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高齢者を「寝たきり」にしないために

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高齢者は廃用症候群になりやすい傾向がありますが、その最大の原因は、『寝たきり』と『閉じこもり』です。


高齢者が寝たきりになると、そのままの状態でおむつ交換や食事介助をすることが一般的でした。



しかし、寝たきり状態の高齢者のうち、9割以上が「寝かせきり」ともいわれております。


要介護度が軽いにもかかわらず、外に出ることなく、家の中に閉じこもっていると、体力が低下して寝たきりになる危険性が高くなります。



また、これまで、「座位は危険」という考え方が一般的でしたが、手術直後で意識がない人、心臓や腎臓の疾患で腹水が溜まって、座位にすると医療的に危険な場合以外は、適切に介護すれば、座位は可能です。



食事は椅子に座ってテーブルで食べ、排便はポータブルトイレで座ってするよう介護するだけでも、寝たきり状態は防ぐことができます。



また、閉じこもりの原因は、体調が良くない、歩行障害があるため介助がなければ外にでられない、尿失禁があるため外出を控えている、目や耳が不自由なため交通事故が心配で外出しないといった身体的な理由、活動しようという意欲が減退しているなど精神的な理由、エレベーターが付いていないため、階段の昇降が困難で外出できない、玄関や床に段差があって外出が困難などの物理的な理由があります。



このため、体調を整えたうえで、歩行が困難であれば、介護者が介助して外出する、趣味や娯楽を勧めて外出を促す、床や段差を解消する、歩行器を使ってもらうなど、こうした原因を取り除くための改善策を講じて、外出ができるような環境を整える必要があります。



そして、できれば週3~4回、少なくとも週1~2回の外出を習慣化し、できれば外出の頻度を増やすことがポイントです。


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