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6月7日【コラムVol.4】~読書~

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6月7日【コラムVol.4】~...
● BCA土曜学校のコラムVol.4 ●

読書


 心も知識も豊かにし、生涯学習の基礎を培う読書はどの国でも推奨されていますが、現地校のBCAを見学して、ここの子ども達は日本の子ども達に比べて本が好きなように思えます。短い時間でも集中して本を読む習慣ができているのは何故か、日本と何が違うのか知りたくて図書館の先生に聞いてみました。
すると、幼稚園からどのクラスも週1回30分の図書室の時間があり、小さい子には絵本の読み聞かせ、2・3年生には本の章ごとの読み聞かせ、4・5年生には本の紹介などを行っているとのことでした。その他、学級では担任の先生が読書指導を行い、家庭でのリーディングも指導しているのだそうです。一生の財産となる読書習慣を身につけさせるために、学校が年間計画に読書の時間を位置づけ、司書の先生・担任・そして家庭が連携して行うそのシステム、なるほどと思いました。
 先月BCAで行われた「ブックフェア」も新鮮でした。子ども達は、担任の先生と本を見に来て、放課後お迎えにいらした保護者と楽しそうに買い物をする。学校で保護者と本を購入するアメリカのブックフェアも日本にはないシステムです。学校と家庭が共同で子どもに本を与える素晴らしいイベントだと思いました。
 活字を抵抗なく読める力はどの学習にもつながる大事な力です。全ての学習ベースとなる読む力・情報を収集する力は、英語・日本語に関わらず、どの子にも身につけて欲しい力です。
#コラム

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5月31日【コラム Vol.3】~桜~

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5月31日【コラム Vol.3...
● BCA土曜学校コラム Vol.3 ●


 
 国語2の授業で、清少納言「枕草子」の書き出しとして広く知られている第一段「春はあけぼの」を学習しました。具体的な自然の光景は、今の私達も思い浮かべることが可能な景色です。その「枕草子」の形を借りて、自然や身の回りのものごとを見つめて自分が捉えた季節感を表現してもらったところ、感性の豊かさが感じられる素敵な作品が仕上がりとても嬉しく読みました。
 春の段に「桜」と表現した人が多く、BCAにも咲いていた美しいピンクの桜を思い出しました。桜は日本文化になじみの深い植物で古くから人々に愛されていますが、海を越えてここベルビューにも咲いていることへの感動も蘇ってきました。
私は「桜」を見ると、いつも大岡信の「言葉の力」思い出します。
 桜は樹木全体で美しいピンクをつくり出すという染色家のエピソードを用い、表現される言葉は桜の花びら一枚一枚のようなもので、その背後にはその言葉を発している人間が存在し、全身でその言葉を発しているという主張が述べられている文章です。
言葉を学ぶことの意味や、言葉の使い手である自分を振りかえらせてくれる内容であり、これからの言葉との向き合い方について考えさせられるのです。
 
 興味のある方はどうぞお読みください。
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「言葉の力」大岡信


 人はよく美しい言葉、正しい言葉について語る。しかし、私たちが用いる言葉のどれをとってみても、単独にそれだけで美しいと決まっている言葉、正しいと決まっている言葉はない。ある人があるとき発した言葉がどんなに美しかったとしても、別の人がそれを用いたとき同じように美しいとはかぎらない。それは、言葉というものの本質が、口先だけのもの、語彙だけのものではなくて、それを発している人間全体の世界をいやおうなしに背負ってしまうところにあるからである。人間全体がささやかな言葉の一つ一つに反映してしまうからである。

