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徒然なるままに日暮

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鬼が大爆笑のE-M1Mk3予想

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どわっはっは。どこよりも誰よりも早い「オリンパス OMD E-M1Mk3」予想だ。

2016/9にケルンのフォトキナで開発発表されたE-M1Mk2(以降MK2)は、目出度く11/2よりオリンパスのプレミア会員向けに「優先予約」が始まった。価格は予想をはるかに超える244000円。市場には賛否両論が渦巻いている。このブログでスペック予想までしてきた元気としては、当然「優先予約」のバナーをポチッたことは言うまでもない。どひゃひゃ。

で、発売開始は12/28だ。おいおい、世間の会社の年内最終営業日だぞ。なんで、そんな日にってーと、これには訳が有る。それは2016年がオリンパスのカメラ事業の80周年の記念年だからだ。その年に「発売」しなきゃならんわけだ。

実際、このカメラは11月には発売と言われてきた。それがセンサーの製造元のSony阿蘇工場の被災でギリギリになったと踏んでいる。生産はベトナムのホーチミン市の郊外の工場だが、こういう理由なので初期ロットは、本当に少ないと予想している。

さて、Mk2は、この位にしてMk3予想だ(爆)。

ズバリ、発売年は2020年。それも前半期と見ている。言わずと知れた「五輪前」だ。
Mk2を12月28日に「発売」するから、2020年なら「4年後の投入」と言える。フラッグシップの投入サイクルとしては妥当だ。(無理くりだが)

そして、目玉は「有機薄膜CMOSセンサー」だ。パナソニックが開発している次世代センサーを乗せて来るとみた。

パナはオリとともにMFT規格の盟友でも有るし、Mk2も設計オリンパス製造Sonyのイメージセンサー版ASICみたいな事をしているので、MFTの「次世代センサー」として2020年に有機薄膜を乗せて来ると思う。

MFTのセンサーサイズは面積で言えば35mmの1/4程度だから、高感度耐性や、ダイナミックレンジで物理的な不利がある。この辺がMFTのデメリットだが、有機薄膜は、そのデメリットを根本からクリアする次世代センサーだ。その初号機(パナと同時?)にMk3はなるような気がする。

Mk2の開発途中に噂で「2つのセンサーモデルが存在」というのが流れたりしたが、これも穿ってみれば有機薄膜CMOSの搭載検討をしていたのではないか、なんて考えられる。

で、このセンサーを本当に乗せてきたらスペック的には常用ISO25600なんて事になるかもしれない。読み出し速度や、そもそものイメージセンサとしての素性は未知数だが、現在聞こえてきている素材としてのスペックでは「デジカメを根底から変える」可能性を秘めていると思う。

グローバルシャッターの完全実用化や深度合成の逆の「デジタルボケ」なんかも本体仕様として乗せてくる可能性がある。もちろん、C-AFの更なる進化と連写コマ数の上限も伸びるだろう。パナ機は6Kフォト切り出しが売りになるかもしれない。

最近、オリンパスのPROレンズの新作はIS(手振れ補正機能)をレンズに搭載して本体と合わせて「シンクロ補正」とかしてるが、ひょっとすると有機薄膜CMOSは、構造的にイメージセンサーを動かす「本体手振れ補正」に弱いのかもしれない...なんて思うのは深読み過ぎか。

いずれにしろ、Sonyお家芸の「裏面照射型」を遥かに超えるイメージセンサーのエポックメーキングが、OMD E-M1Mk3の目玉と見た。そして、東京五輪では白黒バズーカが姿を隠し、オリパナを手持ちで撮るのが当たり前という、スポーツ報道カメラマンの新たな姿が見られる、かもしれない。

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7-14mm f2.8 PRO

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7-14mm f2.8 PRO
くぁー、やっぱりFotopassポイントは「オリオン」(オリンパス オンライン)で7-14mmf2.8PROになっちまった。OMD E-M1Mk2の販売が、万一来年に延びると「年末で失効」するポイントが28000点も有ったからだ。

そもそも、このポイントは「1年間」と有効期間が短い。C/Cなら普通3年、元気のメインカードは「永久不滅」だぞ。そもそも使い道がオリンパス主催の講習会の参加やダイレクトショップでの買い物に限定されてるから、年末近くになると毎年「何か買わなきゃ」って事になる。通常は上代の15%、セール期間中で20%までしか使えないポイントなので、失効する分を「フルに使う」となると、それなりに毎回大きな買い物になっちまうのだ。

