ここで取り上げる画像処理とは写真などの静止画を加工・編集する事を 指します。 画像処理で難易度が低いのは、リサイズやトリミングで、これはここで 取り上げているPaint.netやGIMPを使わなくても、簡単で使いやすいAPP で処理対応が可能です。 これで処理が出来ないモノが前回も取り上げたレイヤー処理で、これは 根本を理解することと、APP独自の細部に渡る注意点をマスターする必要 があります。 APP独自の部分は根本を理解さえしていれば、マスターするのはさほど 困難ではありませんが、根本がわかってないと、細部の仕様の違いに 足を取られて、ギブアップする事になります。 レイヤーを理解するには私見ながら、Paint.netが最適です、直感的で わかりやすく、やり直しやテキスト処理が簡単です。 このレイヤーは動画編集では必須となり、これが理解出来ていないと 動画編集は一定以上のレベルを超える事が出来ません。 その意味で、レイヤーを確実にマスターする事は絶対条件と言えます。 ------------------------------------------------------- GIMPでのレイヤー処理 読み込んだ画像の上に白色のレイヤーを作成します。 画面は白一色となります、このレイヤーの不透明度を下げていくと 下地の画面が現れてきます。目的の透過度になったら、この白のレイヤー に丸い穴を空けます(円型選択して切り抜く)。 縁の部分をぼかせば出来上がりです。 ------------------------------------------------------- 今回はGIMPで処理しましたが、これを初めての方がGIMPで行うには ハードルが高すぎます、まずはPaint.netで同じ事を何度もやってみて 構造を理解する事が重要です。理解出来れば、APPがGIMPでも、 多少まごついても、難なく出来るようになります。