★恐れるなDo not be afraid
イエス様のお生まれになるニュースを聞いた人たちに、天使たちは、いつもこういいました。
恐れるな。と。
ルカ1: 28-31
御使いは、入って来ると、マリヤに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」29 しかし、マリヤはこのことばに、ひどくとまどって、これはいったい何のあいさつかと考え込んだ。30 すると御使いが言った。「こわがることはない。マリヤ。あなたは神から恵みを受けたのです。31 ご覧なさい。あなたはみごもって、男の子を産みます。名をイエスとつけなさい。The angel went to her and said, “Greetings, you who are highly favored! The Lord is with you.” 29 Mary was greatly troubled at his words and wondered what kind of greeting this might be. 30 But the angel said to her, “Do not be afraid, Mary; you have found favor with God. 31 You will conceive and give birth to a son, and you are to call him Jesus.
ルカ1:37 神にとって不可能なことは一つもありません。」37 For nothing will be impossible with God.”
ルカ2:8~11
さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。
すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。
御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。 きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。 あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」Now there were shepherds nearby living out in the field, keeping guard over their flock at night. 9 An angel of the Lord appeared to them, and the glory of the Lord shone around them, and they were absolutely terrified. 10 But the angel said to them, “Do not be afraid! Listen carefully, for I proclaim to you good news that brings great joy to all the people: 11 Today your Savior is born in the city of David. He is Christ the Lord.
★信仰と恐れ Faith and Fear
今日は、マリアと羊飼いのケースだけを取り上げましたが、天使たちの現れにマリアも羊飼いたちも恐れました。
〇分からないということで混乱Confusion in Unknowing
マリヤも一体何の挨拶かと思った。ということですから、得体の知れないこのニュースに頭で理解できなくって困惑したのです。羊飼いたちもまた、あまりの光景に驚きと恐ろしさとに困惑し、ひれ伏しました。私たちも、分からないということに、非常に弱いのです。プレゼントも、日本では引き出物の代わりにカタログになりました。それも、何か得体の知らないものをもらうよりも自分で選びたいという、知っていることへの安心感を重視したので使用。
〇分からないけど、信じることが信仰 Faith is to believe the unknown
へブル11:1
信仰は望んでいる事がらを保障し、目に見えないものを確信させるものです。Now faith is the substance of things hoped for, the [b]evidence of things not seen.
信仰は恐れの逆です。そして、恐れと同じ働きをします。恐れは、知らないから恐れますし、信仰は、知らないからこそ信じるのです。しかし、両方とも、信じたとおりになります。これが信仰の法則です。恐れは、恐れの実現に、信仰は信仰の実現にいたるのです。
〇マリヤと羊飼いの決断=受け取る Decision of Mary and Shepherds = To receive
マリヤは、これを心に受け入れました。分からないですけど、お言葉通りにこの身になりますように。と。羊飼いも、この知らせを受け取りました。羊飼いは、行動ですぐさま示しました。さあ、天使の行ったことが本当か見に行こう! と。
◎プレゼントのプラクティス Present Practice
みなさんここにクリスマスプレゼントがあります。さあ、一人前に出てきてください。欲しい人。あなたに上げます、と言われて、知らんぷりしたらどうなりますか。このプレゼントはあなたのものではありません。これをあなたのものにするには、受け取らなければなりません。受け取ったらどうしますか。あけます。あけなければ、それを使えません。分かりません。あける時が一番わくわくするのではないでしようか。あけてみてください。何が入っているでしょうか。
---- イエス・キリストは私たちへの最大のプレゼントです。それを受けとるとき、私たちは、何を受け取ったか知らないのですが、あけてみると、自分に必要だったもの、自分が願っていたものが入っていました。そして、そのギフトは、年月が経っても終わることがなく、永遠まで続きます。みなさん、そんなプレゼントがどこにありますか? あなたが、このプレゼントを開けたその日から、そのギフトは毎日毎日広がるのです。
★人生の変革=真の礼拝者に Life Transformation = The true worshipper
プレゼントを受け取って、開けた人々の特徴があります。それは、神様に仕えるようになることです。
マリヤは、最後の最後までイエス様について行きました。十字架の死も見届けました。羊飼いたちは、最初のキリストの証人となりました。はじめに、イエス様を礼拝したのです。礼拝とは、サービスと言って、神に仕えることです。その方法はさまざま違っても、あなたが生きていることが神への生きた礼拝と変えられます。
最近、とても胸を打つ出来事がありました。私の仕えているインターン先はクリスチャンの運営している施設です。私のクライアントの半数の人が、別々に私にこう打ち明けたのです。
「私は、ここで、たくさんの恵みを受けている。私は、こうしてはいられない、私の夢は、ミニストリーに携わること。神様とみなさんに少しでも恩返しがしたい。」これこそ、真の礼拝者なのです。
神の恵みに、プレゼント、ただで受けたことに感動して、何かを自分もただで上げたいと思う。神に自分の時間、労力を捧げたいと思うことが真の礼拝なのです。
③ 神の敵 God’s enemy
血肉によらない。真に霊的な戦い。この戦いができるチームが必要。如何せん、私たちの多くは、シリーズで話しています、私たちの三つの戦いのうち一番、二番の戦い、自分自身との戦い、試練で精一杯になってしまうのです。また、一番、二番のように表面的に見える霊の戦いもあります。私たちに霊の戦いの勇士たちが必要です。一番、二番を通らないと、三番を洞察できない。けれども容赦なくサタンは攻撃してきます。だからチームが必要です。霊の戦士たちが必要です。聖書を開きましょう。
エペソ6:11 悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、you may be able to stand against the wiles of the devil.