まぁ、元気はオリンパスの「プレミア会員」でもあるので、オリンパス商品を買うならダイレクトショップでポイント使うのが一番安く買えるので、まだ救われてはいるのだが。

で、M1Mk2購買用に溜めてたポイントの「昨年獲得分」の期間が迫っていた訳だ。

そう、判っている、ここまで書いたことも、これから書く事も全てが「言い訳」だって事だ。でもさー、やっぱさー、なんつーかさー、そらさー、仕方ないじゃーん。

と、言う事で目出度くM4/3での「大三元」が成立した。バンザーイ。ぐひひひ。

カメラの世界では昔からf2.8通しの広角/標準/望遠レンズを揃える事を「大三元」という。ちなみにf4.0通しでは「小三元」という話もあるが、こっちは余り一般化していない。

要は、多群多枚数構成になるズームレンズでf2.8通し(焦点距離に関わらず開放f2.8)のレンズを作るって事はメーカーとしても技術の粋みたいな所が有って、ニコキャノ始めレンズメーカーがハイアマチュア向けに一番力を入れているところだって事だ。
(プロは全レンズの中から、撮影目的でセレクトするからね。アマチュアは、そこまでは無理だからズームレンズが主体になる。)

オリンパスでは標準が12-40、望遠が40-150、で広角が7-14で設計されている。M4/3だから135判換算では、おのおの24-80/80-300/14-28という画角だ。

元気としては7-14mmが「最後の大三元」パーツで、これで目出度く大和了。役満完成って訳だ。M4/3だから、大三元3本ひっさげても1676g。三脚座やテレコン合わせても2000gに欠けるって構成。カメラ加えてもDONKE F-2に全部突っ込んで3kgに満たない状況で持ち歩ける。これは大きいんだよね。

流石にオリンパスの「主力」レンズだけあって、お値段も、そこそこにはする。3本合わせれば「昔のスズキALTO」が買えちゃう。でも、ここでもM4/3のメリットは有って、例えばNIKONの大三元なら「昔のトヨタカローラ」が買えちゃったりする。ほぼ倍って感じ。

細かい事を書けばきりがないが、撮像素子が小さいってのはデメリットも多いがメリットもまた多いって事だ。元気がプロカメラマンなら迷わずニコンD5を買うか、生活の為にキヤノン1Dxや5Dを買う。(キヤノンの方が、お抱えカメラマン多いからね。就職口みたいなもんだ)

でも、アマチュアで、野鳥やスポーツ写真の専門って訳でもないから、持って歩いて回れる「どこでもカメラ」という要求が一番プライオリティが高いって事だ。

さて、そうして揃った大三元を引っ提げて「川越祭」に行ってきた。

ぐぬぬ、やはり広角レンズは難しいなぁ。換算14-28mmなんてのはフィルムの時代には「特殊」な撮影世界だったので、元気も28mmf3.5までしか使っていない。その頃は、28mmでも両端が少し吊り上る「歪曲収差」が出たものだが、今の技術では換算14mmでもキッチリ隅まできれいに映る。でも、それだけに難しい。テーマをしっかり持って、撮影前から画角を計算してフレーミングしておかないと、単に「寄れて無い詰まらん写真」を量産する事になる。奥様方が集合写真などで撮る「もう2歩くらいは寄らなきゃダメじゃーん」って写真ばかりって事だ。

専門的にはパースペクティブを強調するとか、ローアングルから撮るとか、諸々のセオリーや作例は有るのだが、広範囲に「いろんな物が写っちゃう」上に、被写界深度が深くて「ハッキリ写っちゃう」から、大胆に省略するとか、極端にフレーミングするとか、兎に角「主題はコレ」と叩きつけないと、結果「何撮ったん?」って事になる。

うー、また一つ楽しみが増えた。ぐふふふ。 そうそう、女房には、まだ内緒。

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地方行政

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久々にちょっと毒を吐く。

富山市議会での議員調査費などの不正が後を絶たず、しかも組織ぐるみ丸出しで全く世間を呆れさせている。兵庫の「号泣」議員の比では無く、もう完全に「議員、議会、党運営ってのは、こうやってやる」という世界だから、恐らくは「富山市」だけの話ではあるまい。

