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出会い運が“吉”の日 (カーネル笠井)

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出会い運が“吉”の日 (カーネ...
 先週のある日、多摩センター駅周辺のファミリーレストランで昼食をとろうと出かけました。お腹をすかすために駅まで歩いて行ったのですが、まだもう一つ食欲がなかったので、ペディストリアンデッキ(歩行者専用デッキ)に設置されているベンチでしばらく休憩することにしました。この街のペディストリアンデッキは私が最も気に入っているものです。広々としていて緑もいっぱいです。パルテノン多摩というホールやサンリオ・ピューロランド、丘の上パティオといった商業施設もあります。今はクリスマスツリーを中心としたイルミネーションの飾りつけも済み、夜にはきれいな光の渦を見せてくれています。光はエコロジーに合わせて青色発光ダイオードによる青が中心で、これはフランスのパリのシャンゼリゼ通りのイルミネーションも今年からはこれが使われているようです。最近はどこの街にもあるクリスマスのイルミネーションですが、ここのクリスマスツリーのイルミネーションはもっとも古くからあるもので、十数年前にはテレビドラマ等の1シーンに良く使われていた伝統(?)のあるものです。

 30分程休んでから食事に行こうと考え、持っていた雑誌を取り出して陽だまりの中で読んでいました。しばらくすると、
A「すみません。この辺りに郵便局はありますか。」
と中年の女性にたずねられました。こう聞かれてすぐに思いついたのは少し離れた所にある郵便局なのですが、すぐに多摩中央郵便局がペディストリアンデッキのはずれにあることを思い出しました。
私「それなら、この先にありますよ。真っ直ぐに行った所なのですが、あそこに看板が見えますね。」
A「わかりました。どうもありがとうございます。」
その人が立ち去った後、郵便局のATM機ならすぐ近くのスーパーにも設置されていることを思い出しました。でも、他の用事かも知れないからあそこでいいのだろうと自分に言い聞かせました。しばらくするとまた、
B「すみません。イトー・ヨーカドーがあると聞いたのですが、この近くですか。」
と30代前半の主婦らしき女性にたずねられました。きっと最近にこの近くに越してきたのでしょう。
私「それなら、そこの先がそうなんですが‥‥」と少し説明の言葉を考えていると、
B「あるんですね。ありがとうございます。」
と言って立ち去りました。あとで、何で“あそこに見える銀行の入っているビルの隣がイトー・ヨーカドーのビルです。”と的確に答えられなかったのかと、なさけなく思いました。とっさに聞かれると、意外とうまく答えられないものです。しばらく休んでから、近くのファミレスに行きました。

 店内に入るとやってきた女性店員には「いらっしゃいませ。いつもご利用ありがとうございます。」と、帰りのレジの男性店員には「毎度、ご利用ありがとうございます。」とていねいにあいさつされました。2人とも店で言われたのではなく、自然と出てきた言葉のようです。お忍びでのんびりとしたいといった気分なのですが、週に1回は行っているので顔が知られているのは仕方がないのかも知れません。どうも、今日の運勢は『出会い運』が“吉”のようです。


 帰りはモノレールに乗って帰りました。そして1つ目の最寄り駅に着いて改札を出ると、それまで改札前で携帯電話で話していた営業マン風の男性が私を見て近づいてきました。
C「すみません。○○小学校はこの近くにありますか。」
○○小学校は息子の通う小学校で、私の帰る方向にあります。
私「この道を真っ直ぐに行ってですね‥‥」
と言って、その後の説明を少し考えていると、
C「この方向にあるのですね。わかりました、ありがとうございます。」
と言ってさっさと行ってしまいました。もう少し待ってくれれば、“この道を真っ直ぐに行って、突き当りを左折して50m程歩き、右折してしばらく歩くと左手に○○小学校があります。”とうまく答えられたのにと後で思うのですが、とっさにはそこまで考えつきませんでした。道を聞く人は意外とせっかちな人が多いようです。そう考えると、自分も子供達に対していろいろと質問をするのですが、その答を聞くときにはもう少し時間をかけて待ってやらなければいけないなと反省もしました。以前、女子大生と思われる人に、近くにある野球のできる公園を聞かれたときに、ずい分と遠くにある公園を教えてしまったことがあります。その時はすぐ近くにある公園を思いつかなかったのです。きっとなかなか友人に会えなくて苦労したと思います。ですから道を聞かれたときにはできるだけうまく答えようと心掛けているのですが、なかなか成果は出ないものです。


