

お客さんが来たら お茶っくゎ 出してね よろしくね(標準語!で寝言)








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最期の祈り!?

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6/16/2017








昨夕、19時35分に母帰宅。
確か昨夏にもお会いした男性スタッフ。物腰の柔らかい話し方でとても感じが良い。姉に名前を確認。彼はIgさんというらしい。
帰宅時に姉がいたおかげか、母はやや混乱している感じはあったが落ち着いている。相変わらずスタッフさんには「すみませんね、いつも違った家に送っていただいて」と言ってたけれど。

姉がいただいてきた島バナナとシフォンケーキ、お茶を母へ出す。
バナナとケーキは小さめに切ってフォークを添えて。
母、美味しそうに食す。去年の夏はまったく食べなくなって心配したのだが、食欲は素晴らしい。本当に嬉しいことだ。
しばらく座ったままTVを鑑賞。その後、母が「あぐまっさ」と。

母、8時半前にベッドへ。

その後、姉も目をトロトロとさせ、「ごめん、わたしももう寝る。昨夜、寝てないから」と。
そう言えばわたしもなんだかもう眠い。
ということで、全員、それぞれベッドへ。(はっや!!)


1時15分、母に呼ばれる。
寝ぼけたまま母のベッドへ行くと、姉1の名前を呼んでいる。mだよ、とわたしの名前を言うと、aが熱を出して、、、と言う。どうやら夢を見たようだ。
聞くと、a(姉1)が熱を出して苦しんでいる、病院へ連れていった方が良いのではないか、病気の再発ではなかろうか、神父さまを呼んで最期のお祈りをしてもらった方が良いか、、などなど。
姉ちゃん、元気に生きてるよ!と思いつつ、母ちゃんそれは夢だよ、怖い夢を見たんだね、と話す。そして時間を伝え、明日にでも電話しようね、と言うと、母は安心してまた眠った。ちょっと驚いた。母が覚醒している時間では、姉1、3、わたしは混在していて、メイン介護者である姉2だけが明白な存在として認識しているのだ。時に名前すら口に出てこないこともある。それが、夢の中で、姉1の心配をしていた。最期の・・・というのはなんだが、それでも姉1のことがちょっと羨ましく思えた。母が母として娘のことを心配している、ということ。


今朝、6時に母覚醒。トイレへ誘導。動きは悪くない。脚の力もまぁまぁあるし、ベッドー車椅子ートイレの移動も自力で出来る。ありがたいことだ。
その後、再びベッドへ。

6時45分、声かけて母を起こす。
「動かれん」

はら???機嫌悪い!!?

気にせず(気にしている風を見せず)普段どおりに車椅子へ誘導。母、抵抗することはないが嫌がっていた。むむむー。
テーブルへ誘導しモーニングケア。
「どこへ行くの」
「デイだよ。いつも行ってるところ。もうすぐお迎えが来るからね。準備しとこう」
「あんたはどこ行くの」
「わたしは家にいるよ。洗濯して掃除して待ってるね」

7時スタッフさん着。母の様子に気づき、中まで入ってこられて母に挨拶。母は「行かんち!」とやや声を荒げていたが(申し訳ない、、、)慣れたものなのだろう、意に介せず「行きましょうね〜」と言って連れ出してくれた。

硬い表情で出かける母に「行ってらっしゃい」と声をかける。

毎朝のことなのだが、何がどうなっているのか理解できない母にとっては苦痛の時間なのだろうなぁ。。。辛い辛い。辛いけど、、、行ってらっしゃい!










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停電

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6/15/2017







昨夜19:35頃、母帰宅。
また違うスタッフ。小柄な男性。車から降りてくる母の表情が既に険しい。調子があまりよろしくなさそうだと推測。
「おかえりなさい」
声をかけると顔を上げ、わたしを見る。
誰なのかわからない、と言う。名前を言うが変わらず。スタッフの方が「娘さんですよ」と言う。母は険しい顔つきのまま、「先生、申し訳ありません、いつも違った家でお手数かけます」
あらま、今日は超混乱。と、思いつつ、何知らぬ顔でお迎えする。
スタッフさん、ほとんど手を出さず。母の車椅子の後方に立ったまま、わたしのすることを見ている。そして、そそくさと出て行かれた。人それぞれ。ほぉっ、と、小さく深呼吸。

母をテーブルに誘導。お茶入れようか、と聞くと「ぬぅがんでぃ!」ご機嫌斜め。
TVは「ためしてガッテン!」を放送中。洗濯物の生臭さの除去法の紹介だった。母、「臭い、臭い、っち、田舎もんば馬鹿にして」と言う。聞こえるんだ・・と、ちょっと感心。以前は「耳が聞こえんくなった」と言っていたものだが。「TVだよ」と言ってはみたが、まぁ無駄かな・・と思いつつ、話を変えた。が、それも無駄だった。
やぁなんかごっとがなうがしうむとぅんだろが。
いやいやいや・・・!まぁいいけどー。

