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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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火曜日に詩を書く

スレッド
火曜日は不思議
月曜日より気持ちがどんよりして
詩を書かない頻度が高い

自分が書かないのなら
掲示板に投稿されている
誰かの詩を読もう
そう思って覗いても
新しい作品はなかったりする

今日は火曜日ということで
もう詩という気分でなかったが
敢えてそこに仕掛けたくなるのは
私の性分なのだろうか
一丁やってみますか
それでこの詩を書いているが……

火曜日というのはやはり
想像力を吸いとってしまうのか
カピカピの発想しか出てこない
姑息に姑息をのせ
継ぎ接ぎだらけの詩になりそうだ

やる気のない魔物がいて
そいつと戦ってへなへなになって

燃えるような火ではなく
明日に水で消される
現実に面食らってのことか

火曜日は無気力に働いても
詩を書く者としては
この二十四時間が
修練の時かもしれない

火曜日という雰囲気に
負けてはいけない
いつでもどんな時でも
詩を書き続けよう

この詩もぼちぼち仕上がるぞ
火曜日になんか負けていられないぜ

#詩

ワオ!と言っているユーザー

君の詩は

スレッド
どんなきれいな言葉を連ねても
澱んでしまうのは
きれいな詩を書こう
なんて思ってしまうから

そこにひとはもう飽き飽きしている
君の千作品を読んでも
同じ詩にしか思えないのは
頑張って詩を書いているからさ

頑張らない努力を知らないから
そうなってしまうんだよ
君はどこかで自分の詩に酔いしれて
恥ずかしの園にいるのさ

詩を書いて充実を得ようなんて
甘すぎるんだよ
そんな次元で言葉は生まれないし
心が詩にあっては駄目なんだ

息を吸って吐くように
自然に言葉を出し入れして
詩を書く感覚すらなくすことから
始めなくてはならない

君はまだ詩を書いていないんだ
やめた方がいいよ
詩を書いている振りなんて

#詩

ワオ!と言っているユーザー

ひと山

スレッド
今朝は底冷えのない
新しきを知るような香り
まだまだ油断はできないが
少しずつ春へ向かっている

冬という山
今年も越えてひとつ
おおきくなっていく精神
縮んでいく身体
心身は歳相当のながれに
任せてながら変化を知る

重ねる日々に
昨日と違う今日の自分
その気づきが年々よく見えてくる

歳をとるのも悪くはない
見えなかったものが
見えてくるのだから

だから見逃せない
自分の仕上げを考えたりする

もう少し寒さに耐え
年輪の波状を変化させ
心身の順応で
乗り切っていこうじゃないか

#詩

ワオ!と言っているユーザー

カントリー

スレッド
砂ぼこり
切ないカントリーが流れ
僕はギターを背負って
目指すところがあるんだ

想い出は想い出のまま
何も変わりやしないのさ
古巣ではいつでも
バンジョーとギターが弾けて
僕の弱さを包んでくれる

何処にいても
音楽が耳からは離れやしないさ

都会ではどう響くだろう
僕の世界の向こう
伝える喜びに微笑みながら
声を高らかに歌うのさ

飛ぶことを忘れようとする
鳥にはなりたくなくて
今は振り返らずに
僕に流れるカントリーともに
旅立つのだから
何も恐れることはないさ

ただこの切ないカントリーに
涙を流したことだけは忘れないよう
歌っていこうと思うんだ

#詩

ワオ!と言っているユーザー

新しい詩

スレッド
ほぼ毎週のように図書館へ来ては、本を読まずに詩や小説を書いている。しかし、今日は島崎藤村の本が無性に読みたくなる。どうしたらあのように綺麗かつ透き通った描写ができるのだろうか、と。

『作家の随想』という本を手にとってみた。やはり、そうであったか。藤村は松尾芭蕉に影響を受けていて、ふたりの重なる匂いを感じていた直感は当たっていた。「芭蕉の散文には何とも言って見やうもない美しいリズムが流れて居る」の藤村の言葉であるように、憧れとどのようにしたらあのような美しい言葉が綴れるのかという疑問を持っていたことが記されている。藤村が芭蕉へ感じていることを、私は藤村にも感じている。言葉の世界は孤独な世界より二つ、三つと広げていく謙虚が芸術表現を豊かにするのであろう。

「言葉の術」という見出しのところ。
「詩を新しくすることは、私にとっては言葉を新しくすることと同じ意味であつた」、「旧い言葉を壊そうとするのは無駄な骨折だ。ほんたうに自分等の言葉を新しくすることができれば、旧い言葉は既に壊れてゐ。この考へが私を導いた」と藤村は語っている。そして、言葉は活きかえって来ることの深い喜びを知ったという。

「新しい言葉」。それは、言葉の感じの鋭さであり、言葉というものに重きを置くほど言葉の力なさ、不自由さを感じることになる、とも藤村は語っている。
私はこう考察する。「新しい言葉」が「新しい詩」、「美しい詩」に成り得るためには、自分の中にもともとある感受への気付きと、その空間世界への弛まぬ求めが必要なのだろう、と。旧きを壊すことではなく、自分の旧きを引き出すことが新しい自分、新しい詩というこになると確信した。

