非常勤看護師の雇用形態と求められるもの
4月
16日
非常勤看護師として働く場合、医療施設と直接雇用を結ぶ形態、派遣会社と雇用を結ぶ形態の2つの雇用形態があります。
１カ所の施設で働く場合は、その医療施設と直接雇用契約を結びますが、単発の仕事を掛け持ちして働く場合は、派遣会社と雇用契約を結ぶのが一般的です。また、非常勤看護師の中には、この両方の雇用形態を併用している人もいます。
非常勤看護師に求められるは、長い時間を掛けて育成する常勤と違って、契約している時間内だけ、看護師としての職務をしっかりと全うすることを求められます。
このため、教育面ではあまり期待できませんし、即戦力としてのスキルが求められることから、キャリアの浅い看護師には難しいかもしれません。
求められるスキルについては、勤務先によって異なるため、その点も事前にしっかり確認する必要があります。
常勤看護師ばかりの職場だと、非常勤看護師は肩身が狭い思いをしがちですし、常勤と非常勤では責任も違いますし、立場的には常勤の方が上になります。
また、常勤は独身が多く、非常勤は既婚が多いなど、両者の間には生活背景も異なることも多いため、価値観が合わず孤立してしまうことがあります。
その職場で長く働き続けたいのであれば、非常勤看護師が多い職場の求人を見つけるようにすると、人間関係で苦しめられることも少ないでしょう。
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