母が落ち着くまでしばらく待つこととする。次第に様子が脳の内部にしみいったのか?姉はどこか、と聞いてきた。もうすぐ帰ってくるよ、と話す。その後、豆腐のお味噌汁とバナナを食べ、片付ける時にも機嫌悪し。困ったこまった。

母、とても眠そうにしている。疲れたんじゃない?横になる?と何度か聞いたが「いや大丈夫」と。「お尻が痛いんじゃない?横になると楽だよ」とも言うが、「大丈夫」。しょうがないので、「じゃぁ横になりたい時に声をかけてね」と、しばらく母の隣に座って一緒にTVを見た。

と、間もなく母の方から「はんけろむ?まりのやじ」と。見ると穏やかな表情であった。戻ったか???
母をベッドへ誘導。「ありがとう。世話になるね」
いやいや、いいよ。ゆっくり休んでね。

母、8時15分頃に就寝。


姉が9時半頃か?帰宅。わたし、シャワー中。その後、10時過ぎに停電。あれれれれ。こりゃ真っ暗。
停電中に母がトイレと言った時が大変だーーー、と思いつつ、回復する様子もないのでわたしたちもベッドへ。

2時頃、母の声で目覚める。いつの間にか電気が戻っていて、TVはついたまま、部屋も煌々としていた。母に時間を伝えると、「あらそう、ありがとう」と、再入眠。


今朝もぐっすりと寝ている。
6時40分、母に声をかけトイレ誘導。姉が「わたしのやってる方法を教えるね」と、デモンストレーション。素晴らしい!!介護素人だった姉がこの1年で独自のスタイルを見出したよう。心底、感動した。

その後テーブルへ誘導し、モーニングケア。
7時にお迎え。最初の夜に会った男性スタッフ、Iさん。
母が「どこへ行くのか」「なんで行くのか」と言っているのを聞き、お部屋まで入ってきて腰をかがめ、母に挨拶してくれた。ありがたい。

母、困惑の表情でデイへ。
姉と一緒に見送りながら、ちょっと今日のあの顔は不安そうだったね、と話す。それでも、デイへ行った方のが母にとってはきっと良いことなのだ、とふたりで言い聞かせた。








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6月12日から

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6/14/2017






6月12日、島入り。今日は14日、島へ帰ってきて3日目だ。
シングルドリップの珈琲を飲みながら書いている。この、シングルドリップタイプの珈琲はアメリカでは見たことがない。ふと、義母へのお土産に良いかも・・・?なんて思ったが、いやいやいや、こういうのを使う感じはないな、と思い直した。義母が、というよりも、アメ人全般が、という意味で。


母のことを書いておこう。

12日、午後7時半に帰宅。姉2はその日からわたしがいるので残業。
母の姿を見て「おかえり」と声をかける。見上げる母。いつもと違うことに気付いたらしい、少しあっというような表情。「おかえりなさいませー」もう一度声をかけた。すると、

「おかえりなさい、ませー、ちがる、ぬぅよ、やっけぬん」

はちゃー、と後悔。同時に母健在、と思う。

母に会うのは去年の夏以来だ。その間、実家は母のために一部改築。送迎が母にも家族にも、そしてスタッフにも最善なよう、車椅子用の昇降台が設置された。まずはどのように行われているのかを見学。なるほど・・・と感心。

母、やや機嫌悪し。姉不在なのが理由だろうと予測。いつものルーチンからはずれることは、わたしたちにとってはたいしたことではなくとも、認知障害のある母にとっては大きな違いで、混乱を招くのだ。
しばし、母の様子を素知らぬ感じで観察した。母に話しかけるし、答えもするけれど、大げさには反応しない。これ、鉄則。
そのうち、母の機嫌もなおった。わたしがアメリカから一時帰国しているということも理解したようだった。姉が少し遅くなることを何度か繰り返し話し、母の良いようにした。疲れているように見えるのだが、ベッドに入りたがらない。まぁしょうがない。
その後、姉帰宅の後に10時頃ベッドへ。姉が母と接する様子を見て、感動。毎日介護のベテランさん。感謝、感謝であった。姉に今夜からはわたしがメインになることをあらためて宣言。姉は感謝しながら久しぶりに2階の自分の部屋へ。
夜間、4回起こされる。11時45分、1時半、3時、4時45分頃。

13日。
姉、5時半に港へ。大会へ行く野球部の見送りなのだそう。夜4回起こされたと聞き、わぁーそれは眠れなかったねー眠いでしょう、今夜はわたしが替わるから、と言う。いやいや、母の介護で来てますから、あなたは毎晩、自分の部屋で寝てくださいよ、と話す。姉、にっこり。いや、本当に。

