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Fukushima Daiichi Requiem

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  • ハッシュタグ「#川内原発」の検索結果3件

鹿児島県知事は、鹿児島県北西部地震を忘れたのか

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今日5月13日、鹿児島県の伊藤知事が定例記者会見で、
「熊本地震のような揺れは川内原発周辺では起きないと思う」と、述べた。
原発運転停止は不要、避難計画の見直しも不要との事だ。

彼は何を言っているのだろうか。
わずか19年前の1997年3月26日、薩摩川内市北部でM6.6の鹿児島県北西部地震が発生しているというのに。
さらに2か月後の5月13日、同市にてM6.1の第2鹿児島県北西部地震も発生しているのだ。

この3月の地震では、薩摩川内市内で震度5強を記録し、5月の震度は6弱を記録。
川内原発は、この薩摩川内市中心から、たった12kmしか離れていない。
だが、この時も川内原発は動き続けていた。
この地震での川内原発内の地震計の値は、原子炉格納容器の壁で632ガルだった。

川内原発の設計上の基準地震動は、620ガル。
つまり、川内原発は一度、設計基準以上の地震を受けているのだ。
次に同じような振動を受ければ、危険な状況に陥る可能性は高い。

伊藤知事は鹿児島県出身で、自治省と総務省の官僚だったようだ。
鹿児島県出身の鹿児島県知事が、地元の地震を忘れたとでも言うのだろうか。

熊本地震の最初の地震から、明日で1か月が経とうとしているこの時期に、
原発稼働継続の言い訳を、誰もが変だと思うような理屈で記者発表するとは、国民をバカにし過ぎだ。
ここまで具体的な過去記録があるのだから、
もし原発周辺で再度地震が起こり事故が発生しても、もう「想定外だった」と言わせてはならない。

「起こり得る可能性のあるものは、確率は低くても、現実に必ず起こる」、
これが、災害や事故を考える時に忘れてはならない掟だ。
事実の裏付けもなく、希望的観測で、過酷事故発生の可能性を切り捨ててしまえば、
事故発生後の対応や避難が後手後手になるのは経験した筈だ。
私たちは、あの福島第一原発事故の教訓を、忘れてはならないのだ。
#川内原発

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中央構造線断層帯に接する、川内原発と伊方原発

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日本で唯一稼働中の、九州電力が保有する川内原発1・2号機と、
今年の7月に再稼働を目論む、四国電力が保有する伊方原発3号機。
この2か所の原発は、共に、西日本を東西に貫く中央構造線断層帯に近接している。

九州で、今なお続く地震を引き起こして有名となった、
布田川断層帯と日奈久断層帯は、この中央構造線断層帯の一部である。
この長大な断層帯の西側先端部に仙台原発は位置する。
また、この断層帯は四国を南北に分断しており、四国の最西端に位置する伊方原発においては、
この断層帯にほとんど乗っていると言える場所に建造されている。

断層と原発の位置を調べる程、なぜこんな所に原発を建てたのかという疑問が強くなる。
まるで、地震に対するリスクを考えていないかのようだ。
特に伊方原発は、1596年にM7.0の慶長伊予地震の記録が残る場所にある。

実際に地震が起きている現在、原発側の対応にも疑問が残る。
川内原発を一時停止しない理由にも、違和感を覚えるものがある。
それは「基準地震動の想定である620ガルを大きく下回る12.6ガルだから」という言葉だ。
まるで、原発に620ガル以上の揺れが来なければ、安全だと言わんばかりである。

だが、少し冷静になって、身の回りの機械と照らし合わせてみて欲しい。
電化製品や自動車などの機械製品は、新品の時には丈夫でも、
使い続けていけば、摩耗や消耗、劣化や破損が必ず起こる。
原発も同じく、機械構造物と電気制御機器の複合品である事に変わりは無い。
であれば、経年変化により、建設当初の設計耐力から落ちているのは明らかだ。
川内原発1号機は稼働後32年、2号機は31年が経過している。
30年以上前の建築物だと言う事を忘れてはならない。