サタンは、策略をもって私たちを攻撃してきます。その目的は、
ヨハネ10:10
10 盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。The thief comes only to steal and kill and destroy; I have come that they may have life, and have it to the full.
サタンの策略は、私たちを失望させ、あたかも私たちの大切なものが盗まれた、壊された、殺されたような気持にさせることです、喜びを奪い、いのちを奪います。彼と彼の手下は、私たちの目をくらますものであり、大ウソつきです。He is illusionist. Liar.
敵のやり方は、愛でなく憎しみ、一致でなく分裂、善でなく悪、真実でなく嘘、分かち合いでなく自己中心、謙遜でなく高慢の発展を助長するのです。
V17 また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。the sword of the Spirit, which is the word of God.
神の言葉は剣のようです。
へブル4:12
神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。For the word of God is alive and active. Sharper than any double-edged sword, it penetrates even to dividing soul and spirit, joints and marrow; it judges the thoughts and attitudes of the heart.
18 すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。And pray in the Spirit on all occasions with all kinds of prayers and requests. With this in mind, be alert and always keep on praying for all the Lord’s people.
15 足には平和の福音の備えをはきなさい。
19 また、私が口を開くとき、語るべきことばが与えられ、福音の奥義を大胆に知らせることができるように私のためにも祈ってください。Pray also for me, that whenever I speak, words may be given me so that I will fearlessly make known the mystery of the gospel,
V14 偶像礼拝に気をつけなさい。flee from idolatryとある通りに、コントロール欲は偶像礼拝に繋がっていきやすいのです。「これさえ叶えば」という強い思いが、刹那的な欲望現実を求めさせるのです。わたしたは、永遠への思いがなくなってしまっては、信仰がいらなくなります。
困難の中での戦いは、信仰の戦いであり、信仰が試される時であり、見えない神を時間を超えて信じることの戦いとなります。
では、あなたの本当の感情、責任とは何でしょうか。アダムとエバの場合を見てみましょう。
「神様が、食べてはならない実をたべたのか」と聞かれました。すると、アダムは、「はい、食べてしまいました。ごめんなさい」とは言わず、「あなたがくれたあの女が私に食べるようにさせた」と言ったのです。アダムは、恥がものすごく強いようですね。第一、エバがそうさせたといい、しかも、そのエバは神様が送ったというのです、最終的には神が悪い。と言って、自分の恥にさいなまれている居心地の悪さを神のせいだと言っているのです。神を責めることで、自分が責められないようにしているのです。人を裁くことによって自分が裁かれないようにしているのです。これは、面白い構図です。
マタイの福音書7:1〜2には、. 「さばいてはいけません。さばかれないためです。あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ」“Do not judge, or you too will be judged. 2 For in the same way you judge others, you will be judged, and with the measure you use, it will be measured to you. とあります。裁きを自分からのぞくように、自分の力ですることが、どうも人間の罪の副産物のようです。
ここで何がおこっているでしょうか。自分の感情、居心地の悪さ、を自分のものとして認めないということです。また、裁きは必ず自分に帰ってくるという霊的な法則でする
実際、しようと思えば、アダムもエバも、神様の前に、自分の恥をさらけ出して、ごめんなさい。と、言えば言えたはずですよね。自分の内側を潔く認めること、その責任を自分にあると認めることが、勝利の第一ステップです。
There is no condemnation in Christ. Rom 8 キリストにあって、もう二度と罪に責められることはありません。
イエス様は、私たちの罪を赦すために来てくださいました。
今、心にかかっているひと、自分の行動、自分を守る行動、自分がいらいらしていることの原因と自分が思っていること、自分自身、またアダムのように、神様がそうしたんだという神様を責める気持ち、全てを神様に持って行って、自分のありのままの感情を神様に知っていただきましょう。
必ず、私たちの心が一新され、あなたは自由になります。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず 、if you know your enemy and know yourself、in a hundred battles you will never be defeated; know your enemyということわざの通り、私たちが敵を把握し、自分を知るならば戦いに勝てるというのです。この言葉は、クリスチャンならばまさに当てはまる言葉であると思います。
ヨブ38: 4
わたしが地の基を定めたとき、あなたはどこにいたのか。あなたに悟ることができるなら、告げてみよ。“Where were you when I laid the earth’s foundation? Tell me, if you understand.