全く、この国の地方行政なんてこんなもんだ。豊洲移転問題の東京都の状況も然りだ。議会とか議員なんてのは、まるっきり機能していない証明だ。世間では、こういうのを社会に寄生する「ダニ」と言うはずなのだが。

で、さいたま市では先日から「トリエンナーレ」なる芸術祭が始まった。これ、市民の誰が喜ぶのだ。誰が望んでいるのだ。「トリエンナーレ」って言う位だから3年ごとに催して定着させようって考えかもしれんが、文化ってのは、こういう物ではないだろう。甚だしく無駄使いである上に、正直恥ずかしいったらありゃしない。これが市税で行われている事には怒りすら感じる。

さて、世の中一般の話で毒を吐いたところで、漸く本題に入る。この話題は「世の中の誰も指摘しない」ようだから、元気がここに指摘しておく。

首都高速には「埼玉線」(計画時は大宮線)というのが有って、区間は戸田南からさいたま見沼までだ。将来的には上尾道路の第一区間の途中(圏央道までは繋げない)まで延伸する予定で、中央区円阿弥でJCTを形成して北進する予定である。

現在は、円阿弥でループし、さいたま新都心の地下を抜けて第二産業道路に直角に接続している。新都心の東からは「見沼田んぼ」と「芝川」を超える為に橋梁設計となっていて、新都心東から、この橋を渡るためにランプが置かれている。

この道路を「東北道 岩槻IC」まで延伸しろって話があるらしい。もっともな話だと思う。だが、元気としては、それ以前に「この橋を渡るだけの区間を何故無料にしない」と思っている。ここ渡るだけで300円はバカだろ。

で、結局、この区間だけを高速乗るのは役人か規制の緩い企業の車だけだから、多くの車は芝川沿いの住宅地の生活道路を通る事になる。非常に危険だし、環境的にも良くないのは明らかだ。

首都高のランプにはETCゲートが設置されている。ETCもすでに2.0だ。せめて「埼玉県内ナンバー」の車は「無課金」とするだけで、この橋の価値は飛躍的に高まる。勿論、県や市が整備を続けている新都心へのアクセス性も飛躍的に高まる。

この高規格の(首都高だからね)橋を新たに掛けたとすれば、相当な建設費となるだろうが、通過車両の、しかも埼玉登録(川口、大宮、熊谷、所沢など)に限定すれば、この橋の維持費よりも安く済むんじゃねーのか。

地域活性化とか地方自治の確立と言うなら、こういう部分で首都高と折り合い付けて県或いは市あるいは合同での無料化を実現する事が、地域経済の発展と住民利便性の提供だろうが。

トリエンナーレやクリテリウムやってる暇あったら、現実を見ろ。

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開発発表 E-M1mk2

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「鬼が笑うE-M1mk2」を書いてから15か月。遂にケルンのフォトキナでE-M1mk2が開発発表された。「開発発表」ってのは「作ってますよー、出しますよーって事だ。よって発売日も価格も公表されていない。この1年の間に日本では熊本県で震度7が2回連続する大地震が有ってSONYのイメージセンサ工場が壊滅的な大打撃を受けた。その影響で2016年の前半はデジカメの供給が厳しい状況になった。この機体もその影響を大きく受けているという。

よって細部の仕様では、まだまだ発売開始までに不明な点もあるが、代表的な部分で幾つか。

1.イメージセンサの画素数は2040万画素
 CANONでは5000万画素越えを出してきているし、中判カメラでは1億画素も聞こえてくるが、まぁ、妥当っちゃ妥当な線。像面位相差なので画素の幾つかをフォーカシングに当てなければいけないので1600万では流石にきつい。3200万では他の性能が追い付かない。その妥協点って画素数だろう。お家芸になりつつある「ハイレゾショット」では50M=5000万画素相当って事になり、CANONのトップに並ぶって主旨だ。

2.AFは大幅強化
 これって、ミラーレスの最大の欠点と言われてきた部分だけに、実際に撮った場合に、どの位の追随性があるか興味津々。元気のE-M5では、暗所でのAFは使い物にならないから、単に「早い、追える」ってだけでなく、真のプロユースって所まで突き詰めているか楽しみだよね。120点のクロスって性能だから期待はモテるが...暗所が。

