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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン昆虫記(761)クズの葉の裏に【ハラビロカマキリ】(4)

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前回撮影しました 【ハラビロカマキリ(腹広蟷螂)】 は、太陽光線の加減で本種の特徴である前翅中央部にある白い斑点が分かりませんでしたが、今回は「クズ」の葉の裏に居て、よくわかる姿が撮れました。

カマキリ目カマキリ科ハラビロカマキリ属に分類され、体長50~70ミリ程度ですが、その名の通り、幅広い腹部でずんぐりとした体形です。

活動時期として4月頃から11月頃で、産卵を終えて成虫は死んでしまいます。

「オオカマキリ」 や 「チョウセンカマキリ」は、草の茎や葉に産卵して<卵嚢>を形成しますが、本種は樹木の幹や枝に産卵しますので、林縁や低木周辺で見かける機会が多い種です。
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ファルコン昆虫記(760)<オス>の【アンダーソンハエトリ】(3)

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JR神戸駅の山側にある植え込み付近で、見つけました<オス>の【アンダーソンハエトリ】です。

性的二形が顕著な種で、雌雄では大きさや体色や斑紋がはっきりと違います。

写真の<オス>は体長8ミリ程度、頭胸部はやや横長で後縁に沿うように白い毛による三日月状の斑紋があり、さらに腹部全部にも白色の三日月があります。
腹部後方には一対の白斑がありますが、前回アップした <オス> は筋模様が目立ちましたが、こちらの方がはっきりとした白斑です。

<蝶>や<蜘蛛>など模様がある種は見つけますと記録として写していますが、同じ種でもわずかな違いがあるかもしれず、面白い発見が潜んでいます。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(759)脚に棘がある【オオハガタナミシャク】

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飛翔体勢から着地した時は、「ヤマトシジミ」かなと間違える大きさで、開張25~30ミリ程度でした。

翅が半開き状態で近づきますと<触角>が糸状ですので、<蝶>の「ヤマトシジミ」ではなく、上翅の模様と脚の棘を見て【オオハガタナミシャク】だと同定しました。

チョウ目(鱗翅目)シャクガ科ナミシャク亜科の<蛾>ですが、翅の色合いや筋の入り具合いが図鑑や資料で違いますので、変異体が多い種だと思います。

よく似た名称の<蛾>に「ハガタナミシャク」がいますが、名称とは正反対にこちらの方が体形が大きく、資料によりますと「オオハガタ」は「大歯形」となっていて、個人的には枯れ葉に似ているので「大形」かなと考えていたのですが、なんとも悩ましい名称です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(758)旅路の果て(23)【オオカマキリ】(3)

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自然界においては、生物の世界は弱肉強食を基本としていますが、それぞれ心痛む場面に遭遇するときもあります。

今回は、捕食される立場は少ないと思われる成体の【オオカマキリ】が、「アカアリ」に餌として捕食されていました。
「ん?」と感じよく見ますと、【オオカマキリ】の腹部だけがなく、自然死ではないようです。

大きなメスが小さなオスを交尾に食べる共食いでカマキリは有名ですが、まずは頭部を齧られると思います。
「トカゲ」に捕食されたのかなとの考えも浮かびましたが、珍しいご臨終体形とともに、なぜ腹部だけなのかも疑問として残ります。

小さな<アカアリ>としては久々のタンパク源の確保が望めそうで、これまた自然界の掃除役を果たしています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(757)変異体の多い【エビガラスズメ】の幼虫

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全長60ミリほどの幼虫が、アスファルトの道路の上を移動していました。

一目見て、お尻に「尾角」が突き出ていますので、チョウ目(鱗翅目)スズメガ科の幼虫だと分かりますが、日本には偶産種を含めて約70種ほどがスズメガ科として確認されています。

黒地に眼状紋がある 「セスジスズメ」 などは、体色の変異体がありませんので、同定は簡単ですが、この幼虫の同定には手こずりました。
かなりの体色の変異体がある種で、全身の色も緑色や灰色または褐色とあり、模様も多様で、最後の決め手は「尾角」が橙色で先端が黒色でした。

スズメガ亜科に分類され、成虫の胴体が海老を焼いた時のように紅色が横縞として入っているところから【エビガラスズメ(蝦殻雀蛾)】の和名が付けられています。
幼虫はヒルガオ科の「ヒルガオ」や「アサガオ」、「サツマイモ」などを食草としています。
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ファルコン昆虫記(756)旅路の果てに(22)【キリギリス】(16)

