記事検索

詩は元気です ☆ 齋藤純二

https://jp.bloguru.com/shoboter99

フリースペース

⚪︎ X (旧Twitter) 齋藤純二
https://mobile.twitter.com/@shoboter123

⚪︎リンク 🔰初心者向け詩の掲示板
https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear

⚪︎リンクㅤネット詩誌『MY DEAR』
http://www.poem-mydear.com/

⚪︎MY DEAR 詩の仲間たちツイッター
https://mobile.twitter.com/mydear2000s

“ # ” のついたタイトルはツイッター詩(140文字以内)

幸せ餃子

スレッド
JR板橋駅から三田線新板橋駅へ歩く
乗り継ぎの道のりは日差しが脳天を突き刺す
肩幅の日陰からはみ出せない足どり
左手にペットボトル、右手にハンカチ

目指すは、とある餃子屋

北海道の叔父さんが私の退院祝いを
母のところに送っていた
十代の頃にバイクでよく旅をしていて
叔父さんのところへ二度ほど行った
道のりは遥か遠く二日ほど走って

お世話になった叔父さんも昔、東京にいて
そこの餃子が好きだったと言っていたのを思い出す
北海道に引っ越してからは食べていないから
元気になりました、と手紙を入れ冷凍配送した

そして、私もそのお店でビールと餃子をいただく
冷たい麦汁が喉にグングンと刺さる
この暑さの中、たどり着いた幸せがここにあった

皮の厚い餃子に醤油をつけ
ホクホクしながら元気になる源が包まれ
美味しさは暑さを飛ばしていた
ああ、ここへ来て良かった
またビールを流し込む

私はすでに叔父さんの喜ぶ顔を思い浮かべ
幸せな気分になり
帰りの猛暑に負けない気がしていた

#詩

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
ハッピー
悲しい
びっくり