 ひまそうに見えるのか、お人よしに見えるのか昔から良く人に道をたずねられるのですが、この日のように1日に3人にも道を聞かれるのは初めてのことです。私流のギネスでの新記録だなどと考えながら家にもどりました。

            カーネル笠井
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世代をこえて (福井)

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世代をこえて (福井)
夕方上野毛に向かう電車の中から、
夕焼けに映える富士山を見ました。
あのシルエットの美しさは日本が世界誇れるものですね。
そして世界の国々との距離が縮まれば縮まるほど
日本らしさを大事にしていきたいという思いを深めています。

昨日自宅近くの寺社で、七五三の親子連れに出会いました。
慣れない着物に普段のやんちゃ振りは影を潜め
それぞれが澄まし顔です。
我家の娘は三歳、七歳、そして二十歳にも
私が着た着物で祝いました。
和服の持つすばらしさですね。
世代をこえて手渡していけます。
将来孫がまた着てくれるかもしれません。

私、娘、孫と同じ着物を着た三枚の写真を前に
微笑んでいる自分を想像してしまいます。

              (福井)
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咲いた咲いた (福井)

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ベランダのプランターにチューリップの球根を植えました。
来春ピンク色の花を咲かせてくれるでしょう。
ひと冬楽しみながら世話をしていきます。

お花を育てることは
子ども達と過ごす時間にも似ています。
「待ち」の時間が多いのです。
いつ芽をだし、花を咲かせてくれるかは分からないけれども
水をあげ、しゃべりかけたり、枯れ草をとり続ける。

花開いた時の嬉しさは
ひとしおです。


         福井
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先人の教え (ラッコ横山)

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 今お付き合いしている業者さんに、とても熱心な方がいらっしゃいます。連絡は極力メールを使わず、電話か直接の訪問が主です。「私(あっし)の役目は若い人たちにできないフットワークを活かすことだと思っています。私(わたしゃ)デジタル世代じゃないので、常にアナログなんです。すみません。」と下町生まれで下町育ちのおじさんは元々自動車工場の息子として生まれたそうです。小さなころから父親が真っ黒になりながら夜遅くまで車の修理をする後姿を見て育ったため、いずれ自分もこの工場で働くものだと実感していたそうです。そして、大学生の頃、当時では珍しい【ルノー】の中古を手に入れ、完全なオーバーホールを2年ががりで施し、当時唯一発刊されていた自動車雑誌に投稿したところ、田園調布に住むある有名なレストランのオーナーから電話が入ったそうです。「その車を売って欲しい。現金で支払いをするので、都合のよい時に車を運んで欲しい。」そう言って、事前に車を見ることもなく、雑誌の写真とコメントから彼を信頼し即決したそうです。

 そして、あれから30年以上も経た現在でもそのオーナーからは毎年年賀状が届くそうです。近くに来た時はぜひ家に寄ってほしいと書かれているものの、田園調布周辺には用事もなく、また、とても広大な豪邸のためになかなか足が向かないそうです。

 確かに現在ではこのような方は珍しいと思います。何でもメールか電話で連絡が済んでしまう世の中。いちいち足を運び相手の顔を見ての打ち合わせはとても新鮮に感じました。そして、この先輩からも忘れかけていた何かを教えられたような気がします。

 伝えていかなければならないことは単に科学技術や進化だけではないようです。

           (ラッコ横山)
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和製英語3 Part1

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こんにちは。
みなさま、お元気でお過ごしですか?