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団地内にある法面の野草を伐採しているようで、チェーンソーの音が鳴り響いていました。
作業中の横を通りますと、なんと左脚をなくした【キリギリス】が道路に飛び出していて、チェーンソーで傷ついたのか、草叢の棲家を追われたようです。

近づきますとぴょこんと右脚で飛び上がり、50センチばかり移動できましたが、これから新しい棲家が確保できるのかと気がかりです。

ふと<松尾芭蕉>の「むざんやな 甲の下の きりぎりす」という俳句を思い出しました。
この当時の「きりぎりす」は「こおろぎ」のことですが、<芭蕉>が加賀の国(石川県)の「多太神社」を訪れ、<斉藤実盛>の兜を見ての作です。<実盛>は平家方の武将として70歳を超えていましたが、老いを隠すために白髪を染めて出陣し打ち取られています。

謡曲『実盛』(世阿弥作)の一節に、「あなむざんやな」という表現があり、<芭蕉>はそれを引用しています。

若い武将と見せて出陣する<実盛>には死の覚悟があったでしょうが、チェーンソーでの襲来は、彼女にとっては不意打でかわいそうな気がいたします。
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ファルコン昆虫記(755)石壁にいた【サトクダマキモドキ】(8)

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昆虫観測に最適だったご近所の空き地、綺麗に野草たちが刈り取られていますので、今年は葉の上で日向ぼっこをしている【サトクダマキモドキ】を見つけるのは、諦めていました。

偶然石壁にとまっている場面に遭遇、真上からスマートな体形が観察できました。
バッタ目(直翅目)キリギリス科ツユムシ亜科に分類、「チッ・チッ・チッ」と鳴きます

「モドキ」の本家は「クツワムシ」で、古名は「クダマキ」と呼ばれ、「クツワムシ」に似て里に棲んでいるところから【サトクダマキモドキ(里管巻擬)】となっています。

いつもきれいな緑色の体形を眺めながら、なぜ素直に「クツワムシモドキ」にならなかったのかが不思議で、常々疑問に感じています。
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ファルコン昆虫記(754)<バラ>の花に【ツマグロキンバエ】(3)

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先ほど紹介しました<バラ>(90)の 「プレイガール」 に、小さな昆虫が寄りついているのに気が付き、近づき観察しましたら【ツマグロキンバエ】でした。

ハエ目クロバエ科ツマグロキンバエ亜科に分類され、体長7~8ミリほどの大きさです。

胸部の背は深緑色で背中に丸みがあり、閉じた翅の先端が黒くなっているのが、名称の由来です。複眼は青緑色に輝く筋模様があり、口器は長く突き出て、花粉や蜜を吸うのに、蕊の奥深く潜り込まなくていいようになっています。

幼虫は動物の死骸などの腐敗物を餌とし、成虫は花粉や蜜を求めて花に集まります。
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ファルコン昆虫記(753)仲良きことは(27)【キタキチョウ】(3)

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ヒユ科の「セロシア」の花蜜が美味しいのでしょうか、「ヒメアカタテハ」「オオハナアブ」 が吸い蜜に訪れていましたが、今回は【キタキチョウ】と「コアオハナムグリ」が、仲良く食事中でした。

お互い無我夢中のようで、「ハナアブ」などの飛来には<蝶>は嫌って離れていくのですが、「コガネムシ」類は安全だと知っているのかもしれません。

気温も下がり、明るい日差しが昆虫たちにとって貴重な日々、微笑ましい光景の写真として、貴重な一枚が撮影できました。
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ファルコン昆虫記(752)セロシアの花に【オオハナアブ】(3)

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面白い 複眼の模様 を持っていますので、なんとか正面側から撮影したかったのですが、頭を潜り込ませるようにして「セロシア」の蜜を吸っていました【オオハナアブ(大花虻)】です。

ハエ目ハナアブ科ハナアブ亜科に分類され、4月から11月頃まで活動をしています。
黒色で腹部の太い黄色い帯が目立ち、頭部は大きくて半球状になっています。

名称に「オオ」が付いていますが、「ナミハナアブ」と体長は15ミリ前後と変わりませんが、本種のほうが太くて非常に丸っこい体形が印象的で、ミツバチ科の「セイヨウオオハナバチ」を連想させます。

幼虫は水中で育ち、「オナガウジ」と呼ばれ、腐植物などを食べて成長、成虫も湿地に咲く花などによく集まります。
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