そんな今日の読書、有意義に過ごしては、暮れてゆく窓辺。




参考図書『作家の随想4/島崎藤村/藪 禎子 編』日本図書センター

#雑記

ワオ!と言っているユーザー

幸せな猫話し

スレッド
あれっ、夢と花がデカくなっている。

ある日、突然にウチで飼っている猫が巨大化しているのだから、もうびっくりだ。でも、これが現実なんだから普段のように暮らさなければならない。ああ、猫ちゃんのトイレを片付けなければ。「がちょーん、ウンコ、デカっ」いったいなんだよ、このデカさは。俺の大きさの三倍ってところだな。しかも臭いし。どうすればいいんだよ。トイレでは流れそうにないし。とりあえずビニールを二重にして縛った。オシッコは……。「ああ、ダメだ。風呂場で処理だな」。こんなこんなで、いつもこんなに大変だったかな、と思うが「これ、リアル日常だよな」とあきらめる。


「ビヤーン!」、「ガビョーン」と夢と花が俺に近づいてくる。なんだろう、いつもヤバイなんて思ったことないのに、これっ、ヤバイ。ジャレてくる二匹。おっと背中を引っかいている。多分、キズが深そうだ。でも、あまり痛くない。顔面もやられた。ヤバイ、ヤクザみたいになってしまう。二匹が俺を猫パンチで倒し、のっかる。ああ、重たくて息ができない。あれっ、首あたりを齧られている。俺はメスじゃないぞ、夢。おいおい、おいーい。俺を食べるなよ。餌がないからって、頼む、食べないでくれ。ちょっと待てよ。全然、痛くないし、食べられていること自体がそんなに嫌なことでもない。俺は夢と花に食べられている。意外とこれは幸せな終わり方なのかもしれない。幸せな。そう幸せななんだ。

「なあ、夢、花。俺は癒されているぞ!」
#詩 #雑記

ワオ!と言っているユーザー

オアシスを聴きながら

スレッド
頑張れのかわりに
手拍子が聴こえてきました
イヤホンから流れるライブ演奏は
感情に合わせて入ってきます

オアシスには随筆感があり
大人のちょっと手前
僕らにあるジレンマと
これからを考えています

小さな歴史の彷徨い
投げやりのファッション
口には出さないが
笑い声に重ねた叫び声は
冷たい風に隠しながら
進んで行くのです

それが僕らの飾らない
パッションなのです

#詩

ワオ!と言っているユーザー

床の掛物

スレッド
床の掛物
『無乃是詩人』
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

床の書

スレッド
床の書
『長き日を語りつくせや不二の山』
#詩 #雑記

ワオ!と言っているユーザー

蝋梅

スレッド
冬は厳しくとも
蝋梅の直線な香りの園

ブロック塀から頭をだす
凛としたリズムで咲き誇り
夢開かんとする望み
愛おしい黄色の
アンㅤドゥㅤトロワァ

寒ければ寒いほど
優しく遊んでしまう眼差し

寒空なんぞと
空に向けて手を広げ
お茶目にお辞儀すれば

香りに誘われ
冬も良かれと頬を寄せて

#詩

ワオ!と言っているユーザー

悲しみのずっと先

スレッド
君はそこで待っていると言った
僕はまだ生きていて

肩透かしの後
脱力したカラダ
赤や青や緑が抜けて
入れ物は黒と白ばかり

初めての喪失から
続くのは
モノクロのフラッシュバック

太陽は教えてくれない
空は教えてくれない
海は教えてくれない

ねえ
君は確かに言っていたよね
そこで待っていると

ねえ
でも僕はどうやって
そこに行けばいいのかい

ねえ
僕は初めて悲しいんだよ

#詩

ワオ!と言っているユーザー

詩をひとつ書こう!

スレッド
さあ行くぞ
今は絶好調だ

iPadの画面は明るくして
スラスラ書き込んで行け自分

新しい世界観

そんなもんほぼ無理だけど
今は絶好調なんだから
なんかスカッとする
表現ができるかもしれない

さあ行くぞ
詩の神様なんていらない
絶好調だからさ

さあ行くぞ
スペシャルな詩をドカンっと
打ち上げちゃうぞ

「それでは自信満々の齋藤純二さん、
詩の方をひとつお願いします」

え〜と
そうですね
では「接続語」という詩を



接続語


では、では
むしろ、それはともかく
結果、というものの
右、左
としても、されど
前方、後方、だが
しかるに、当然
同様に、かと思えば
とたんに、したがって
こうして、あちら、こちら
まさか、まさか
引き続き、受けて

