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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#園芸」の検索結果1916件

ファルコン植物記(1936)ど根性な植物(34)【ヒルザキツキミソウ】(2)

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一度アップしています 【ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)】 ですが、このときは花壇のなかで寄せ植え的に植え込まれていましたが、今回は敷石の目地の間から、ど根性に顔を出して咲いていました。いい環境ですと草丈50~60センチに育ちますが、土壌も確保できない場所ですので、草丈10センチにも達していませんでした。

アカバナ科マツヨイグサ属の多年草で原産地は北アメリカ、大正時代末期に導入されましたが、いまでは逸脱して帰化植物として路傍などで散見できます。

属名の「Oenothera」は、ギリシア語の「oinos(=酒)+ther(=野獣)」が語源で、根にブドウ酒のような匂いがあり、それを野獣が好むことに由来しています。

花径4~5センチ、少し角ばった感じの4弁花で花弁の基部は黄色を帯び、8本の雄しべと十字形をした雌しべが1本あります。
#園芸 #花 #野草

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ファルコン植物記(1935)白色の花【フウリンソウ】(2)

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草丈1メートルほどの太い茎に、見事に開花している【フウリンソウ(風鈴草)】です。

キキョウ科ホタルブクロ属の多年草で、世界の温帯部に300種以上が分布しています。
野草として可憐に咲く 「ヒナキキョウソウ」「ヒナギキョウ」 も同じキキョウ科ですが、随分と花姿が違うのに驚いてしまいます。

南ヨーロッパ・地中海沿岸を原産地として、日本には明治時代初期に導入され、正式和名は【フウリンソウ】ですが、学名「カンパニュラ・メディウム」より「カンパニュラ」、また園芸的には「ツリガネソウ(釣鐘草)」の別名があります。

茎は太くまっすぐ上向きに伸び、長さ5センチほどの釣鐘型の花を咲かせ、裂片は丸みを帯びて短い形状です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1934)青紫色の花【ヒナギキョウ】

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草丈20センチ程度の先端に、小さな青紫色の花を咲かせる【ヒナギキョウ(雛桔梗)】です。

キキョウ科の多年草で、昨日アップしました 「ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)」 とよく似た名称と花の形ですが、(雛桔梗草)はキキョウソウ属、【ヒナギキョウ】はヒナギキョウ属です。

日当たりのよい背の低い草地や芝生などで見受けられますが、地上部の可憐な感じの細い茎とは違い、地下の根茎は牛蒡のようによく発達しており、芝生などの強度に刈り取られる場所でも力強く生き延びています。

茎先に咲かせる花は、花径8ミリ前後と小さく、漏斗状の鐘形で上部は5裂、雄しべは5本、雌しべを1本の花姿です。
#園芸 #花 #野草

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ファルコン植物記(1933)青紫色の花【ヒナキキョウソウ】(2)

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街路樹の「イチョウ」の樹の根元に新芽が出ていて、その合間から、草丈20センチばかりの【ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)】が顔を出していました。

キキョウ科キキョウソウ属の一年草で、1931(昭和6)年に横浜で帰化植物として確認されています。

花径15ミリほどですが、茎の先端に一つだけ<開放花>として青紫色の5弁花をつけ、葉脇から出る下部の花はすべて<閉鎖花>で花弁を開くことなく結実します。

属の仲間として「キキョウソウ(桔梗草)」がありますが、こちらは葉は丸く花も段々に咲かせますが、本種の葉は細長く先が尖り、花の開花は茎の先端だけですので、見分けるのは容易です。
#園芸 #花 #野草

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ファルコン植物記(1932)「コアオハナムグリ」と<リモニウム>(2)

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ファルコン植物記(1932)「...
大きなお庭に、<リモニウム>の白い花が咲き出しているのを見つけました。運よく 食事中の「コアオハナムグリ」 と遭遇です。
花持ちが良いので、「切り花」や 「生け花」 などの素材として重宝されていますが、苗はあまり販売されておらず、地植えの姿で見るのは初めてです。

イソマツ科リモニウム属に分類され、世界中に120~150種が分布、一般的には多年草ですが、園芸業界的には一年草扱いになっています。

古い属名の「スターチス」名での流通が定着しているようですが、これは「リモニウム・シヌアータ」とその園芸品種を指しています。

葉は長さ20センチばかりで地際から放射線状に広がり、花茎は翼状のひだがあり、扁平な形に見え、その花茎の先端に小さな5弁花を咲かせます。花色は白色・黄色、<蕚>は漏斗状で青紫色・黄色・桃色・白色と多彩で、花よりも<蕚>が目立ち、花が散ったあとも<蕚>はきれいなまま残っています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1931)ど根性な植物(34)<スミレ>

