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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#ペット」の検索結果811件

ファルコン昆虫記(702)細い体形【ショウリョウバッタ】(8)

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越冬した卵は7月の梅雨明けごろに孵化している【ショウリョウバッタ】ですが、経験的に成虫を見かけるのは、9月初旬からです。

今年も無事に【ショウリョウバッタ】を発見、8センチほどの体長からこれは<メス>で、日本に生息するバッタのなかでは最大種、斜めに上に尖った頭部が特徴的です。

写真の体色は「緑色」で葉の色の保護色になっていますが、「褐色」 の体色もあり、よく注意して見ないとないと、見つけるのに苦労してしまいます。
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ファルコン昆虫記(701)白壁に【セトウチフキバッタ】(5)

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<フキバッタ(蕗飛蝗)>は、バッタ目(直翅目)バッタ科フキバッタ亜科に分類される<バッタ>の総称ですが、地域性による個体差があり、わたしも「幼虫」の段階での写真では最終成虫の姿が同定できませんので、あえて【セトウチフキバッタ】とせずに<フキバッタ>としています。

ほとんどの<フキバッタ>の翅は退化しており、胸に褐色の翅の跡が残っていますが、飛ぶことができないため行動範囲が限られてきますので、その地域固有の種になってきました。

体色は緑色を基調とし、背筋が茶色の種もあり、眼の丑後側に黒線が入りますが、頭部でとまるものから、腹まで続くものまでと種により多様です。

成虫は年に1回、夏から秋にかけて発生、バッタ類の多くはイネ科の植物を食草としますが、この<フキバッタ>は名称通り「フキ」をはじめ、草本類の葉を食べつくします。
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ファルコン昆虫記(700)7つの紋が並ぶ【セスジスズメ】(3)の幼虫

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幼虫の食草としては「ヤブガラシ」や「ノブドウ」などが知られていますが、今回は「フヨウ」の株の近くで見つけました【セスジスズメ(背筋雀)】の幼虫です。

いわゆる「イモムシ」と呼ばれる体形をしており、4齢幼虫として体色は黒色で、気門より少し上側に橙色か黄色の連続した<眼状紋>が7つ並んでいます。

尾部に先端が白くて黒い<尾角>を持っていますが、移動するときは<尾角>を進行方向に平行に振っていますが、動かないときには立てた姿を見せています。

孵化したての一齢~二齢の幼虫は緑色をしていますが、終齢幼虫 は茶褐色です。
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ファルコン昆虫記(698)フヨウの葉に【ホオズキカメムシ】(2)

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「カメムシ」のことを古語で「ホウ」・「ホオ」と読んでいましたので、「カメムシ」の好きな植物のことを「ホオ好き」と言っていたところから名称が付けられたとの説があります。

わたしはてっきり「ナス・トマト・トウガラシ・シシトウ・ピーマン」などのナス科をはじめ、特に「ホウズキ」が好物でよく見かけますので、それが名称の由来だと考えていました。

カメムシ目ヘリカメムシ科ヘリカメムシ亜科に分類され、成虫の体長は13ミリ程度です。
成虫は濃い茶褐色、体表には細かい微毛が密生しており、光沢がありません。
腹部側面に縞模様があり、なんといっても後足の腿節が太いのが特徴的です。

下は同じ「フヨウ」の株にいた幼虫ですが、人面に似た体表の模様が面白く印象的でした。
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ファルコン昆虫記(698)網戸にとまる(34)【キオビベニヒメシャク】

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開張13ミリほどの大きさで、小さな【キオビベニヒメシャク】が網戸にとまっていました。

夜間のストロボ撮影になり、少し色が飛んだ感じになってしまいましたが、明るさに驚いたのか、撮影後すぐに飛び立たれてしまい、撮影できたのはこの一枚だけです。

チョウ目(鱗翅目)シャクガ科ヒメシャク亜科の<蛾>で、小型のヒメシャクの一種です。
5月~7月・9月と年2回出現、幼虫の好む食草が何かは、まだ解明されていません。

翅の地色は淡い黄色で、前翅と後は年の外縁沿いに赤褐色の帯が入っています。
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ファルコン昆虫記(697)フヨウの葉に【ダンダラテントウ】

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光沢のある黒色で、赤い斑紋が前翅上部に入る【ダンダラテントウ】です。

以前に <同定できない(50)「テントウムシ」> で「ナミテントウ」よりも小さく、赤い4紋の同定になんとも悩ましかったのですが、おそらくこの【ダンダラテントウ】だとおもいます。

