昨夜は居酒屋に(すみません、詩のブログでない感じの投稿が続きまして……)。 日本酒を飲もうということで店員さんに聞く。 「この一ノ蔵さんのお酒は、今夜限定ですよ。たいへん美味しいです。実はこのお酒は、一ノ蔵さんの儲けがなくすべて寄付されています」と教えてもらった。 なんとも素晴らしく粋な酒蔵「一ノ蔵」さんなのでしょう。 もちろん、美味しくいただきました。 まだまだ、復興途上なのを忘れてはいけませんね。
被災地でのストレス度を調べるのに採取し易い唾液が有効的であるという。すでに唾液アミラーゼモニターなるものが存在する。ストレスが急激にかかると身体を防御しようとアミラーゼ等が増え、その数を調べストレス度が確認できる。今は、そのストレス評価法の開発が進められているらしい。このことにより、被災地でのストレス障害に有効な治療ができるようになるという。 震災を経験、防災からの未来フォーラムということで、辛い過去があるが確実に前へ進んでいる分野を糧にすることも大事であろう。後ろを忘れず前に歩く。
世界防災フォーラム/防災ダボス会議@仙台2017 スイスのダボス会議と連携して防災の具体的な解決策を創り出すフォーラムがある。世界へ「BOUSAI」の浸透を目指すという。 実践的防災学でのお話を拝聴。 一本のマグロが食卓に並ぶには、解体する「技術」が必要である。火を使わずに電子レンジを利用する調理には「発想・想像」があった。防災学にも「技術・発想、想像」が必要であり、科学的知見から社会実装となる体系化と教育が重要。 うんうん、なるほど。詩の世界でも「想像・技術」は必要であろう。
防災シンポジウムのお昼休憩時間ということで、 福岡から来たラーメンチームの 『救州ラーメン』をいただく。 五百円で豚骨ラーメンを満喫、ご馳走さまでした。 展示場は賑わっていました。 災害、防災に興味をお待ちの方が多く あらためて日本は地震等の自然現象と共に生きる民族だと。。。
東北大学災害科学国際研究所、通称IRIDeS(イリディス)。そのロゴマークが深い。「災」の字を反転した文字になってあり「禍を転じて福と為す」から「災害転じて……」ということなのだろうか。 詳細はこちらへ (ちょっとスクロールして下さい) ↓ http://irides.tohoku.ac.jp/outline/index.html
「熊本地震はなぜ起こるのか」 東北大学災害科学研究所の説明によると、九州は北と南に陸がそれぞれ引っ張られていて、今も一年で2㎝ほど動いているそうだ。いずれは九州は二つに分かれてしまうと言われている。その活動によって起きたのが熊本地震であるという説明であった。 この地震により、今まで分かっていた活断層以外が多くあるということを知り、今後の調査・研究を進めていかなければ、というお話が聞けた。とても分かりやすく納得するのであった。
いざ、『仙台防災 未来フォーラム2017』というわけで、ホテルより現地へ歩いて行こうとしたが、時間がギリギリということでタクシーを使う。そのお陰でタクシーのドライバーさんより話が聞ける。「釣り好きで、千葉からこっちに来たんだけどね。震災でやられてしまった。怖くてねえ、今は田舎の方に引っ込んで一時間以上かけて仕事に来ているんだよ。震災後は取材班のタクシードライバーを半年したよ。取材班の人達は現地の人でないから、食物の買い物も控えてくれ、と言われていて私もそれに付き合ったから、毎日カロリーメイトと水の小さなペットボトルで腹を空かせて仕事してたよ。みんな人生が変わってしまったよ」と震災での声が聞けた。しみじみと六年か、と話されていました。 また、釣りが楽しめる時が来るといいのだが……。