では、では、結論をいえば
おかけで、だから



……どうもありがとうございました



絶好調どころか
どうやら撃沈らしい自分。。。

#詩

ワオ!と言っているユーザー

いわゆるひとつの、でない詩の

スレッド
もう詩を書くための
力量とか才能とか
拘っているようじゃ
つまらない

詩は構成力というが
そんな的はずれなことはない
構成が崩れているところが
魅力ではないか
外れた感じが素敵だ

いわゆるひとつの、でない

加工された感情なんていらない
喜怒哀楽を飾ってしまったら
繋がっていない純粋な
言葉の良さが消えてゆく

どれだけその詩が生きているか
活きているかじゃないか
伝え方ではない
叫びやメッセージは
カタチなどどうでもよい

必要なのは言葉から離れること
その先の一歩を踏み込んで

勘違いしないでほしい
詩を書く人たち
そして、私

いわゆるひとつの、でない

ワオ!と言っているユーザー

大寒

スレッド
寒さは本領発揮
朝の布団の中まで影響され
ぬるま湯に浸かっているように
寝床から出ることは出来ない

それでも気合をいれ飛び出す
カツカツとなる歯

半ズボンで冬を過ごした
小学生の頃が懐かしく頼しい

二十代、三十代、四十代
電車が混んでいれば
冬でも汗をかいていたが
最近は帽子を被り
手袋をしたままでも
一向に暑さは感じなくなる

変わってゆく身体
寒さに弱くなっていく精神

せめての温もり
ほっと缶コーヒーを流し込み
自分にご褒美を与えながら
寒さに耐えようとして

足りないもの
冬の寒さに対し足りないもの
今の私には何が足りないのだろう

吸い込む空気が
身体を凍らしてゆく冬の朝

#詩

ワオ!と言っているユーザー

逃げコーヒー

スレッド
職場に着く
逃げる逃げる
とはいうものの
ロビーで缶コーヒー
この数十分が好きなんだ

あと三十分ある
一口、コーヒーを

あと二十分ある
一口、コーヒーを

あと十分しかない
一口、コーヒーを

こんなことを
三十年もやっている
逃げながら何を
蓄えているのだろう

さあ
缶コーヒーにキャップをして
そろそろ行きますか

いや、その前に
もう一口、コーヒーを

#詩

ワオ!と言っているユーザー

始まる

スレッド
一歩、外はもう凍る準備のできた匂い
たいして収穫のない週末を引きづり
踏み出せば一通のメールに気づく

おはようございます、と
温かいお言葉を頂いたのなら
背筋が空へ向かう思い

私は今日もありがとうございます、と
前に進むことができる
感謝しながら始まるよ、一日が

#詩

ワオ!と言っているユーザー

想い出を信じて

スレッド
フロントガラスの向こう
小さな子どもとお父さん
車の中まで遊ぶ声が聞こえてくる

その光景を
ついこの間のように想い出す
走って、転んで、泣いて、笑って
息子に振り回され
おーい、と言って追いかけた


用を済ませた帰り
なんとなく公園に立ち寄り
駐車場でシートを少し倒し
昨日のことを想い出していた

就活でリクルートスーツが必要でさ

私の分身のような体格で息子が言った
そして、紳士服店への道のりをふたり歩く

働き出せばそこにも生き甲斐があるだろう
しかし、厳しいことも多い
就職すれば背広に身を包み
七人の敵と戦い
自分を押し殺すかのように
仕事をこなして行かなければならない
当然と言えば当然なのだが

時間は足早に過去を綴っていた
ズボンに穴をあけて
遊びまわる息子を目に浮かべていると
一人前になろうとする喜びがあるのに……

なんだか寂しい気持ちになるのは
おかしいよな、と思う
そんな父親の私がいたりする

街を紅く染める夕日
何かを伝えたいように色は濃くなり
ふたりを包んでいた


ああ、我が親子の想い出
そこで養った力を信じようじゃないか

自由だった時間たちが
息子を大人にする最高の武器となり
社会の中で輝いて行くだろう


さあ、帰ろう

#詩

ワオ!と言っているユーザー

油断大敵ㅤクシャミㅤ腰痛

スレッド
台所に立ち
昨夜の食器を洗っている
足から冷えてきて
洗い上がる時間ばかり
計算している

あとは
すすぎ洗いすれば終わる
そんな時に油断は襲う

クシャミだ

その瞬間
大声で叫んだ
うおっ


座り込んで
動けなくなる
腰をやってしった

これで一週間は
キツい
日々になってしまう
お先真っ暗だ

急性腰痛は常連だ
湿布を貼り
コルセットを巻き
安静
しかし適度に動く

これが私の対処法
年齢の数以上にやっている

普段から気を付けて
いるつもりだが
こればっかりは
避けられないようだ

以前は犬の糞を
拾おうとして
腰が
固まったこともあった
ちっとも笑えない

そして今
布団に横になり
なぜかどこからか
目覚まし時計の秒針が

ヨイショ
ヨイショ
ヨイショ
ヨイショ

と音を響かせている

誰か
その時計を
どこかへやってくれ
うるさいんだ

おーい
誰か


立てないんだよ

#詩

ワオ!と言っているユーザー

スレッド
魂
魂のイメージ。
まず魂の色は何色だろう?
私は「青」。
だから温度も低め。
炎の魂は、なんか違う。
まったくの個人的意見。
まあ、これもイメージなので、皆さん違うのだろう。
ん〜、黄色のイメージは一番、遠いところにあるかなあ。。。
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