大きさは4ミリ~7ミリ程度のようですが、本種は4ミリと「ナミテントウ」よりも小さいです。
斑紋の入り方は地域性や個体差があり、南方になるほど赤色の斑紋が大きくなるようで、これは「ナミテントウ」とは逆のパターンです。

悩ましいことに近畿地方は「ナミテントウ」も「ダンダラテントウ」も中間的な位置にありますので見分けるのに難儀しますが、「ダンダラテントウ」は上翅のヘリがやや出っ張り、赤紋の形状もあまり丸っぽくないようです。
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ファルコン昆虫記(696)黒い斑紋【フタトガリコヤガ】の終齢幼虫

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以前に <同定できない(51)「シャクトリムシ」> ということでアップしておりました毛虫、【フタトガリコヤガ】の幼虫だと判明しました。

見つけた「フヨウ」の株を再度観察、運よく体表に黒い斑紋が出ている終齢幼虫を見つけて、同定できました。

チョウ目(鱗翅目)ヤガ科アオイガ亜科の<蛾>で、終齢幼虫で体長4センチほどになり、幼虫はアオイ科の「フヨウ」・「ムクゲ」・「タチアオイ」等の葉を食べ、「オクラ」の農業害虫です。
体表は黄色・緑色・黒色の対比が強く、派手な模様を持ち、お尻に赤色紋があります。

手持ちの資料に寄りますと、老熟すると体全体が紅紫色になるそうで、また日をあけて観察できればいいのですが、弱肉強食の世界では一期一会かもしれません。
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ファルコン昆虫記(695)旅路の果て(19)【エントツドロバチ】

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部屋のアルミサッシを開けようとしましたら、溝にどこから紛れ込んでいたのか、外に出られなくなった【エントツドロバチ(煙突泥蜂)】がご臨終でした。

ハチ目(膜翅目)ドロバチ科エントツドロバチ属に分類され、以前は「オオカバフスジドロバチ(大樺斑条泥蜂)」として呼ばれていましたが、今では【エントツドロバチ】の名称が一般的になっています。

体色は黒色で。腹部に黄褐色の斑紋をもつ腹部第二節が太く、全体的にずんぐりとした体長20ミリ弱の大きさです。
泥で巣を作りますが、その入り口を煙突状に伸ばすことが、本種の名前の由来です。

母バチは幼虫の餌として「メイガ」・「ハマキガ」・「ヤガ」などの幼虫を狩り巣に運ぶために、親が幼虫を育てる<亜社会性>を形作っています。
日本では本種の<オス>は採集されておらず、<メス>による単為生殖個体群と考えられています。
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ファルコン昆虫記(694)幼体の【ニホントカゲ】(3)

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たまに草むらなどで見かけて撮影しようとしますと、かなり早い逃げ足で、すぐに物陰に姿を隠してしまう【ニホントカゲ】ですが、岩場で日向ぼっこをしていました。

本州西部から鹿児島県の大隅諸島にかけての西日本に分布、東日本では姉妹種の「ヒガシニホントカゲ」が生息しています。

「ニホントカゲ」と「ヒガシニホントカゲ」は外観的に見分けが付きませんが、<前額板>(鱗の一部)の並び方が、「ニホントカゲ」は線で接していますが、「ヒガシニホントカゲ」では、点で接しています。

全長25センチばかりで、まだ5本の明色な縦縞があり、尾が青く輝いていますのでまだ幼体ですが、<オス>の成体 は褐色で、体側面い茶褐色の太い縦縞が入ります。
<メス>は地色が濃く、幼体の模様がそのまま残ることがあります。
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ファルコン昆虫記(693)最小の赤トンボ【ヒメアカネ】

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一般のかたは一目見て 「赤トンボ」 だと言われると思いますが、通常はトンボ科アカネ属に属するトンボの総称として使用され、世界で約50種、日本では21種が確認されています。
また、「ウスバキトンボ」や「ショウジョウトンボ」などアカネ属ではありませんが、腹部が赤くなる種もあり、赤くならないアカネ属の「ナニワトンボ」もいます。

体長は35ミリ程度とアカネ属のなかで一番小さく、和名はそれに由来しています。

未熟なときは、雌雄とも体色は黄褐色をしています。成熟すると<オス>は腹部が赤くなり顔面は白くなりますが、<メス>は成熟しても背面の橙色が濃くなる程度です。

本種と 「マユタテアカネ」 や「マイコアカネ」は良く似た外観で、正面の顔色を見ればすぐに同定できるのですが、今回は小さな体長と尾部の<メス>の頭を押さえつける交尾器の形で同定しています。
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