聖書は、この世の自然界のあらゆる災害などは、究極的に人間の堕落と関係あるというようにロマ書にあります。自然界の本当の回復は、神の子供たちの回復によるのだと。また、聖書は、自然界のすべてのことは、あらかじめ、神が法則を定め、その定め通りに動いている。その歯車の通りに動いているのであって、それが、嵐になったり、地震になったりする。全世界の歯車の一部でものごとが起きている。ですから、神の裁きであるということも完全には当てはまらないケースるもある。ここで、大切なのは、神は神を愛するものには、全て働かせてを益としてくださる神を選んで行くという、戦いになります。we know that in all things God works for the good of those who love him.
③ 神の敵 God’s enemy
血肉によらない。真に霊的な戦い。この戦いができるチームが必要。如何せん、私たちの多くは、一番、二番の戦いで精一杯になってしまうのです。また、一番、二番のように表面的に見える霊の戦いもあります。私たちに霊の戦いの勇士たちが必要です。一番、二番を通らないと、三番を洞察できない。
◎あなたの戦いはどのカテゴリーでしょうか。What is your current battle?
何に対して今、戦いを感じていますか
人は、苦しみに会う時、戦いを感じる時に、全てを神のせいにしたり、全てを悪魔のせいにしたりします。私は、苦しむために生まれてきたんだ。とか、こんな不幸なことが起きたのは、神の御心なのだとか。あるいは、全部サタンのせいだ、だから、悪霊追い出しを毎日する。とか。両方、間違っています。
「悪魔の手紙」というシー・エス・ルイスの本を読んだことがあるでしょうか。日本語でも読めます。サタンがその弟子にどのように人間をだましたらいいかということを指導する手紙です。しかし、読むと身につまされ、いろいろと教えられます。
The Screwtape Letters by C.S. Lewis
Enemy makes us busy/performance/ be religious, spiritual … 忙しくさせ、何かを上手くやることに集中させろ、宗教にこらせ、霊的にさせろ
Make disappointed. がっかりさせろ
Two persons fight each other. Let them say bad things each other. 二人の人がいたら、喧嘩させて、互いに悪口を言わせろ。
Let them Self-talk negatively 自分自身に対して否定的に呟かせろ
Compare themselves to others even in the church. 人と比べさせろ、教会でも
Let them focus on their sins and others’ sins. 自分の罪と他人の罪にこだわらせろ
Let them avoid sincere/vulnerable prayers 心からの弱さからくる祈りを避けさせろ
◎人間関係の法則Law of Relationship
サタンは、ここで何をさせたいのだと思いますか。そうです、神様と顔と顔を合わせて持つ関係から私たちを離したいのです。「関係」から話せば、サタンは私たちを楽勝で破滅に向かわせられるからです。これが、敵の策略であり、罠です。
★ 真理はあなたを自由にする The truth set you free
ヨハネJohn 8:31-32
31 そこでイエスは、その信じたユダヤ人たちに言われた。「もしあなたがたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうにわたしの弟子です。32 そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」To the Jews who had believed him, Jesus said, “If you hold to my teaching, you are really my disciples. 32 Then you will know the truth, and the truth will set you free.”
★ あなたにとっての真理とは何か? What is your truth?
◎ 勝利の鍵は自分自身・あなたに関する真理を知ること Key is to know yourself
① キリストにある自分 In Christ