雑記。。。

スレッド
焦る。締め切りが迫る。なのになんか書いている。

ああ、またやってしまった。月一の一作に躓いてしまう。ここに何か法則があるのだろうか。気合を入れて詩を書いていれば、「よしよし、なかなかいい感じだ!」と思った瞬間に大きな疑問が発覚する。数日前にAと言う詩では、黒という事象にマルと言っていた。しかし、今書き上げたその詩をじっくりと読むと、同じ黒い事象にバツと言っている。客観的に考察すると矛盾が生じている。しかし、私はひとりであり、ひとりでないことを知っている。それが多重人格という訳ではなく、そもそも事象につきふたつ以上の相違な答えも許容してしまうからだろう。あなたに対する答えと、自分に対する答えは違っている。これを理解してもらうのは至難の技だろう。だって、この文章すら何を書いてんだ、って感じになっているのだから。

矛盾、それは矛盾。私の中では、矛盾しているというより許容範囲だ。まあ、なんと思われてもいいだろう。矛盾と思われている詩も私なのだから。そろそろ、送信しなくては。。。
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

音波

スレッド
ピアノの音は波になり
君に寄り添っては浮き沈み

しなやかだった指
もう僕には絡まない
涙が面影を追いかけて

幸せの音
想い出そうとすればするほど
遠く取り戻せない刹那

風に吹かれる旋律
心情は寂しさの波を象る

海になった君

どうか許して欲しい
過去に生きてしまうことを

鍵盤を沈めながら
僕は君の波間に揺れている

#詩

ワオ!と言っているユーザー

朝の歌

スレッド
イヤホンの冷たさが
朝の厳しさを伝え
飽きもせず同じ歌ばかり

すでに疲れ果てた労働者の皆さん
電車で揺られた視線は
現実を離れた場所に向けられて

哲学に蓋をして
繰り返す日々の疑問は
最初から知らなかったことのように
答えを求めるようとはしない

社会に沿って自分を守っている日々
だけど朝ぐらいは何処かに逃げていたい

飽きもせずに同じ歌ばかり
止まった時間に少し自分を取り戻し

#詩

ワオ!と言っているユーザー

道から

スレッド
アフリカで旅人が
トラックの荷台に乗っている
そんな映像を見ていた

轍のある土の道沿いには
ぽつんぽつんと家が建ち、村がある

歪んだアスファルトの道沿いには
家や店が建ち、町がある
そうか
道が村や町をつくり
生活の地図を賑やかにするんだ

ひとが歩き、自転車が走り
バイクが走り、自動車が走り
トラックが荷物を運び都会をつくり
ひとが目的を果たす道がある

道をつくることから始め
私たちは歩きだす生き物なのだろう

#詩

ワオ!と言っているユーザー

冬の種

スレッド
冬の種

春をまつ冬の寂しさに
僕は狼狽えている

春を生む冬の強さに
僕は憧れている

冬に積もる感情の欠片
僕はその下に
ふたつの種を植えている

希望と不安

#詩

ワオ!と言っているユーザー

今晩は豚汁だ

スレッド
ごぼうや里芋から土の匂い
大地の神秘を感じながら
皮を剥いていく

豚肉を炒め
野菜を炒め
出汁を入れて灰汁をとり
生姜も入れてみよう
冬にはこれだよな

台所に椅子を持ち込み
音楽を聴きながら
夕ご飯の支度をしている

毎日のことだから
楽しくやろうじゃないか
台所はピカピカにして
気持ちよく手際よく
たまに言ってくれる
家族の「美味しい」を励みに
今日も台所でトントンと
包丁の音を響かせて

味見をすれば
不安と期待を想像しながら
味噌を少し足してみる

よしこれで決まりだな

おーいㅤご飯だぞ

手は洗ったか
ご飯は自分でよそってくれ
ああ箸もよろしくな

それじゃㅤいだだきます


#詩

ワオ!と言っているユーザー

ボスニアの彼は心が豊かだった

スレッド
どこから来たんだい?
英語でハンサムなアングロサクソン系の男性が訊いてきた。「ジャパン」というと、彼は自分を指さし「アイアム、ジャパニーズ!」なんて冗談で笑わせてくれた。

先月、タイ国のピピ島というおもに観光でひとが集まる島へ日帰りで行った。フェリーに乗り一時間半。対面式の客席では、私の前にボスニアから来たという夫婦がいた。奥さんは妊娠していてお腹が大きく、旦那は優しくエスコートしながら身の回りのことを手伝う。でも、ボスニアといえば民族の対立による内戦があって、今も問題を抱えた国だという認識だったが、この夫婦は世界を旅しているようで、二日後には日本へ渡るというのだから裕福な家系なのだろう。

お互いにフェリーでは写真を撮り合い、拙い英語に付き合ってくれて楽しい時間を過ごすことができた。そして、お別れに「シーユーアゲイン、インジャパン!」なんていって微笑んだ。お互いのタクシーに乗りホテルへ向かった。ホテルにつき、久々に海でお魚さんと遊びクタクタだった。玄関のドアを開けようとした。

あれっ、隣の部屋に誰か入ろうとしている。おっと、さっきの夫婦じゃないか! 思わず「ヘイッ!」と叫ぶ!

