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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#花」の検索結果2081件

ファルコン植物記(2138)@【ヘクソカズラ】(2)

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とある住宅の壁面の「ツタ」の枯れ枝に、蔓性の【ヘクソカズラ(屁糞葛)】が巻き付き、花を咲かしていました。

【ヘクソカズラ】は、アカネ科ヘクソカズラ属の蔓性多年草で、やぶや道端など至る所に生える野草です。7~9月に中心部が赤紅色の白い小花を咲かせます。葉や茎など全草を傷つけると、悪臭を放つことから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名がつけられています。

原産は日本の在来種で、ほぼ日本の全土、東アジアに分布しています。花は葉腋から短い花序を出し、2出集散花序を形成して、花弁・花冠が白く、内面中心が紅色の花を多数咲かせます。花形は漏斗形で、花冠は浅く5裂しています。花の色や形には微妙に個体差があり、花びらが広がるタイプや後方へ反り返るタイプがあったり、赤い部分の面積にも大小が見られます。

葉や茎を傷をつけなければ悪臭はありませんが、チョウ目(鱗翅目)スズメガ科の「ホシホウジャク」の幼虫が大好きな食草です。
#アカネ科 #ブログ #植物 #花

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神戸ご当地(1488)【ヒメアジサイ】

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NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公ということで、植物学者<牧野富太郎>の話題が目立ちますが、六甲高山植物園では、鮮やかな六甲ブルーの【ヒメアジサイ】の群落が見頃となっており、7月下旬ごろまで楽しめます。

 【ヒメアジサイ】は、「エゾアジサイ」の花序全体が装飾花になったもので、1929年に<牧野富太郎>が長野県戸隠付近で見た「エゾアジサイ」の品種に命名しています。

花が女性的で優美なので「姫アジサイ」と名付けられました。六甲山は花崗岩で土壌が酸性なので、鮮やかな青色に発色し「六甲ブルー」と呼ばれ、「神戸市の市花」として親しまれています。
#ブログ #六甲山 #植物 #花

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お茶菓子(957)和菓子「紫陽花」

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お茶菓子(957)和菓子「紫陽...
お茶菓子としていただいたのは、季節の和菓子としての「紫陽花」です。

「紫陽花」は、ミズキ目、アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種ですが、開花時期が6月~7月ということで梅雨の時期とかさなり、雨に紫陽花が風物詩のようによく扱われています。

「紫陽花」の原種は日本に自生する〈ガクアジサイ〉です。花序の頂部がたいらで両性花が多数あり、密集した両性花の周囲だけに萼が大きく発達した装飾花(中性花)がみられます。

この和菓子の真ん中の形は、花序が球形ですべて装飾花となった「アジサイ」で、「手まり咲き」と呼ばれる形を模倣した意匠でした。
#ブログ #和菓子 #植物 #花

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ファルコン植物記(2135)白い八重咲き【トルコギキョウ】

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初見で「バラ」かと思いました、リンドウ科  トルコギキョウ属(ユーストマ属)の白い八重咲きの【トルコギキョウ】です。

【トルコギキョウ】はその和名から、キキョウ科の植物だと誤解されることがよくありますが、北アメリカ南西部から南部、メキシコ、南アメリカ北部の平原や河口に、2~3種が広く分布しているリンドウ科の植物です。

日本には1935年(昭和10年)代に導入されてから著しく品種改良が進みました。原種は一重咲きの可憐な薄紫から紫の花ですが、1975年(昭和50年)代にピンクの花色が登場したのを皮切りに、八重咲き、大輪、小輪、クリーム色、そして緑や茶色、複色と、非常に多くの品種がつくり出されました。多くは切り花として流通しますが、一部、鉢物として、草丈の低い品種が流通しています。

この白い八重咲の品種は〈リオホワイト〉と呼ばれ、八重咲きの中でも花形が豪華な花径約8センチの花弁にやわらかくフリルの入るフリンジ・セミフリル種です。

品種名の〈リオ〉は、国内外・男女を問わず人の名前で使われており、覚えやすく親しみやすいこと、〈熱い〉「リオのカーニバル」の連想から、〈暑い〉高温期でも品質のよい切り花が栽培できる特徴になぞらえて命名されています。
#ブログ #リンドウ科 #植物 #花

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ファルコン植物記(2134)【ドラセナ・カンボジアーナ】の花

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観葉植物として人気のあるリュウゼツラン(キジカクシ)科の「ドラセナ」ですが、常緑性の樹木で、原産地は熱帯アジア・アフリカなどの熱帯地方です。「ドラセナ」は、とても種類が多く、代表的な「幸福の木(マッサンゲアナ)」以外にもその数は50種を超えています。

運よく、10年に一度の開花といわれる【ドラセナ・カンボジアーナ】の花と遭遇しました。

観葉植物として花を咲かせるのは珍しい現象ですので、そのままで花を楽しみたい気持ちはよく分かりますが、「ドラセナ」に限らず、植物は花や実をつけることで、本来は幹や葉に回るはずの栄養分が不足しがちになってしまいます。とくに「ドラセナ」はその傾向が非常に強く、咲いた花を切らずにそのままにしておくことで、元気がなくなってしおれてしまいやすくなりますもで、花芽を摘み取るのがいいようです。