3.連写18枚/sec
 AF追従でのスペック。NIKON 5Dを超える。フォーカス固定では60枚/secだ。只、この辺の連射性能はソニーやパナも追い上げが厳しい。EVFでの出像が素晴らしいらしいが、これも見てみないと判らん。

4.4K30p
 ここのみ予想スペックを下回る。(RAWも12bitか?)当然60pで来ると思ったが、この辺も動画は弱いオリンパスか。

5.バッテリーは新型
 ぶーぶー。

6.SDデュアルスロット
 パチパチパチ。

7.一緒に発表された25mF1.2PROは168000円
 ぐぬぬ、単焦点標準レンズに168000円。まぁ、作例観てみないと何とも言えないの極地だね。ぐぬぬ。

まぁ、1年前に書いた「ジオメンブレン」始め、まだまだよく判らない事は多いし、発売開始は「来年4月」なんて話もある。それまでに、ファームを詰めて諸般のスペックアップを図って欲しいものだ。

オリオンのポイントが12月末で切れるので、こっちは7-14mmになっちゃいそうだなぁ。

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自動運転と三本の矢

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今週から「東京モーターショウ」ウィークだ。VWのディーゼル擬装で何かと耳目を集めている自動車業界だが、今回のショウの目玉は「自動運転技術」だという。それに合わせるように日経ビジネスが特集で「コンチネンタル」を取り上げている。

元気の現在の車はコンチネンタルのタイヤを履いているが、正直、それまではコンチネンタルなんて会社、全く知らなかった。日経ビジネスによれば、コンチネンタル社は、タイヤに限らず「部品メーカー」として欧州では大変有名らしい。特に「レーダー」「センサー」では、実質世界一って話だ。よって、全世界の有力自動車メーカーに採用されている。

メルセデスのミリ波レーダーとカメラの併用システムもコンチ製だ。で、この欧州部品メーカーが「次世代の自動運転の陰の主役」なのだという。なるほど。実際、日本での受注は昨年比で2倍って事だ。

ふーん、知らない事は、まだまだ多いねぇ。

この記事に触れて、ちょっと気になったのが「スバル アイサイト」だ。自動運転には、いくつかの段階が有るが、現在実用化されているプリクラッシュセーフティ=衝突防止装置の先駆けは「スバル アイサイト」だ。VOLVOがレーダーで、衝突回避を実用化していたが、高いし、そもそも車両販売台数が少ないので、国内では普及したとは言えなかった。そこへスバルは20万以下で「ぶつからない車」を出したのだから、市場インパクトは大きかった。現在では、オートクルーズと併せて「渋滞時自動追尾」も可能となっているし、最新版では後方安全性も確保している。

でもね。これは、スバルの自社開発なんだな。発売当時「モノクロのステレオカメラ」って安価な装置を卓越したソフトウェア制御で「世界最高水準」の衝突安全装置に仕立てた日本人の智慧の塊だ。ミリ波レーダーなんて高額の装置は使わない、だから安くて普及した。

但し、スバルの自社開発品だけに他の自動車メーカーとの共有が難しくて、このまま行くと「取り残される」恐れがあるんじゃないか、とコンチネンタルの記事を呼んで思った次第だ。今現在では世界最高峰でも3年後には開発が追い付かない技術になっちまうかもしれない。

車の電子デバイス化って事は、そういう事なんだと思う。事実、トヨタもコンチのパーツ使ってるらしい。自動車メーカーとしては「自社開発」ではコストがかさむし、何より「スタンダリゼーション」の波に乗り遅れかねない。

IBM-PC ATが標準になってHDDやMemoryも、その規格前提で作られたから安く大量に安定的にパソコンが供給できたわけだ。「アイサイト」がどんなに優れてて、どんなに良くて、どんなに安くても、最大の欠点は「アイサイトである」って事にされちまいかねない。何て、危惧が頭をもたげる。

この辺を、キッチリと「自国の優位性のある技術」としてサポートし、国際化、共有化の後押しをできないと「第三の矢」ってのが、いつまでも出てこないんじゃねーかなぁ、ねぇアベノミクスさん。
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IoT 一考察

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IoT=Internet of Things 日本語では「物のインターネット」、正直、もう少し良い言い方も有るだろ、って感じ。センス無いよね。

まぁ、中身は「何にでもインターネット」って事で、今迄はインターネット=コンピュータデバイスのネットワーク、だったのを、インターネット=森羅万象のネットワークにしようって話だ。