男性が一言。
「イズディス、ジャパン?」

大受けでした。ほんとうに。こんなことがあるんだなあ、と。約束はしなかったけど、もしかしたら日本で再会するかもしれない。その時は、「フェア、イズ、ディス?」と訊いてみよう。彼はなんというだろうか。。。
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

雪が。。。

スレッド
雪が。。。
疎らな雲。
間から明るい陽だまり。
でも雪が降ってきました。
今日は愉快な天気だ。
そして、絵を描く充実。
#詩 #雑記

ワオ!と言っているユーザー

詩の朗読会

スレッド
二月にとあるところで詩の朗読をすることになった。持ち時間は三分ということなのだが、はてどんな詩を読めば良いのだろう。ちっとも想像がつかない。そもそも私の詩には「これが自分の詩だ!」という作品はなく、こっち方面やあっち方面の作品といったように収まりがないのをひっくりめての表現なのだから。なので、三分でひとつの作品を読むとなるとどんな詩にしようか、頭が痛くなる。どんなことをその場で伝えるのか、ん〜難しすぎる。。。

私の他にも十人くらい朗読をされるらしいから、作品の香りが被らないことは気をつけようと思う。なら、ノリをとるか、不思議をとるか、ずとんっと重ためか、あっけらかんか、近未来的か……

まあ、その場の雰囲気で選択しようかな。。。

それにしてもひと前で詩を読むなんて、中学生の頃が最後だったのでは。ところで、どんなふうに読めば良いのだろう。まず、カッコつけたのならズッコケるに違いない。だが、たんたんと読んでも面白くないから、感情を入れて読む?
いやいや、これまた難しい。とりあえず伝わるように読むことを心がけよう。それプラス、楽しそうに。。。

緊張より、楽しみが支配するこの感覚、私もおっさんになったもんだ。心のどこかでウケを狙っているのだから。そして、現実に打ちのめされる。それも良し。やはり、楽しんでしまうのだろう……
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

ラーメン中毒

スレッド
ぜひ
聞いてほしいことがある
僕にとっては重要事項
満たされないと狂ってしまいそう
そんな話があるんだ

カレーライスを食べたい
そこは我慢ができる

でも
ラーメンを食べたい
そこは我慢できない

しかも
朝起きたらすぐに
この気持ちを抑えきれない

初恋の彼女を想う気持ちなど
比にならないほど愛おしい
ああ、ラーメンよ

冷たいメンマを箸で沈め
麺を掻き出すと湯気があがり
汁から飲む?
いや、ラーメンは麺からでしょう
ズルズルと音をたてて
すぐに飲み込まないように
噛むことを心がける
少しニンニクを足して
ごめん臭っ、と思いつつ
エネルギーチャージ

今は何時だ?
まだ七時ではないか
開店まで四時間もある………

なら、ラーメンの話をしよう
ラーメンの詩だ

今は何時だ?
詩を書き始めて十分しか経っていない

おお、ラーメンの神よ
僕にラーメンを与えください
そうでないと……

今は何時だ?

今は何時だ?

今は……

#詩

ワオ!と言っているユーザー

ブロクを始め四ヶ月

スレッド
ブロクを始め四ヶ月。。。
時が過ぎゆくのは早いものですね。
読まれているだろう、詩を書き三百作ほどアップしました。
一年で千作ほどアップする目標ですが、ん〜、ちょい厳しそうです。
まあ、数打ちゃ当たる精神だったので、
あまり意味のない目標だったということにしておきます。
まだまだ皆様が元気になるようなモノには
ほど遠いかもしれませんが精進してさらに詩を書いていこう、と。
お付き合いくださると幸いです。

総アクセス数が三万をこえ、ありがたき幸せをありがとうございます!
今後とも『詩は元気です★』を宜しく!
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

凍る詩

スレッド
今日はどうやら冷え込むそうですよ
「寒い」と言えば
その文字が
氷になって頭へ落ちて来ます
注意してくださいね

六十年に一度
太陽系もびっくりの超大寒です
繰り返しますが
言葉が凍ってしまうくらい
寒くなってしまうので
外へお出かけの時は
くれぐれもご注意ください

でも、嬉しいこともあり
言葉が凍ってしまうのですから
雪の上に言葉をどんどん落とし
詩を完成することができます
ただ言葉を発したら
すぐに氷を避けないといけません
わりと落ちるタイミングが早いのです

題名は大きな声で言います
すると大きな文字が落ちてきます
あとは詩を朗読しながら
言葉を落とし行や連の間隔を見て
原稿用紙に書くように
文字を落としてゆきます

そして、高台から作品を展望すると
壮大な作品が出来上がって
胸を躍らせるのです

さあ、お試しあれ
素晴らしい一日となりますよ

#詩

ワオ!と言っているユーザー

今年は酉年。。。

スレッド
今年は酉年。。。
今年は酉年ということで、鳥を描いてみました。
まったく鳥には見えないが(鳥人間?)……

酉年のひとはプライドが高く、責任感が強いらしいですよ。
親父が酉年だったけど、頷けるっ!

#雑記

ワオ!と言っているユーザー

ラッキー X ラッキー

スレッド
夕暮れのラッキー
真っ赤な太陽に
うわっ
と、瞳を大きくする

場所と時間を合わせれば
そりゃ、素敵に出会えるさ
でも僕は偶然のラッキーに
とても喜びを感じる

ラッキーは
生きていてよかったがある
わかりやすい幸せ

たまたま
その時に君を見つけ
手を繋いだラッキーに
ふたりが真っ赤に染まる

最高のラッキー!