早速ですが、まずは私の心に残った出来事からを書きたいと思います。
今日はある学校の体育祭に行ってきました。
hotlineに通ってくれているMさんの姿をどうしても見たかったからです。

実は1年前にも私はその学校の体育祭に行っています。
しかし、その時にはまだMさんの姿はありませんでした。
Mさんはまだ小学校6年生で、その学校ではなく別の小学校に通っていたからです。
そのとき、Mさんは、その学校に入りたい一心で一生懸命に受験勉強をしていました。
私は1年前にその学校の体育祭に行ったとき、
「1年後にMさんが活躍している姿をここで見よう!」と心に決めていました。

そして、その1年後にあたる日が今日です。
Mさんの姿をグラウンドで確認したとき、1年前に心に決めたことが実現したのだなと実感しました。
そして改めて、Mさんが行きたかった学校に合格したことを嬉しく思いました
これからもMさんが素敵な学校生活を送ることができることを心から願って帰路につきました。

それでは早速、和製英語の問題です

次のうち和製英語はどれでしょう?
※和製英語についての説明は前のブログに書いたので、お時間があればのぞいてみてください。

1 キーホルダー
2 バーゲン
3 シャンプー

さていつもの通り正解は来週です。
では、今日はこれでおしまいです。

みなさま、素敵な週末をお過ごし下さい
<土橋>
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名月をとってくれろとなく子かな (ラッコ横山)

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 昨晩の0時ごろは南中する美しい月を見ることができました。教室ではほんのつかの間ではありましたがお団子を食べながらのお月見。近頃では子ども達が集まって季節を味わうとか、昔話を聞くということが少ないようです。とても楽しそうでした。

 小さかったころは、田舎の家の縁側でおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に秋の風に吹かれながら、ススキの先に見える名月とお団子を比べて見たものです。そして決まっておじいちゃんはうさぎの餅つきの話しでした。当時は本当だと思って目を丸くしながら聞いたものでした。でも、今の子ども達には通じないようです。
          (ラッコ横山)
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暑さ寒さも彼岸まで (福井)

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朝晩の涼しさは、秋の訪れを告げています。
明日は中秋の名月、お月見です。

パソコンや携帯メールが普及した現代人は
近い距離で目の焦点を合わせることが多くなっています。
ある雑誌にこんな記事がありました。
そういう生活を続けていると
遠くの物が視野に入っていても
認識しようとしなくなってしまう。
ようするに視覚の能力がおち、
退化の道を辿るんではないかと
警鐘をならしているものでした。

五官の能力を高め、五感を磨きましょう。

明晩晴れたら
是非、月とまわりの星達を
ご家族でお楽しみ下さい。

                福井
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積み重ねし時間の分だけ (福井)

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照りつける日差しは夏のようですが
日陰を通りぬける風に
季節の移ろいを感じます。

そろそろ小学校受験の面接が始まったのでしょうか
紺を基調にした面接ファッションに身をつつんだ
親子連れを見かけます。
私も同じように二十数年前、渦中の母親でした。

娘のよさをそのまま残して育ててくれる
そんな学校を選んだつもりでしたが
十二年間も女子だけ
成長していく我が子が好きでいてくれるか
逆に可能性を奪っているのではないか
様々な迷いの中での選択でした。

子どものために何を選択していくか
親は大きな責任を負っています。
迷いや期待の中で
共に喜び、悩んで
絆を深めていくのかもしれません。

                   
              福井
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素直に喜ぶこと (塾長日記)

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素直に喜ぶことって、意外に難しいことかも知れませんね。しかも、目に見えることよりも目には見えにくいけれど親や大人として嬉しいこと、喜ばしいことは素直に喜んであげるとよいとはわかりながら、わが子の場合、なかなかそううまくはいかないようです。どちらかと言うと、その逆の部分が目につきやすいようです。

でも、親が自分のことで素直に喜んでいる場面は子どもにとって最高の時です。しかも、それがテストの結果や成績以外の日常生活の些細なことだったりすると、その喜びも大きいようです。
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