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神戸:ファルコンの散歩メモ

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神戸ご当地(668)「開国への潮流ー開港前夜の兵庫と神戸ー」

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< 将軍天保山入港(無題) 元... < 将軍天保山入港(無題) 元治元年(1864年) 五雲亭貞秀 >
神戸市立博物館(神戸市中央区)で8月5日(土)から9月24日【日)まで、神戸開港150年記念特別展『開国への潮流ー開港前夜の兵庫と神戸ー』が開催されます。

18世紀半ばから19世紀半ばまでの1世紀は、軍事力を伴いつつ「開国」を迫る欧米諸国と対峙しながら、日本が新たな国際関係に歩みを進める模索の時代でもありました。

神戸開港は、その集大成の一つといえるでしょう。今から159年前、安政5年(1858年)に欧米諸国と締結した通商条約によって兵庫(神戸)は箱館、神奈川(横浜)、新潟、長崎とともに開港場に選ばれます。しかし箱館、横浜、長崎の開港に伴う国内経済の混乱や尊皇攘夷(そんのうじょうい)運動の隆盛、朝廷の猛烈な反対により開港は困難な状況となり、条約締結国との交渉で5年延期されることとなりました。

ただ、この延期によって兵庫と神戸の港は、畿内の政治的地位が急速に高まるなかで、幕府海軍の拠点、幕府直轄港に位置づけられ、近代化が進められていきます。そして、これが開港後の神戸の発展に結びついていくのです。本展では、当時の国際環境や政治・外交に照らしながら、約100件の資料を通じて、開国、そして神戸開港にいたる歴史的潮流をたどる作品が展示されます。
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