#詩

ワオ!と言っているユーザー

リピーター

スレッド
動くLED電光掲示板
繰り返すオススメの文句
一向に進まない世界に
通り過ぎてはため息をついて

あなたは心が揺れることに
強くありませんから
昨日と違う今日と思い込んで
私のマンネリズムも勘違いされて

ところで
上手に歩いていますか
上手に存在していますか
飽きもせず自分をしていますか

あなた自身を繰り返し
変わるのではなく
足し算することの方が多いのです

さあ明日もお会いしましょう
私と同じようになぞる板で
滑りながら繰り返して

#詩

ワオ!と言っているユーザー

君と海を……

スレッド
君と海を……


溺れやしない
安心の浅瀬が続いて

僕らは手を離さずに歩く
伝えたい言葉すら
忘れてしまうくらい素敵で

君の描いた絵を進みながら
僕は幸せを噛みしめ
想い出の涙に揺れている

ゲンジツ・ハ・スデ・ニ・ユメノナカ
マドロム・ハ・イマ・ヲ・ウミノナカ

ケド・ムジョウ
ソレ・ハ・ムジョウ
サメル・ムジョウ

到達してゆく
儚き果てある床(とこ)

ユメ・ハ・スデ・ニ・シニハジメ
ウミ・ハ・ドコ・二・キエテユク

幻で堅めた君の抜け殻は
いとも容易く哀れに埋もれてしまう

ただシーツを握りしめていた手
繋いでいたはずの救いは虚しく
冷たく平らであるだけで

#詩

ワオ!と言っているユーザー

螺鈿蝶々

スレッド
螺鈿蝶々
お絵かきアプリで
超極細で線を引き色を出しました。
一時間ぐらい集中していたようです。。。
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

なぜか犬猫に好かれる

スレッド
なぜか犬猫に好かれる


昔から犬猫になぜか好かれる
だから膝の上に猫をのせていると
なんで、お父さんばっかり
と、家族にやきもちを焼かれてしまう

学生の頃
学童保育でバイトをしていた時
今日は団地の学童へ行ってください
と、言われ初めてそこへ向かった
建物の横には鎖に繋がれた犬がいて
近寄ると懐いてくれて
撫でると気持ち良さそうにしていた

すると、部屋の中から
学童保育の先生が出てきて
あらっ、驚いた
ケンが吠えないなんて初めて
そんなこともあるのね
と、言われたこともあった
確かに配達のおじさんには
メチャクチャ吠えていた

十五年飼っていた犬とも
いつも同じ部屋で寝ていたし
その前にいた猫も
私のそばにいることが多かった

ひとにはそんなに
好かれた記憶がないが
どうも犬猫には好かれるみたいだ

私の何が犬猫に好かれるのだろう
言葉にしてくれたら
きっと新しい発見があるだろうけど
知らないほうが良いのかもしれない

体臭が好まれるとか
聞かないほうが良いことかもしれない

そして、今も猫二匹が
私に纏わりつき
気持ち良さそう寝ているのだから
こりゃこりゃ、幸せなことだなあ
と、この詩を書いている

#詩

ワオ!と言っているユーザー

暗い朝から

スレッド
夜が明ける前の静けさ
新鮮すぎて怖い空気の中
子どもだった私は親に連れられ
上野駅へ向かう
夏休みになると列車に乗り
母の実家
山形に行くのである

とくに嬉しい気持ちもなく
上野駅のホームにしゃがみ込み
自由席の列に並ぶ

ドアが開けば走って
座席を陣取る
それは子どもらの役目だった

向かい合わせの座席
床に新聞紙をひいて
そこに兄と横になってひと眠り

この先の長い長い旅路
移り変わる景色にも飽きて
駅弁を食べてしまえば
時間が重く退屈だけが遊ぶ


夜が明ける前
今は冬だというのに
あの頃のことを想い出している

静けさの中にある
恐縮した心持ちの器には
自分の足音がカツンカツンと
決められた日程だけ
響いていた

#詩

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不壊ひとり

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冷たきの
冷たき無くし
ひとひとり

忘らるる
ことさえ無くし
いざ行かん

冷たきの
冷たき無くし
ひとひとり

#詩

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奪われたい時間

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今宵は映画
布団へ入りタブレットを横に

気分にあったストーリーのものを選ぶ
これにしようか、いやこっちにしようか
満足できそうな時間や充実を探す

二本の邦画
とくに派手な場面もなく
どこにでもありそうな日常
誰にでもある感情を俳優が表現
地味な喜怒哀楽

時間と場所とひとが重なる
感じたことのある空気を感じ
言葉にならない感情を楽しみ
ゆっくりと流れていった

あのひとは何を考え
何を思っているのだろう
自分の中にもある他人の自分
入ったり抜けたりする映像

どんな映画を見たんだい?

そう言われて困るような
映画を二本

記憶からすぐに消えそうな
それでいて満足を得た映画を

#詩

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タイ国のバナナは濃い黄色で甘い!

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タイ国のバナナは濃い黄色で甘い...