ちなみに「ドラセナ」という名称は、「メスのドラゴン」という意味です。これは、「ドラセナ」の一種(ドラセナ・ドラコなど)から出る赤い樹液が、「ドラゴンの血」と呼ばれることに由来しています。
#ブログ #リュウゼツラン科 #植物 #花

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ファルコン植物記(2133)@【シロツメクサ】(2)

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野草の生い茂るなか、マメ科シャジクソウ属の【シロツメクサ(白詰草)】が咲いていました。〈クローバー〉の花といった方が一般的でしょうか。

原産地はヨーロッパで、日本では、北海道から九州までの各地に帰化して自生しています。平地から丘陵地の日当たりのよい野原や道端、畑の縁などでふつうに見られますが、都会の中では遭遇するのが難しい部類になってきているようで、10年ぶりのご対面になりました。

花期は春から初夏にかけて咲き、葉の付け根から長さ10~30cmの長い花柄を出した先に頭状花序がつき、10個から80個の小さな蝶形花が集まって直径約1 cmの球形です。花色はふつう白色ですが、わずかに薄紅色を帯びるものもあるようです。

そういえば、「アカツメクサ」「コメツブツメクサ」も見かけなくなりました。
#ブログ #マメ科 #植物 #花

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ファルコン植物記(2132)@【オオキンケイギク】(3)

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昨日は、デイケアに出向きましたが、花瓶にキク科ハルシャギク属【オオキンケイギク(大金鶏菊)】が活けられており、驚きました。職員さんに、「これは駆逐されるべき外来生物で、刈り取るのはいいのですが、移動させるのはよくないんですよ」といえば、「✕✕さんが、きれいだからと持ってこられたんです」とのことでした。

花だけを見れば、「キバナコスモス」に似てきれいな花で楽しめるのは確かで、過去に繁殖状況の様子はアップしていましたが、今回改めての登場です。

北アメリカ原産の宿根草で、外来種として野外に定着して問題となり、現在は特定外来生物であるため、生きた状態で移動させることは原則禁じられ、栽培も禁止されています。

数日前にも神戸市の広報紙で注意情報が掲載されていましたが、読んでいないのか、現物との認識ができないのか、悪気はない✕✕さんだけに、説明するのも困ったことだと花瓶の花を眺めておりました。
#キク科 #ブログ #植物 #特定外来生物 #花

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ファルコン植物記(2131)@【サルビア・ファリナセア】

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シソ科サルビア属【サルビア・ファリナセア】は〈ブルーサルビア〉とも呼ばれる青い花がきれいな植物で、北アメリカおよび中央アメリカが原産の多年草ですが、寒さに弱いので日本の気候では冬越しはできない1年草扱いです。

サルビアだけで見ると世界中に数百種類という数が存在します。よく見かける赤いものは「スプレンデンス」という品種。ブルーセージもサルビアの仲間ですので品種のひとつと数えられます。

花は開花期間が非常に長く、種類が多いサルビアの中でもひときわその青い色で目を引くのでファンも多い品種だと思います。

花の中には白色のスポットが入り、スポットは花蜜標識として、蝶々や花蜂を引き寄せる働きがあります。そのため、開花期間中は蜜を求めて花の周りを花蜂や蝶々がよく飛び回っていますので、昆虫撮影には楽しみがある花の一種です。
#シソ科 #ブログ #植物 #花

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ファルコン植物記(2130)@<アマリリス>(10)

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大きな花姿でひときわ目を引きます、ヒガンバナ科ヒッペアストルム属<アマリリス>だけに、植物記の登場も10種類目となっています。

地中に鱗茎を形成する多年草で初夏にユリに似た基本的に六弁の大きい花を2~4個つけます。花の色は白色の「ダズラー」「スノークイン」・「紫色」の「ロイヤリティー」・薄紅・淡黄など。現在販売されている園芸品種には、「八重咲き」の花も多いようです。また、通常の花は横向きですが、上を向いて咲く受け咲き種、香りのあるものも作られているようです。

赤い花弁に太くて白い筋と細い白い筋が入る品種【ミネルバ】似た雰囲気の花姿ですが、本種の筋は黄色で、品種の同定までには至りませんでした。また、おしべの花粉の色が紫色をしているのも興味深く気になっています。
#ブログ #植物 #花

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ファルコン植物記(2129)【ネギボウズ】(2)

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ファルコン植物記(2129)【...
直径10センチ近くある大きなネギ科 /ネギ属の【ネギボウズ】が一輪挿しに飾られていました。

ネギ類は一定の大きさまで生育した後、一定期間低温にさらされると花芽分化し、その後の高温と長日で花茎の伸長が促され抽苔(トウ立ち)する植物体春化型の植物です。最初は総苞で包まれていますが、破れて一つの花房に約250〜400の花が集まった蕾が外に現れ、これが「ねぎ坊主」と呼ばれれています。

本種は大きさからしておそらく「アリウム」として食用ではなく観賞用に品種改良したもののようです。

「アリウム」には約700種の野生種があり、ニンニクやネギも同じ仲間です。主に、花茎が長い大型種は切り花として、また花茎の短い小型種は花壇用に利用されています。葉のない長い花茎とその頂部に傘形または球状の花序がつく姿はほかの草花にはない面白さがあり、また花もちもよいので、生け花やフラワーアレンジメントに利用され人気があります。色も「紫色」や白色・桃色・黄色のものなどがあるようです。
#ブログ #植物 #花

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