姉、港より6時15分頃に帰宅。意外と早くてびっくり。母の見送り方法をわたしに引き継ぐためだ。さすが毎日介護のベテランさん。正直、この1年で姉は本当に変わったんだなぁと思った。母中心の生活が身についている。それまではそうじゃなかった。

7時少し前に母のお迎えあり。
母、機嫌「超」悪し。
実は時間だからと何度か起こそうとしたのだが、その時から機嫌がよろしくなかった。「もう動けない」「どこにも行けない」「もうこのままもりしじゃ」から、「行かれん、っち!」「ぬがよ!!」「行かんっち!」「もうもりしじゃ!!」と、大興奮。
お迎えが来てからは半ば無理やりベッドから起こすことになり、その間、叩こうとしたり(ちょっと当たったかも、、、)むじきろうとしたり「むじきるど!」と言われたり。スタッフさんは根気よく、「Jさん、大丈夫ですよー」「行きましょうねー」などと声をかけてくださった。頭が下がる。
雨降りのため、かっぱをかぶせて出かける。そのかっぱも中から脱ごうとして大変だった。やれやれ。

夜7時35分、母帰宅。
母、笑顔。わたしを見るなり、「やっちゅりな?」と、ジェスチャーとともに声をかける。「今はね」と答える。島口の女性スタッフ。朝の男性スタッフさんと話しかける感じが違う。ちょっと違和感。だが、人それぞれなのだろう、と思う。

帳面を確認すると、1日穏やかに過ごされた、とのこと。へ???安堵とともに拍子抜け。あんなに機嫌悪かったのにね。不思議だ。

母に肉じゃがのやわらかいところを小さくして出す。「ご飯も食べる?」と聞くと「いやこれで十分」と。夕食は多機能でいただいてくるのだが、母はもう忘れているのでいつも何か出している。その前の晩(初日)はバナナにしたのだが。
小鉢によそった肉じゃがをすべて平らげ、母は満足そうにご馳走さま、と手を合わせた。1日横になることなく、と書かれていたので、ベッドで横になろうかと話しかけると、そうね、そうさせてもらおうかなと。
義歯をはずし口腔ケアをしてからベッドへ誘導。母、既に眠そうにしている。すぐにも眠っちゃうかも・・・と思っていたらば案の定、ころっと眠ってしまった。びっくり。

母の寝ている間に、と、急いでシャワーへ。その間に姉帰宅。母が寝ていて、姉もびっくり。
その後、わたしもベッドへ。9時半。わたしのベッドは母の部屋の隣。母が呼ぶときによく聞こえるよう、ドアを開けたままにしている。
ベッドに入ったわたしのところへ姉がやってきて「もう寝るのね?」と笑う。「朝、早かったもんね」と、笑う。「夜、起こされるかもしれんあらもう寝るわ」と、わたしも笑いながら答えた。

夜間。
母、ぐっすり。
わたし、12時頃と4時頃だかにトイレへ。母が起こしたのに気付かなかったのか?と思うくらい、わたしもぐっすりだった。母のベッドを覗くと、母はよく寝ていた。
朝になって姉に聞くと、こういう夜もあるのだと言う。というよりも、このところはそうだったらしい。が、3〜4日ほど、落ち着かなかったらしい。多分、土曜日だかの多機能での1泊が原因だろうと。多機能なので、事情によってお泊まりも出来る。姉はショートステイをなるべくさせないようにしているが、その晩はどうしても抜けられなかったらしい。いいよいいよ、そうやって利用できるからということでこの施設にしたのだから、と姉をなだめた。必要以上の罪悪感は介護者の精神衛生上、良くない。しょうがない、と切り替えないと。


今朝の母。ご機嫌であった。
姉が6時には出勤。姉と話した後にも少し寝て、6時45分、母を起こした。温かいタオルで顔と手を拭いてもらって口腔ケア。お茶を出して飲んでいるところへ母のお迎え。今朝のスタッフは若い女性。
雨降りでまたカッパをかぶせる。も、母はおとなしくカッパを着せられて出かけて行った。こんな朝早くから・・・と不憫にも思うのだが、デイで大勢と人と会うのは母にとって嬉しいことらしい。ボール遊びをしたり島唄を歌ったり運動したり洗濯物をたたんだり。家にいてもベッドと車椅子と行き来するだけでわたしひとりといるより良いのだと思う。


昨日の朝、慌てて出かけたので薬の入ったパウチを入れ忘れてしまったのだが(後からスタッフが取りに来られた)、今朝は準備万端。
わたしの介護生活は、こうやってゆるりとスタート。













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6/5/2017







去る6月1日に仕事終了。
補習校の方も3日で終了(補習校自体は10日までなのだが代講をお願いしてある)。

というわけで、わたしの夏休みは昨日から始まっている。
外は快晴。気温88°Fで結構、暑い。

明後日から日本へ帰国。
今回も2ヶ月滞在予定。
母の調子はまぁまぁ良いようだ。




次の投稿は多分、日本からになる。予定。














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