地震動など外的負荷がかかった場合の、点検マニュアルがあるのかも気になる所だ。
周辺で震度4の地震が起こっている中、運転継続して検査する事を許容するのは甘いと言わざるを得ない。
原発は、小さな事故から過酷事故に繋がる恐れのある設備であり、慎重な点検が必要なのだ。
震災が沈静化した後に、検査体制やマニュアルを問題視する必要があるだろう。

運転停止の判断に、原子力規制委員会が口を出すのも違うだろう。
今回の地震で皆が危惧している大きな点は、避難経路の寸断である。
そして、住民避難計画に原子力規制委員会は、全く関与していない。
ならば、原子力規制委員会は運転可否の判断はすべきでは無いのだ。
では住民の危惧を吸い上げ具現化するのは誰かと言うと、それは政府や行政ではないか。
ところが、判断すべき環境相や原子力規制庁は、原子力規制委員会が判断するという。
結局、判断すべきでない者が、重要な判断をするというおかしな結果となっている。

この原子力規制委員会は、連続する熊本地震のさなか、
伊方原発3号機の再稼働に必要な全ての審査を終了したと発表した。
しかし、その前提には、伊方原発に想定以上の地震動がかからない事が挙げられている。
つい先日震度4の地震に見舞われ、断層帯が活発化していると報じられているのに、
この前提を崩さないというのは、どこかが狂っているとしか言いようが無い。

こうしてみると、川内原発も伊方原発も、不備が多すぎる。
地震発生確率の高い断層帯近傍という、立地設定に不備がある。
初期の設計耐力を過信し、経年変化による劣化を考慮できていない。
地震などの外的要因に対する点検方法にも問題がある。
最重要な判断を、判断すべきでない者が決定している。

このような素人的な対応の数々を見ると、
ますます原発と、それを稼働する電力会社と、
判断力を欠いた政府や行政と、
規制する知見を持たない原子力規制委員会に、大きな不信感を抱かざるを得ない。
#川内原発 #伊方原発

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止める時期を逸した川内原発、怒る世論が原発を止める

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川内原発が止まらない。
九電は止める気が無い。
経済産業相も止めない。
原子力防災担当相も止めない。
原子力規制委員長は「止める必要はない」とまで言う。

だが、熊本地震は過去の地震の記録を塗り替えるほどの規模になった。
震度7の地震は、その後の多発する地震の前兆でしかなかった。
余震回数は、震度1以上の地震が18日時点で550回を超えており、
マグネチュード3.5以上の地震も160回を超え、既に過去最多となっている。

地震による被害も拡大している。
九州の大動脈である、九州自動車道は道路陥没により通行止めに。
九州新幹線も、全線運休状態が続き、復旧の目処は立っていない。
在来線も各地で運転できていない状態だ。

住宅の損壊は、2200棟を超え、避難者は9万人以上。
地盤のゆるんだ地に雨が降り、大規模な土砂災害も発生。
自衛隊員や警察官も、懸命の救助活動を続けている。

もし、この状態で、放射能漏れ事故が起こったらどうなるのか。
それが、たとえわずかな放射能漏れで、原発付近の住民のみ避難となっても、
この混乱の中では、安全な避難などできる訳が無い。

不安と心配から、川内原発停止をお願いしていた人々も、
止まらない原発を見て、九電への疑問と怒りに変わり始めている。

本当に、この期に及んでなぜ停止できないのか、不思議でならない。

唯一のメリットである電力供給についてだが、
4月の電力需要は一年の中でも低位にあり、原発が無くても困らないのだ。

人々の声は、政治を動かしつつある。
共産党が17日に川内原発を一時停止するよう政府に申し入れし、
明日19日には民進党も、川内原発の運転停止を、党方針として決定する予定だ。

避難計画の前提が、大きく崩れ去った今、川内原発は一時停止する事になるだろう。
止めなければならない理由は、数多くあるのに、
運転を継続しなければならない理由は、無いに等しいからだ。

九電も、与党も、官僚も、九州の未曾有の大地震を前にして、
国民の安全より原発を取り、具現化し始めた危険を前にしても全く動く事ができなかった。
そして、それは彼ら自身の危機管理能力の欠如を物語っているのだ。
#川内原発

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