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バーンスタイン/ディヴェルティメント エンディング考察

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バーンスタイン/オーケストラのためのディヴェルティメント VIII. 行進曲「ボストンシンフォニーよ永遠なれ」エンディング考察
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1980年9月作曲→1983年9月エンディング改訂
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改訂内容は「第2トリオ後のTuttiから終わる(以下、短いエンディングと称す)」から「Tutti後に一度落ち着かせてから再度Tuttiで終わる(以下、長いエンディングと称す)」と推察しました。理由は下記の通り。

・1981年の自作自演 with イスラエル・フィル: 短いエンディング
・1983年11月の自作自演 with バイエルン放送響: 長いエンディング

自作自演でも2つのパターンがあったので、演奏時期をチェックするとバイエルンの演奏前に改訂されていることがわかります。
このことから、短いエンディングから長いエンディングに改訂したと推察しました。
11月に演奏することが決まっていたので改訂したのではないか...とさらに推察します。

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1983年以降のほとんどの演奏は長いエンディングを採用していますが、例外があります。

・1985年6月のJ.ウィリアムズ/ボストン・ポップス: 短いエンディング

改訂後ではありますが、献呈先のボストン交響楽団所蔵の楽譜を使ったためと推察します。

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また、クレア・グランドマンによる吹奏楽編曲版でも2種類の演奏が確認できます。

・1986年の福岡工業大学附属高等学校による吹奏楽コンクール音源: 短いエンディング
・その他: 長いエンディング

このグランドマン編楽譜の出版は1984年になってまして、また自分がチェックした範囲で福工大附以外はすべて長いエンディングの演奏となっていることから、改訂版からの編曲であったことと推察しています。楽譜をチェックできたらこの件に関して追記できたらと思います。
福工大附の演奏が短いエンディングを採用したのは、当時の指揮者鈴木孝佳氏が短いエンディング版で曲を知っていたからではなかったかと思います。
#こちらは推察までは行かないので「思います」にしております(^^;)
#音楽

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