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Fukushima Daiichi Requiem

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  • ハッシュタグ「#世界の原発事情」の検索結果3件

風と共に、オランダ風車の日

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ドイツとフランスに挟まれたベネルクス3国と呼ばれる中の一つ、オランダ。
このオランダで、毎年5月の第2土曜日に開催されるイベントが「オランダ風車の日」。
オランダ国内の約600か所の風車や水車が、一般公開される。

オランダの国名は、オランダ語で言うと「ネーデルランド」。
低地地方という意味である。
元々のオランダの大地は、海面から1m程度の湿地帯だった。
ここに堤防を作り、中の水を海に排出して、土地を作ったという。

海より低い土地が多い事から、排水のための動力が必要となった。
そのため風車が数多く作られたのだ。
14世紀頃から作り始めた風車は、最盛期には10,000基を超えていたようだが、
他の動力のポンプに置き換わり、今では1,500基以下に減ってしまったとの事だ。

低地であることから、地球温暖化による海水面上昇には敏感で、
オランダも再生可能エネルギーの開発を急いでいる。
今までは、国内で豊富に産出される天然ガスを主エネルギー源としてきたが、
今後の目標で、2020年までに再生可能エネルギー率20%を掲げる。
期待されているのが、洋上風力発電である。

一時期、原発に期待して、オランダも1基だが原発を設置している。
だが、福島第一原発事故により、新規原発計画は凍結された。
また、現在のオランダエネルギー政策にも、原発に関する言及は無い。

ただ1基のボルセラ原発だが、建設は1973年。
EUで最も古い原発の一つだ。
既に建設から43年を経過したが、EUストレステストに合格したとして、
建設から60年経過する2033年まで、継続稼働する事になったようだ。
原発を40年以上使用するのは、本当は危険なのだが・・・。
オランダの無事を願うしか無い。

干拓の国オランダは、排水の為に世界有数の風車を作った。
これからは、新しいエネルギー源として風車を作っていって貰いたいと思う。
#世界の原発事情

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福島第一原発事故で変わり始めたドイツ

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福島第一原発事故で、政府は脱原発に舵を切り、2022年までに全原発を廃炉にする。

残念ながら、これは事故を起こした日本の話ではない。
2011年当時、原発40基を保有していたドイツの話だ。
あの事故の後、最も変わり始めたのはドイツだった。

ドイツは福島第一原発事故を見て、全国民の過半数が原発に反対するようになった。
原発推進派だったメルケル首相も脱原発派となり、
2011年7月には、2022年までに全原発を廃炉にする法律を制定。
当時運転中だった16基の原発のうち7基を、即座に停止した。
その後、2015年に計画に沿ってもう1基停止し、現在稼働中は8基となっている。

(詳細はこちら:国立国会図書館 海外立法情報課データ、ドイツの原子力法改正
 http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/legis/pdf/02480208.pdf

ドイツ政府は、「民主主義に基づくこの国で、過半数を超える市民が原発全廃を支持しているのだから、
そうした世論に逆行する政党は敗北する」と言う。

原発の代わりとなる電源を再生可能エネルギーとし、その普及も促進している。
日本が手本とする、太陽光発電などの固定価格買取制度などがそうだ。
日本は、「この制度で電力料金が高くなる」との大手電力会社による発言がよく新聞にも報じられるが、
ドイツでは、電力料金が高騰するから原発に回帰するとの意見は皆無だ。
原発ゼロ、再生可能エネルギー80%以上を目指し、ブレ無く進む。

ドイツはさらに先を見る。
世界に再生可能エネルギーが普及すれは、世界中の原発は廃炉となる。
そこで、今から廃炉技術を磨き、次の輸出産業に成長させるというものだ。
視点を前に置き、そのための技術を磨くドイツ。
将来の優位性は揺るがないものとなるだろう。

翻って、日本はどうか。
あれほどの原発事故を起こし、今なお収束時期は未定という事態は変わっていない。
なのに、現在唯一稼働している川内原発は、100km圏内に大地震が発生しても停止せず、
巨大な活断層近くにある伊方原発は再稼働を目論む。
いったい福島第一事故の反省はどこに行ってしまったのだろうか。
#世界の原発事情

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原発事故後、原発に厳しい目を向け始めたEU諸国

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ドイツとフランスに挟まれた小さな国、ルクセンブルク。
このルクセンブルクのベッテル首相は、フランスのバルス首相に対し、共同記者会見の場で、
「カットノン(cattenom、キャッテンアムやカトゥノムとも呼ばれる)原発の閉鎖を望む」
と語った。

フランスは58機の原発を持ち、国の電力の76%を原発が賄っている、原発大国だ。
その原発の中の一つ、カットノン原発は、ルクセンブルクの国境にほど近いフランス国境にある。
この原発から首都ルクセンブルクまで、わずか25kmしかない。
もし、この原発で過酷事故が発生しようものなら、
東京都の1.2倍の面積でしかないEUの小国は、地図上から姿を消すことになる。

普通ならば、他国の電力政策について口を出す事は無い。
だが、内政干渉に近い依頼をせざるを得ない程、ルクセンブルク側の危機感が強いのだろう。
チェルノブイリと福島第一原発事故後、原発が危険だという認識はEU内で強くなってきている。

依頼を受ける側のフランスも、原発縮小に向けて動き出している。
世界で一番原発依存度が高かったが、これを50%まで引き下げる政策が進む。
フランス政府が大株主のフランス電力公社は、政府から既存原発の閉鎖を求められている。

原発推進派と、脱原発派が対立するのは、日本と同じだ。
しかし、深刻な原発事故を引き起こした当の日本が、原発再稼働を推し進めようとしているのに対し、
EU諸国の人々は、原発事故に正面から向き合い、原発を減らそうと努力している。

原発というのは、どんなに厳重に管理していても、事故を引き起こす。
福島第一原発事故は、そういう教訓を我々に残した。
この事故の教訓に対し耳を傾けなければ、必ずまた事故は繰り返すのである。
#世界の原発事情

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