タイ国は夏だった。
鼻の頭が日に焼けて帰って来たら、やはり日本は冬。

島では、小学生が木の伐採や仏像を掘って仕事をしてる。
ちっとも可哀想なんて思わない。
みんな目が輝いている。
幸せは比べられないが、日本は先進国と言いながらも
住みやすい国なのだろうか……
#雑記

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雪だるま

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雪だるま

今年はいつ頃、雪が降るのだろう。。。
なんだかいいおっさんが雪あそびしたくなる。
雪は私の気分を変えてくれる気がして。

雪の上
冷たき雲の
パラダイス
#雑記

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玉(ぎょく)ください

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若き頃
浅草の知らぬ寿司屋に入った
カウンターに座り玉子焼きの握りを頼む

玉(ぎょく・出汁と魚のすり身が入っている)ください

へい、お待ち

かなり厚めの玉子焼きだった
んん、美味しくて安い
また玉子焼きの握りを頼む

へい、お待ち

んん、美味しい
玉ください

へい、お待ち

そして、また玉子焼きを頼もうとした時
板さんがしびれを切らしたのか

こちらに新鮮なネタがありますよ

ネタケースを指さし言った

でも、なんだか高そうだな
俺は玉子焼きの握りを十貫ぐらい食べて
この店を出ようとしていた
なんせ玉子焼きが好きなんだ

まあ、でも板さんの顔をたてて
ひとつ刺身を握ってもらうか
ブリだかハマチだかわからなかったので

これっ、ください

そう言うと板さんが

あいよ、ガァ〜ラスね

じゃあ、そのガァ〜ラス

お客さん、ガラスは握れませんよ

ネタケースのガラスをガァ〜ラス
とか言って、冗談をかましてきた
これがまさにネタケースのネタだ

おっと、完全に舐められている
俺が若造で玉子焼きしか頼まないからだ
いやいや、それでも客だぞ

そんなわけでまた玉子焼きを頼む
すると板さんが

このお客さんに上がり一丁

と、もうひとりの板さんに言う

おいおい、俺は玉子焼きを頼んだのに
そんな隠語を使うなよっ、たくっ

上がりじゃねえよ
玉だよ

お客さん、もうおあいそなしでいいから
出て行ってくれ

きたっ、完全にケンカを売られている
けど、そこに俺はまったくプライドはない

そう、じゃあご馳走さん
明日、また玉を食べにくるから

あれれっ、毎度ありなしかよ



そして次の日、また暖簾をくぐる

玉を握ってくれ

あいよっ
お客さんには負けましたよ

へいっ、お待ち

#詩

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雑記、雑記、ざっきざき。。。

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今年の投稿したブログ記事を再読する。詩は元気です、なんて言いながら不安や体調の悪さを詩にしていることに気づく。去年からくらべて特に調子悪いというわけでないのに、どうしたことだろう。はちゃめちゃにぶっ飛んだ詩もなく、サービス精神の欠いた表現ばかりだ。

でも、なんとなくわかってはいる。たぶん、小説を書いているからだ。文学はスポーツではないが、詩が短距離走だとすると小説は長距離走に近い気がする。子どもの頃から短距離走で負けた記憶はほとんどないが、長距離走になるとさほど速く走れるわけでもない。持久力が乏しいのだろう。

詩の場合、文のブラッシングを外せば五分から三十分くらいでカタチになる。その後、何日かは寝かしたて再読し校正をしたり、しなかったりする。書いていてフィニッシュがなかなか見えない小説は、せっかちな私にはあまり向いていないかもしれない。小説でのストレスが詩に影響している気がする。

でも小説を書かなくてはいけないと強く思っている。それは、自分で言うのも変な話だが、いい小説が書けそう、とかなり勘違いだろう前向き思考があるからだ。どこからその自信がでてくるんだよ、って自分ツッコミしながらもニヤニヤして。まあ、自分にとって面白い小説であって人さまが読んだら時化たものかもしれないが。たぶん一年くらいはこんな心持ちで詩を書いたり、小説を書いているのだろう。

小説を書くことで詩が根暗になっていることは、どうにかしなくてはいけない。わざわざ計画的にこんな詩を書こう、と思ってはいなかったが、ブロクで人さまが読まれるものにしょぼくれた詩ばかりではいけない。めちゃくちゃ楽しい詩を書かなくては。詩は元気なんだろ、自分。そうそう、詩は元気でなければならない。私は元気だし、詩も元気。いくぞ、元気玉だ! くらえっ、これでどうだ!

