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Fukushima Daiichi Requiem

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九州地震の陰でひっそり進む、福島第一汚染水海洋放出準備

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福島第一原発の汚染水が止まらない。

今年1月時点の汚染水保管可能容積は、約96万トン。
これに対し、汚染水として貯蔵されている量は約79万トン。
容積の8割以上が使用されている状態である。
空きタンクの余裕が少ないため、今年の夏にも3万トン分の増設が検討されている。

これに対し、汚染水の増加量も増えている。
昨年末に、海に流れていた汚染水を、海側遮水壁で堰き止めた。
汚染水の流出は減ったようだが、流出していた分が滞留し、汚染水の増加にまわった。
そのため、汚染水の量は、一日あたり約200トンから、最大約800トンに増加した。
今年3月末に稼働した凍土遮水壁も、東電が期待する汚水減量にはつながらないだろう。

夏に完成予定のタンク3万トンを含め、タンク容量の残りは約20万トン。
ここに毎日800トンの汚染水が流れ込むと、全て満タンになるのは約250日後となる。
計算では9月頃に、遅くとも年末までに満タンとなり、汚染水の行き場が無くなる。
これに対し、どうするかが注目されていた。

そして、出たのが今日のニュースだ。
経済産業相が、放射線トリチウム汚染水について、
「海に流す事が最も短期間で低コストで処分できる、との試算をまとめた」らしい。

経産省自身の発表ではなく、「試算をまとめた」と表現したニュースを流し、
人々に、海への排出はやむを得ないと思わせるつもりだろう。

「海に流す事は、低コストで処分できる」とあるが、
単に薄めて海に流すならば、コストが低いのはあたりまえだ。

だが、そう簡単に海に流させる訳にはいかない。
「放射線トリチウムは、放射線量が弱いから大丈夫」という人もいるが、
ならば、なぜ今も、汚染水タンクに貯蔵し続けているのか。
微弱ではあるが、放射能を放出し、危険であるからに他ならないのだ。

だが、このまま手をこまねいていては、今年中に破綻する事も見えている。
では、何をすれば良いのか。

はっきり言うと、これほどの放射線と膨大な汚染水処理は、人類にとって未知の領域だ。
本来ならば、東電1社に任せて解決するものではない。
もし、本当に、福島第一原発をコントロールするのならば、日本の英知を集める他にない。

まずは、素直に、今の福島第一は、人の制御下に無い事を表明すべきだ。
そして、この事故を教訓に、将来の電源構成に原子力を入れない事を誓うべきだ。
その上で、問題点を整理し、国の内外を問わずに多くの専門家に解決法を模索させ、
合理的だと考えられる手法をまとめ、同時並行処理で進めていくしかない。

残された時間は、刻々と減っていく。
もう、問題を隠して先送りにしている時間は無い。
#福島第一原発

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