巷間、TVの情報番組なんかでは「ITに詳しい方」が、さも「新しい世の中の実現」みたいな感じで紹介しているので、最新の概念のように思えるが、元気的には(かなり曲解も有るとは思うが)「コンピュータがパーソナルって概念をまとった時からの基本哲学」だと思っている。つまりIoTは「40年近くの歴史ある概念」だ。

具体的に言おう。

アップルの「もう一人の天才」アランケイが示した「ニュートン」というガジェット。ビルゲイツが、マイクロソフトの企業価値として提議した「Information at your finger tips」。そしてNovellがIPXd実現しようとしたネットワーク社会。すべて、最終的なゴールはIoTで有ったと思う。(かなり曲解しているが)
今から40年前には「目指すべき高度情報化社会」として提唱されていた、と思う。

さて、だからと言って「何を今さら」というつもりはない。実際、昔は「制御」という考え方が主流だったネットワークは、今や概念その物が変化する位の多様性を持っている。

で、元気が思うIoTだが、例えばTVだ。VIERAがFireFox-OSを(よせばいいのに)採用して相変わらず「迷走地図」を書いている国内メーカーだが、家庭内IoTの主役だと思っている。

これも具体的に書こう。

以前から「庫内の物が判る冷蔵庫」とか言って、冷蔵庫にディスプレィを付けて庫内の品物のリスト表示するって、おバカな製品の試作品なんぞが有って「未来の冷蔵庫」なんて言っていたが、あんな馬鹿な製品もIoTで生きてくる。

冷蔵庫の中身は「冷蔵庫で表示するのは無駄」でしょ。安くなったとはいえ液晶パネルは要るし、タッチセンサーも要る。ならTVに表示すりゃいいじゃん。エアコンのモードや設定温度もだ。風呂が沸いたなんてのはテロップ挿入してくれ。宅配業者の不在配達票もだ。TVでいいじゃん。あんなデカい高品位の「ディスプレィ」が有るんだからさ。

各メーカーさん「HULU」や「Youtube」、「NetFlix」なんて外資VODに振り回される前に「自分たちが売って普及させてきた」足元の家電のインテリジェント統合をIoTの概念で取り纏めてみたら?そうすりゃ、本物の「VIERA LINK」だ。

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鬼が笑うE-M1mk2

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2016年はオリンパスのカメラづくり80周年のアニバーサリーイヤーだ。当然、思いっきり気合の入ったモデルが出てくると期待している。CP+で「E-M5mk2」を触って、自レンズで撮ってきた感想から「次期E-M1後継モデル待ち決定」になったので、楽しみにしている。

順当であれば2016/10くらいの発売でフォトキナで「世界にアピール」って感じだろうが、どうせなら今年の秋くらいからティザーで煽って欲しいものだ...と思っていたら、ぼちぼちと噂が聞こえてきた。

OMD E-M1MK2 (FT3)
18M Pix NewSenser 「geomembrane」

あー、なんじゃそれ。何々、ダイナミックレンジが10段分増える?まじかっ。「ハイレゾショット」のHDR版か?geomembraneって何よ。あーん、工事現場で砂塵防止用に張ってるビニ幕じゃねーか。ははぁ、こいつ使って「砂塵防止=ノイズ除去=アンダー思いっきり深くしてダイナミックレンジ拡大」ってか?

世の中、解像度アップでローパスフィルターレス全盛だってのに、逆に何か付けるってか。おもしれー。こういう逆張りは好きだねぇ。

画素数は1800万で十分だね。4/3じゃ、これ以上細密にすると犠牲が多すぎる。18Mあれば3:2でも16Mが確保できるので、8KTVの半分まで行ける。十分だな。フルサイズ(35mmが「フル」ってのは、どうも違和感あるが)でも40Mになるとブレを抑えきれないから面積半分以下の4/3なら18Kで十分だ。

むしろ、今回のgeomembraneが何者かは分らないが、ダイナミックレンジを上げて,結果としてノイズ耐性が上がり、低照度での実用域が広がるほうが「実務的」だと思う。プロ機材を目指すトップモデルなら「実務的」要素が一番だ。(NIKON Fは壊れない、という実用性を持ったレフカメラなのでプロが使ったんだし)

もちろん、エンジンも全面改良なんだろうなぁ。ダイナミックレンジが広がれば、諧調再現の肝はグラフィックエンジンだかんね。「Ⅶ」まで来てるので「新ネーム」も有りかな。こっちのブレイクスルーにも大期待。当然4K/60P動画だろうから、そっちは、まぁ、普通にどうぞだが、後はハイダイナミックレンジを生かすデータバスが欲しいね。14bit期待。うーし、フォトパスポイント貯めるぞぉって金じゃねーのかよ。 

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F-3 Ready?