 京都の嵯峨に住む染織家志村ふくみさんの仕事場で話していたおり、志村さんがなんとも美しい桜色に染まった糸で織った着物を見せてくれた。そのピンクは、淡いようでいて、しかも燃えるような強さを内に秘め、はなやかでしかも深く落ち着いている色だった。その美しさは目と心を吸い込むように感じられた。
「この色は何から取り出したんですか。」
「桜からです。」
と志村さんは答えた。素人の気安さで、私はすぐに桜の花びらを煮詰めて色を取り出したものだろうと思った。実際はこれは桜の皮から取り出した色なのだった。あの黒っぽいごつごつした桜の皮からこの美しいピンクの色がとれるのだという。志村さんは続けてこう教えてくれた。この桜色は、一年中どの季節でもとれるわけではない。桜の花が咲く直前のころ、山の桜の皮をもらってきて染めると、こんな、上気したような、えもいわれぬ色が取り出せるのだ、と。
 私はその話を聞いて、体が一瞬揺らぐような不思議な感じに襲われた。春先、もうまもなく花となって咲き出でようとしている桜の木が、花びらだけでなく、木全体で懸命になって最上のピンクの色になろうとしている姿が、私の脳裏に揺らめいたからである。花びらのピンクは、幹のピンクであり、樹皮のピンクであり、樹液のピンクであった。桜は全身で春のピンクに色づいていて、花びらはいわばそれらのピンクが、ほんの尖端だけ姿を出したものにすぎなかった。
 考えてみればこれはまさにそのとおりで、木全体の一刻も休むことない活動の精髄が、春という時節に桜の花びらという一つの現象になるにすぎないのだった。しかしわれわれの限られた視野の中では、桜の花びらに現れ出たピンクしか見えない。たまたま志村さんのような人がそれを樹木全身の色として見せてくれると、はっと驚く。

 このようにみてくれば、これは言葉の世界での出来事と同じことではないかという気がする。言葉の一語一語は、桜の花びら一枚一枚だといっていい。一見したところぜんぜん別の色をしているが、しかしほんとうは全身でその花びらの色を生み出している大きな幹、それを、その一語一語の花びらが背後に背負っているのである。そういうことを念頭におきながら、言葉というものを考える必要があるのではなかろうか。そういう態度をもって言葉の中で生きていこうとするとき、一語一語のささやかな言葉の、ささやかさそのものの大きな意味が実感されてくるのではなかろうか。美しい言葉、正しい言葉というものも、そのときはじめて私たちの身近なものになるだろう。(光村図書国語2より引用)
#コラム

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5月24日【コラムVol.2】~一期一会~

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5月24日【コラムVol.2】...
● BCA土曜学校コラムVol.2 ●
           

一期一会

 「茶道」に関連した言葉に「一期一会」という四字熟語があります。辞書には、「全ての客を、一生に一度しか出会わない者として、悔いのないようにもてなせという教え。」(三省堂新明解国語辞典より引用)と書いてあります。これは、千利休が説いた茶の湯の心得にあると言われています。同じく茶人の井伊直弼は、「茶会はその日一度のこと。二度と同じ時も戻ることできないのだから心を尽くさなければならない。」と述べており、いろいろな解釈ができる言葉として現在に伝わっています。
 一生に一度しかない出会いを大切にすること。出会いは二度とないという気持ちで誠意を尽くすこと。出会いに感謝し、相手を思いやること。今、このひとときを大事に生きること。人との出会いだけでなく、物・ことをも大事にすること。日々共に生活する家族や仲間との時間を大事にすること、今の精一杯が未来につながること、等など。自分に合わせて考えられる言葉であり、日本語の奥の深さを感じさせる言葉だと思います。
 
 土曜学校の茶道の授業は、今週から2回目の授業に入ります。清水校長先生の好きな言葉「一期一会」を自分なりに感じてもらいたいです。
#コラム

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5月17日【コラムVol.1】~茶道~

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5月17日【コラムVol.1】...
● BCA土曜学校のコラムVol.1 ●

              
茶道

 BCA土曜学校では「茶道」の授業が始まりました。茶室から、少し緊張気味の「お相伴いたします」「お先に」「お手前頂戴いたします」という子ども達のかわいい声が聞こえてきます。この授業は、「茶道」という日本文化に触れ、礼儀作法を体験することで感謝やおもてなしの心を養いたいという学校長の強い思いから実現しました。
 さて、「茶道」この読みは「さどう?」「ちゃどう?」どちらが正しいのでしょうか。 正解は”どちらも正しい”です。
 「茶」という漢字は小学校2年生の配当漢字で「チャ」「サ」二つの読みを学習します。「茶室「「茶釜」「茶道具」は「ちゃ」と読み、「喫茶店」は「さ」と読みます。古く(江戸時代まで)は「ちゃどう」と読み、現在では「さどう」が一般的だと言われています。中学校国語の指導では「さどう」と読ませています。流派では、表千家では「さどう」、 裏千家と武者小路千家では「ちゃどう」と読んでいるそうです。
 時代の変化と共に読み方が変わったり、流派によって違ったりと、言葉の読み方にも深いものがありますね。
#コラム

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