雲が燃えている

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夏の夕焼けは強烈だ。
太陽が西の空に沈むと空が炎のように燃え上がる。
下の雲から上の雲へ燃え移るように赤く染まっていくのだ。
暑い日は、よけいに燃えているように思える。

こんなに赤く燃える夕焼けは、熱帯低気圧が近くにあるからかも知れない。

巡航速度

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水平線の向こうに行くにはそれなりの技がある。
それをワークショップとして伝える目的が、この島渡りなのだ。
そのためにほとんどが自艇を持って集まってきた。

まずは漕ぐという事の「ものさし」を自分の中に作ること、それは巡航速度を意識して漕ぐ。
それが出来れば海図に落として、時間割を作ればいい。
そして、そのとおり漕ぎ進む。
但し、まっすぐな道を歩くようなわけには行かない。
風や潮流や波が生き物のように変化しているのが海だから、
例えていうならば、道のない荒野を行くようなものだ。
そういうこと理解して進むための巡航速度なのだ。

とりあえず、わたしが決めた「ものさし」で漕いでもらうので、鬼のようにきっちり決まった速度と休憩で行った。

さすがに4回目の休憩から全体のペースが崩れて隊列が長く間延びし始めた。
なかでも、風波に体力を食われて遅れ気味のカヤックが島周りの潮流に駄目押しされて、極端に遅れてしまった。
その漕ぎ手、『ロールには自信を持っていたけれど、この長い距離はペースを作れずいい経験になった』と、いっていた。

その最後の漕ぎ手に、みんなで頑張れコールを送っている瞬間がこの画像。

彼は、『明日も漕がしてほしい』と、いっていたけれど、夜中には波浪注意報が出てしまった。

ちょっとほっとしたかな。

朝凪の海

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凪いでいる水面は、滑らかな柔らかさに満ちていた。
ゆるい曲線がパドルに絡み付いてくるような錯覚でパドルが少し重い。

背後の稜線から太陽が顔をだして斜めの光が水面で屈折すると、水中がいよいよはっきりと見えるようになった。
振り返ると一番後ろのカヤックはまだ稜線の陰の中にしずんで、眠っているように見える。

さあ、いよいよ夏の光の中へ漕ぎ出そう。

夏の雲は輝いている

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太平洋高気圧が張り出してくると空の表情が夏になる。
積乱雲が発達して雄大な雲が自己主張をするのだ。

盛り上がる雲の先端が銀のように輝いて、その下に稲妻が走る。
その下に雨のカーテンを引きずって移動して行く様は圧倒的な存在感なのだ。
そんな雲が移動していく先の水平線に浮かぶ小さな影に向かって、われらも行こう。

だから、この景色の一部に溶け込んで移動する喜びはかけがえのない時間なのさ。

夜明けの漕ぎ出し

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沖縄の夏のカヤッキングは日差しが過酷なのだ。
だから涼しい早朝に漕ぎ出すのがいい。

この日は約15海里、30キロメートルを漕ぐ予定なので太陽が昇る時間に漕ぎ出した。
そうすれば暑さがきびしくなる昼には目的地につけるだろう。
もちろん朝食は海の上での行動食だから少しずつ小分けにして食べるのが体に負担がない。

やっぱり、朝の海は気持ちがいいなぁ。

旅の終わり

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フォールディングの旅から帰ってくるといつもこの作業なのだ。
カヤックの塩抜きと乾燥は干物を作っているみたいだ。

今回の島渡りは熱帯低気圧の発生でコースの半分で終わり。
伊是名島に渡ったところで風が強くなって雷雨も時々やってくるので、漕ぐのはやめてフェリーで帰ってきた。

それでもみんな満足した様子が嬉しかった。

次回はもっと遠くまで行こう。

伝統のバトンタッチ

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座間味の港でニヌハ3号のセットアップなど、艤装の点検をしていたら車椅子に乗った老人が近寄ってきた。
コンニチワと挨拶をしたら、『このサバニはわたしが乗っていたのとよく似ている』とその人が話しかけてきた。

昔はサバニで久米島までよく行ったとか台風の風の中での操船の仕方など、凄い話をしてくれたのだ。
そして、サバニのこまごまとした取り回しの仕方を伝授してくれたのだ。
この瞬間はまさに伝統のバトンタッチだと思った。

そして、レース当日の朝。古座間味の浜にこの老人とそっくりな人が現れた。それが五体満足ぴんぴんしているではないか。
ビックリして訪ねたら、港の老人の弟だった。
その人も我々のサバニに寄ってきて色々と細かいところを指摘してくれたのは、不思議な出来事だった。
そうやってニヌハ3号を前にしてサバニ乗り談義に花が咲いたのだ。
あまりの面白さに、レーススタートぎりぎりまで咲きっぱなしの花だったよ。

伝統のバトンは重いけれど滅茶苦茶楽しいのだ。

サバニ帆漕レース

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サバニ塾が始まって3年目で、ようやく伝統サバ二を乗りこなす基礎が出来てきたところ、

我がチームニヌハはよく頑張った。

ことしの慶良間の海は、いつもより強い夏至南風が吹いていた。
そう、だけど、いつでも海が荒れると元気が出るのがニヌハ組。

強風波浪注意報がでている中でコース変更があり、半分以上のサバニがタイムアウトという荒れた状況になっても、古式部門3位・総合6位という今回のレース結果に我々の努力の成果が現れたと思う。

しかし、ようやく伝統サバ二という世界の門前に立ったところなのだ。
これから始まるこの先に、はっきりとほんものが見えてくるのさ。

さて、サバニ塾の諸君。丹田に力を込めて、こころして臨もうじゃないか。

それじゃぁ、帆を上げるぞ〜!

レイシが食べごろ

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しばらくブログを書かなかったのは、忙しさもあるけれど要するに面倒臭かったからなのだ。

久しぶりに書く気になったのは、レイシが美味しかったから、
何度かとって食べたけれど、今がまさに一番美味しいと思う。
さて、最後の収穫はいつにしようかな。

ところできょうは強い南風が吹いているのは、そろそろ梅雨明けかな。

トレーニングも必要だ

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先週の水曜日から、午前中はカヤックの練習をしようと、タカノリと決めた。
ことしはタカノリがやる気を出して、カヤック本格的に取り組みたくなったようだ。

それにわたしも、日々のトレーニングが必要だと思うようになったので、
ならば毎週水曜日の午前中、それにサバニ塾のあとで週2回練習が出来る。
今日は、カヤックの安定と横移動のためのスカーリングを中心にしたわざの特訓なのだ。

これから夏のオンシーズンに向けて体と心をセットアップしよう。
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