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ATD-X 風洞実験用モデル ATD-X 風洞実験用モデル
現在、通常国会において所謂「国防法案」の審議中だ。しっかりと、実用的な法案の整備を期待する。

これに先立ち、自民党のステマ的な発表が幾つかあった。豪州への「そうりゅう型潜水艦」販売とかで、「日本の軍事技術って凄いんだよー、法律をやっと変えたので(解釈だろが、しかも閣議で)世界の各国が『うちに売ってよ』って言う位凄いんだぜー」的な最近トレンドの「日本人自国誉め」基調だ。

その一つに(と、勝手に思ってる)「F-3開発承認」ってニュースがあった。次期航空自衛隊主力戦闘機「F-3」の完全自国開発するって発表だ。表向きには「IHIが推力15tエンジンの開発に目途をつけたから」って事になってる。

近年の制空権争奪戦は「制圧戦闘機」の争いになってる。昔、よく新聞紙上に「FX」って言葉が使われて「次期主力戦闘機=FX」って思ってる人が日本人の大部分だが、FXとJASDFの次期主力戦闘機は別物だ。現行運用のF-2A(B)は、F-16をベースに日本仕様で開発された機体で、デザイン含め(元気は)世界の名戦闘機だと思っているが、すでに生産は終了し老朽化している。F-2は海洋国家日本の実情に合わせてASM2などの兵装を積載できる「対艦性能強化版F-16」=「対艦番長」だ。純粋に「制空権争奪」って役割はF-15Jが担っている。この世界のベストセラー、爆速戦闘機F-15の電子戦強化機「F-15J」も改修に改修を重ねてきたが、退役年次を迎えている。

民主党政権により防衛計画は一時停滞したが、JASDFの主力機F-15J/F-2の後継導入は待ったなしだ。日本政府は米国にF-22の購入を持ちかけたが米国議会にて否決され実現しなかった。仕方ないので「究極のマルチロール」F-35のAをすでに発注済みだが、この機体は海兵隊向けBが、一部ロールアウトされただけで、未だに引き渡しに至っていない。

F-35Aは、第5世代戦闘機で制圧制空機能も近接支援機能も両立できる事を謳い文句にしている。で、あればこの機体をF-15J/F-2の代わりに順次配備してOKな筈だが、ここにきて「F-3」開発だ。

もちろん、戦闘機の開発は20年越しだからF-35Aの後継すら視野に入れているのかもしれないが、やはりここは「日本純国産の戦闘機」のインパクトが大きい。

実証実験機「ATD」は8月までには飛行試験をするらしいが、「F-3」の仕様ってのが、なかなか凄い。今、存在するわけではないので空論だが、機体性能では世界最強のF-22Aを凌駕する。なんか「メビウス1」だね。

空力、製造、エンジン技術、もろもろの工業的発展に対し、このプロジェクトによる成果は大きな期待がかかる。ある意味「日本型軍産共同体」プロジェクトだ。そして、もっとも、このプロジェクトで重要になると思われる部分がAWACS支援によるステルス戦闘機統合運用の為のソフトウェア開発だ。

この部分では米ロはもちろん、軍事大国フランス、イギリス、スェーデンあたりにも後れを取っている感もある。ここを補完し「世界列強に並び追い越す」ためには、「F-3は純国産で作る」しかなかった。そして、もちろん21世紀後半以降のの社会は「ソフトウェア産業の強国が世界の強国」であることは間違いない。
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宅内ネットワークの高速化

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宅内ネットワークの高速化
今回、前々から気になっていた宅内ネットワークの高速化を試みた。結果から書けば30Mbps程度の下り速度が60Mbpsを超える程度まで改善した。

自宅ネットワークは関東エリアの市街地でauひかりマンションタイプだ。即ち、マンションのIDFまではギガの光で配線されているが、そこから先のマンション宅内はVDSLって代物。前にも書いたが、元気のマンションはFTTHのダークファイバーが光コンセントまで宅内に来ているのだが、これはwakuwakuの特定契約をする必要が有るので高くて使っていない、って無駄な物だ。