ん〜、今年も変な私だ。それでいい、それでいいってことにしよう。。。
#雑記

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水を飲む

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水の飲み方も忘れてしまったのだろうか
気管の方へ流れ込んではむせる
ごほんっ、とすれば喉に
暫くは違和感が続く
年齢的なものだろうか
頚椎を手術したからだろうか
よくわからないが
水が上手く飲めないっていうのは
とても笑い流せることではない

今まで出来ていたことが出来なくなる
確実に降っていることを認識
人間は口から食べれなくなれば
やはり身体は衰えてくる

最近はむせることが多くなった

入院患者が誤嚥性肺炎を起こすように
自分の良くない映像を回してしまう
水を飲むのも怖くなる

こんな筈ではない身体になっていく
これも私にとっては自然なこととして
もう諦めた方がよいみたいだ
それなら慎重に水を飲むだけのことさ

今までとは違う水の飲み方
水の量や温度
喉の角度
精神の緊張度やリラックス感
個人的な生きてゆく知恵を使い
水の飲み方を考えてゆこう

全身に潤う水に対して有り難みをもち
水を飲む時には集中し
上手く飲めた幸せを知り
胸に手をあてて生きてゆこう

#詩

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貧困はすでに他人事ではない

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自分の老後なんて考えていられない
子どもらを一人前にするまでは
何がなんでも身を粉にして
我武者羅に進んでいかなければ

日本の家庭で
学業に関わる費用は莫大だ
どうしてこんなに高額なんだろう

親が働き
子どももアルバイトして
それでも学費が払えず
高校や大学を中退する学生が
増えているということだ
奨学金もさほど期待できず
就職後に返済が十年以上も待っている

もはや
日本の子どもの貧困は六人に一人
学校に行けなかったり
学校に行けたとしても
修学旅行などが行けなかったり
学費が納められず
卒業証書がもらえなかったり

だから
親が自分の老後なんて
考えている余地などない
貧困はどうにか我が未来へ
先送りするために
組めるローンは惜しみなく
あの手この手で進むだけだ


はて
この捨て身でどうにかなるのだろうか?

#詩

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今年の抱負!

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今年の抱負!


って、いうことで元気玉を作るぞ!
#雑記

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バス停での超越

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ネオンの真ん中
疎らな時刻表の数字
冷たいベンチ

指先、足先から凍る
もう痛みなどない
精神が身体の嘆きを消した

今この時
朽ちる全てを許容
終わるものなら
終わってみやがれ

だからって
俺は死にたい訳でもない
生にしがみつく訳でもなく
違う次元に入り込んだ

そこには超越感

しかし
まだ無の一歩手前に座っている
この寒さでは
俺を心身ともに
凍らすことはできない
やはり時化た屑な時間

とっても残念だ
そこまでか、お前の冬の力は

ああ、もうバスが来ちまったぜ

#詩

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心配という種は土に植え

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正月早々
母は心配ごとばかり語る
心配してもしょうがないことに
心を振り回されて

とくに歳をとったからではなく
昔からそうだ

そんなことで

なんて俺も言えないのだ
心配している自分までも
心配するような
心配遺伝を受け継いでいるのだから

でも新年になってわかったこと

俺の心配は続くのに
母の心配ごとには大丈夫だよ
そう言えるのだから
俺の心配ごとだって大丈夫なんだ

そんな風に開き直れる心配の種から
芽がにょきにょきと出てきたようだ

突然変異の日が昇り
胸を張りながら背を高くする

#詩

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平らな声

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夢の島を引きずる今日
ひとつ波が過ぎれば東京
海の緑は眩しかった

まばらな光
棒グラフのビルに遮られ
心の何処かで平らに憧れている

得体の知れないプレッシャー
社会への弱気を生み出す電車の揺れ

思い出すように何度も繰り返す思考
どうして生きているのだろう
どうせ死ぬのに

確かに夢の島では
時間を遮られない声が聞こえていた

僕は長い間
この東京で何を聞いてきたのだろう

眉間から聞こえる声
舌から聞こえる声
音のない声

どうしたらここで
平らな声が聞こえるのだろう

どうしたらここで
平らに生きてゆけるのだろう

#詩

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お詫び。コメントに気付かず。。。

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ブログを始めて四ヶ月。
どうやら皆さんからきたコメントに気付かずに
スルーしていたようです。
たいへん失礼致しました。
ブログの管理機能も勉強せねば……

ご返答、遅くなりました。。。

#雑記

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去年の漢字「金」

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去年の漢字「金」



元気寺 去年の漢字「金」
(清水寺のパクリで初書き初め)
#雑記

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一月三日

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なぜだろう
時間があると思えば
詩を書くことは遠ざける

僕は何かと闘っている時
発したい言葉がある
胸にある思いのメモ帳を
めくりだすのだろう

冬を忘れさせるほどの陽ざし
空の向こうには明日が待つ

今年も
何かと闘ってゆくのだろう
そう思うと詩を書き出していた

#詩

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日の出

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日の出
日めくる橙の広がり方は
けして同じ顔を見せない
僕らの心持ちも日めくり
昨日より繋がった今日は
足したり引いたりしつつ
表情を変え時食らう起床
染まりたい橙に寄り添い
吸い込まれるように進む

#詩

ワオ!と言っているユーザー

詩を書く人が茶人だった二十代。。。

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護国寺にて薄茶点前(男子席・平... 護国寺にて薄茶点前(男子席・平成二年頃)
正月、実家へ。
懐かしい写真を発見。
茶人していた頃だ。
いつしかまた茶を点てたいなあ〜
定年したら復帰しよう。
いちおう、茶のセットはあるからひとり茶人を。。。

#雑記

ワオ!と言っているユーザー

今年も『詩は元気です』をよろしくお願いします

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今年も『詩は元気です』をよろし...
無事、遠方から帰って来ました。

今年も皆さんのご健康とご飛躍を願いつつ
明けましておめでとうございます!
#雑記

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