KONA WINDS / HENRY KAPONO - Pacific Paradise 信じられないと思うけど(笑)、若いころサーファーだったことがある(笑)愛知県一宮市時之島のササノミ食堂のおしょうです まくらを替えてぐっすり眠れるようになった。けど(笑)ちょっと肩がこるんだよな~。やっぱり布団とのバランスもあるからなんとも言えないけどね 今のところ気に入ってます そう言えば、先日おしょうの営業車のコンソールから昔のガラケーが出てきて・・・思い出した。 もう何年も前のことだが、夕方、葬儀の初七日のお料理を納めてから、お客様がご飯をお持ちならず帰られてしまったという一報が入り、慌てて喪主様のお宅へ走った。伺えば、すでに一部ご親戚が岐阜の美濃、関方面にご帰宅されたとのこと。 これはマズい!ってことで急いで住所を伺って、スタッフ総出で手分けしてご飯を配ることにした。 近いところは女将たちに任せて、おしょうは岐阜へ、すでに時間は7時近くだったと思う。 もう薄暗い中、高速をぶっ飛ばした。 おしょうひとりで山の中、探し回るのはどうか?と女将の配慮でなぜか当時小学生だった娘が一緒に保冷車の助手席に(笑)。 寝てしまったり粗相があってはとの思いやりだったと思う。 案の定、現地山間部はすでに真っ暗の8時ころだった記憶。 街路灯も無いし、携帯の電波も届かないところも・・・ スマフォの地図と感を頼りに急いで何件(6・7件だったか)かお宅を回った。 2件目だったか?大きなお屋敷のお宅の庭先が砂利になってて ご飯をもって真っ暗の玄関から慎重に呼び鈴を押す。 はーい!どなた~?? あのう~今日葬儀でお世話になった料理屋のものですが・・ご飯が入ってなかったようでして、夜分に大変恐縮ですがと・・・・丁寧にお詫びして すると、 えーーーーそんなわざわざご飯ひとつ持って来なくても~ ありがとうね~気を付けて帰ってね と恐縮される。結局どのお宅でも同じ対応くださってね。 と回ってる途中、娘が・・・ あー携帯が無い! 当時小学生の娘は携帯なぞ持たせてなかったので私のお古のガラケーを 持たせていてそれを大事にして持っていた。 それがどっかで落としたらしい。 娘が下りたお宅って・・・あーーあの砂利の庭のお宅だ。 ってことが分かったが、もう時間も遅いし見つかるかどうかわかんないから 諦めようか?と言うと 携帯さんが独りぼっちでかわいそう とか言うもんだから・・思い返して(笑) また真っ暗な山の中を戻ることに で、その落としたであろう砂利をヘッドライトで照らしたら ピカーっと点滅してるような光が見えてね やったーーーーー!!携帯さんいたあーーーー!! よかったねーーーー!!ってことだったんだけど 車で踏んじゃったみたいでね(笑) 少し本体が割れてた(笑)わ。 これって・・ たぶん自分はその携帯が娘のように感じたんだよなあ~と後から思った 夜分に山の中まで付いて来させて、スマフォの地図を必死見て指示を出す そんな娘が山ん中に置いてかれた~みたいな感情が走ったように 今になって思います。たぶん 結局帰宅したのが10時回ってたんじゃないかなあ~ でね この話を同業者にするとたいていの人は そんなもんご飯だけ持って走るなんて考えられないわ しかも娘連れて夜遅くに・・・ って言われます。 確かにそうなんだけど、小さな料理屋で限られた人数で精一杯 ある意味命がけ(笑)だったかもしれないけど これしか誠意をもって対応することができなかった。 大きな企業のようにスマートに理論武装してクレーム対応みたいなことは 出来ないからね ただただ精一杯真剣に必死でお詫びして歩いただけだった。 ただそれだけのことだ。 それでよかったと思っている。 後から・・・ 施主様のアンケートは散々だったようですが(笑) ごめんなさいってひたすら謝ったけどなあ(笑) そんな思い出のガラケーでした(笑) 長々とどうでもいいことすみません