結構長く使っていたCOREGAの11n300Mルーターが壊れてNECの1800HPに買い替えたのが、約1年前。その頃から無線LANでPS3ゲームを行っていた息子が「何か、前より遅い」と文句を言っていたが、自分には支障が無いのでほっておいた。

娘がIphoneを6にして、自宅環境内でもDCP-IP含め動画コンテンツが蔓延る様になってきたので、ちっと、重い腰を上げて環境改善に乗り出したわけだ。

自前のiphone5Sで無線速度を計測してみると28-32Mbps程度(下り)。ま、VDSLなら、こんなもんだろ、とも思ったが、少しの投資と手間で改善するなら、それも良しだ。

まず、宅内LANの改善という事でVDSLモデムの置き場所を変える。自宅は加入回線も「ひかり電話」にしている関係で、モジュラーコンセントは一杯あるのに、実質電話機の傍、あるいは配線が問題ない範囲にしかモデムを設置できない。そうすると必然的に電話線区間が長くなってしまうのだ。

VDSLだから経路は短い程良いに決まってる。よって、宅内への引き込み線に一番近いモジュラーから短線路でモデムに引き込むのが正解なのだが、上記制約が有る。で、今回はVDSLモデムを移動し、モジュラーからは短線化し、モデム-電話機間を長線化する「繋ぎ変え」を行ったわけだ。

ついでに電話線ケーブルを通常の2線ケーブルから「より線シールドの4線」に変える。これでノイズ耐性が飛躍的に上がる筈。ケーブル自体は短いほどいいので30cm位にしたいが、取り回しの制約もあるので1mもので妥協する。

さらに、家庭内の回線モジュールというのは電灯線やTVアンテナ線との複合コンセントになっている事が多く、宅もご多分に漏れず山のような配線に埋もれているので、出来れば他の「ノイズの少ないモジュラー」から取りたいのだが、これも適わず仕方がないので電力線などをなるべく束ねて電話線との間を遮蔽し、かつ平行部位を少なくして配線する。まぁ、この辺は気休めみたいなところもある。

以上の変更で、宅内の無線LAN環境は冒頭の数値程度に改善した。もちろん、ベストエフォートだから宅内環境以前に多くの影響要素が有るのだが、少なくとも「我が家に来てからはストレスなし」でパケット君が動いているようにしたわけだ。

COREGAのルーターは11n出始めの300M機だったので、不安定&癖だらけで、随分コンパネからパラメータをいじっった。windowsもXPだったので、こっちもレジストリを色々いじった。

現状では自宅内に11.acが飛ぶ環境は娘のIphoneしかないので、暫くは、このまま運用する予定だ。今後、ac子機が普及価格になったり、自室への大規模模様替え引越しが敢行されたなら、このルータも色々いじってみようと思う。
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世の中知らない事ばかり

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サンプル


d(sinθm-sinθ0)=mλ (回折格子の干渉式)



むむむのむ、世の中知らない事は数多くあるものだ。

カメラレンズに「回析現象」という言葉が有る。平たく言うと「絞り込むと解像度が落ちる」という現象を指す言葉だ。難しく言うと光が波の特性を持つために発生する(絞り羽の裏側への)回り込み現象と、その結果として撮像面到達光への干渉が増大する現象そのものを指す。「小絞りボケ」とも言う。

この話は35mmフィルム時代にカメラを覚えた者には違和感が有ると思う。『だって絞りって絞るほどシャープになるんじゃないのぉ?』

以前にも書いたがデジタル時代になってカメラあるいは写真の概念は随分変わった。フィルム時代には(一部のプロ機材を除き)フィルムは入れたものを撮り切るまで同一、だからISO(昔はASAね)なんてのは固定だった。ホワイトバランスなんてのも、余程厳密なスタジオ撮影での話で一般には関係ない話だった。露光補正とか色温度なんて現像処理の範疇だ。

そういう時代のカメラに於いて「設定」項目とは、シャッタースピードと絞りのほゞ2点。このうち絞りには「被写界深度」というファクターが付いてくるから、撮影技術における露光調整とは作品意図の表現と重なって「絞りで調整する」というのが当たり前だった。(スポーツ/夜景/一部意図的にSSを決める流し撮りなどを除く)