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ファルコン植物記(1931)ど...
昨日は、アスファルト舗装がされていない大きな駐車場の片隅で咲いていた 「ヒメヒオウギ」 を紹介しましたが、今朝は石段の隙間から顔を出していたこれまた可憐な<スミレ>です。

スミレ科スミレ属の少々として<スミレ>と称していますが、シミレ属は世界中に約400種、日本だけでも約40種ばかり分類され、園芸品種も多いと思いますので品種名までは同定できませんでした。

花は独特な形状で、ラッパのような形をしており、横向きややや斜め下向きに花を咲かせ、5枚ある花弁の下側の一枚(唇弁)が大きく、花の形は左右対称形です。

小さな花のわりには強健で、平地はもとより、路傍や山間部の道端、また都会でのアスファルトやコンクリートのひび割れにも健気に花を咲かせ、前回の 「ニオイスミレ」 も、道路脇にぽつんと咲いていました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1930)3種類の【ヒメヒオウギ】(3)

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可憐な20ミリ強の大きさの【ヒメヒオウギ(姫檜扇)】は、基本色が 「朱赤色」 の6弁花で、下側の3枚の付け根の部分に濃い紅色の斑入りです。

【ヒメヒオウギ】は、大正時代に観賞用に導入された南アフリカを原産地とする、アヤメ科フリージア属の多年草です。

今回の3種類、どこからのこぼれ種で増えたのでしょうか、貸し駐車場の隅でバラバラの場所でひっそりと咲いていました。
花の表面には薄くラメがかかった感じで、日差しを反射してきれいに輝いていましたので、目に留まりました。

「朱赤色」が最も一般的な基本種ですが、園芸品種として「白花」の<アルバ>、淡い桃色の<桃姫>、「白花」に赤い斑入りの <ジョアン・エバンス> などが流通しているようです。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1929)【サルスベリ】(5)の「実」

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ファルコン植物記(1929)【...
夏の強い日差しの中で、紅色白色 の花を円錐花序で咲かせる【サルスベリ(百日紅)】ですが、いまだ「実」が枝に残ったままでした。

【サルスベリ】の「実」は球形の<朔果>で、熟すと6裂に割れ、中に12個の種子が入っています。

種子は長さ6ミリ、幅3ミリほどの大きさで大部分が<翼>が占めており、新天地を求めて風に飛ばされやすい構造になっています。

本種は「実生」からの栽培が可能で、秋蒔きの「採り蒔き」と、4月下旬から5月上旬にかけての「春蒔き」が行われいますが、若干寒さに弱いために「春蒔き」の方がよく、2週間ほどで発芽、花が咲くまでは3~4年かかります。
#園芸 #樹木 #種子

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ファルコン植物記(1928)暗濃赤色の<クレマチス>(12)【ミケリテ】

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ファルコン植物記(1928)暗...
写真では明るめの<蕚>の色合いが出ていますが、実物はもう少し暗い濃赤色の花色をしています。

草丈2.5~3メートル、花径8~12センチの中輪多花性で、開花時期は5月~10月頃と長く楽しめる品種で、横向きに咲いています。

花の付き方は、前年の旧枝は株近くまで枯れ、土中または地上部付近に残った枝から新枝を伸ばして咲く「新枝遅咲き系」です。

ヨーロッパの「ビチセラ」とアジア系の「カザグルマ」を交配させた「ジャックニー」を交配親とする系統種で、「ジャックニー・ビチャラ系」の品種に当たります。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1927)【シラン】(4)と【シロバナシラン】(2)

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ファルコン植物記(1927)【...
お庭一杯に、花弁が紅紫色の 【シラン(紫蘭)】 と白色の 【シロバナシラン(白花紫蘭)】 が、仲良く混成して咲いているのを見つけました。

ラン科植物の種子は一般的に特別な条件がそろわないと発芽しませんが、本種は地生ランとして日向の草地などでよく育ち、花後に出来る 長い実 には種子をたくさん含んでいて、よく飛び散らして株が増えていくようです。
#園芸 #花

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