今でもデジカメを「A」設定で撮ってる多くの親父は、その認識ではないのか?少なくとも私はそうだぞ。

フィルム当時の35mm版レンズにおける絞りはF0.98~F32の間程度。で、一般的な高級カメラには標準でF1.4、広角望遠でF2.8から4という、まぁ、今と大して変わらないレンズが付いていた。

さて、本日のお題に戻って「回析」の話だが、元気の主力μ4/3規格では、F8程度が解像の限界だと言う。これ以上絞ると「回析」によってボケが発生し始めるのだ。更にF8というのもパナのライカ/Xレンズ、オリンパスのPROレンズでの話で、中級以下の光学特性のレンズではF5.6程度が限界だと言う。

デジタルカメラに本腰を入れ始めたころ、周りの方々から「元気はフィルム時代の基礎が有るから、話が早いよな。」と言って戴いた。事実、その素養はデジタルに於いても役に立つ物だったし、理解を助ける事でもあった。実際、フォトマスター検定でも役に立ったし。

よって、フィルム時代に生きた元気は「被写界深度」を深くしたい時に留まらず、『シャープに撮りたい時』にも許す限り絞り込んで撮影を行ってきた。いやはや、本当に知らないとは恐ろしい。

何で、こんな重要な事を知らずにいたかというと、この回折現象という物は撮像素子の大きさに影響するという物だからだ。これは、恐らく少し難しく正確に言えばレンズが作るイメージサークルの大きさで影響度合いが変る、という事だと理解している。

もちろん、回折には撮像素子の解像度(画素数)も影響している。低画素なら「ボケ」ても「ボケ」にならない(解像できない)からだ。即ち、高画素ほど「小絞りボケ」にシビアになる。今回は、話が複雑化するだけなので、解像度、画素数については割愛。

いずれにしろ、35mm位の撮像面サイズが有ればF22位では、然程気にする事が無い現象だったから、昔は絞り=被写界深度程度の単純な理解で実質的な問題は発生しなかった。

だが、μ4/3の撮像素子は規格上、35mmの撮像面に対し面積比では26%しかない。単純比較はできないのかもしれないが、F22に絞れば35mmならF22でも、μ4/3ではF88の影響が出ている、という事だ。μ4/3でF8が限界というのも、35mmならF32相当だよ、という事なら理解できる。フィルム時代でも、それ以上絞るのは『変』だからだ。

ちなみにAPS-Cなら面積比43%(CANONなもう少し小さい)だから、F11-16程度が限界という事になる。

そもそも、この現象に気づいたのはE-M5に40年前のG.Zuiko200mmF4+MC4のテレコンで換算800mmをピント&解像を上げたくSSの許す限り絞って撮っていたらボケボケだったからに他ならない。テレコンで倍になるのでF32なんて絞りで撮っていたわけだ。35mm換算ならF128ってか。

とは言っても、この構成でオリンパス推奨値の限界F8=テレコン装着のF4開放では甘くて話にならない。どーすんのさ。(テレコン外せって事だね)

む~、世の中に「マイクロフォーサーズではボケない」という書き込みは良く見かけるが、「マイクロフォーサーズでは絞り込めない」という話はあまり聞かない。こっちの方がはるかに重要だろ。

更に言えば、この状況でレンズまたは本体設定でF11以上の絞りを設定できるのも如何なものか?(レンズは資産だから将来的に本体の補正でF16まで小絞りボケを除去、とか考えているのかもしれんが)

とにかく、現状のμ4/3では、最高の光学系を持つレンズを使用してもF8までが絞りの限界だと、よーく認識しておく必要が有る。そうなると例えばオリンパスのM.Zuiko12-40mmF2.8PROの有効絞りは昔風に言えば2.8/4/5.6/8の4段という事になる。(デジタルの世界では、もっと小刻みに絞り設定できるが)

ただ、μ4/3では同時に「被写界深度」が深くもなるし、高品位レンズでは開放から解像するので「小絞りボケが8から出る」と知っていれば、他の特性と併せて実質的な問題も回避できるのかもしれない。要は「全部前倒しになってる、」とでも思えばいいのだ。(そんな単純じゃないぞ、とわかってはいるが精神安定の為にも、そう思う事にする)

こういった制約の中で自己を表現する撮影をこなす技術を「写真術」と呼ぶのか、しらん。
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