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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(10)『誘爆』堂場瞬一(中公文庫)

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今年の読書(10)『誘爆』堂場...
千代田署に配属された新人刑事<一之瀬拓真>は、『ルーキー』 で登場した時は25歳でした。通り魔事件 『見えざる貌』 などの事件を経て、本書では、巡査部長試験に合格した27歳になっています。

管内にある商社<極東物流>のビルに爆破予告の電話があり、予告通り時限爆弾が爆発しますが、けが人はでませんでした。<一之瀬>は、総務課社員の不審な態度から恐喝事件と睨んで自ら進んで事情徴収しますが、不首尾に終わります。

そんなおり、現金1千万を抱えた刺殺死体が発見され、<一之瀬>は殺人事件の捜査にまわされます。被害者は、過去に振り込め詐欺の前科があり、身辺調査を進めていくと大麻販売グループとの交友関係が浮かび、その仲間が、<極東物流>の海外でのスキャンダルをネタに、恐喝を行っていたことが判明、ふたつの事件が結びついていきます。

巡査部長試験に合格したことにより、刑事としての功名心に走る<一之瀬>ですが、研修を終えて、次作では、所轄から本部へ移動した捜査一課での活躍が楽しめそうです。教育係だった<藤島>刑事も移動となるようで、また恋人<深雪>との進展も次作への楽しみです。
#文庫本 #読書

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birdy
birdyさんからコメント
投稿日 2017-02-20 19:52

今回の入院でも、読書週間にしようと浅田次郎を持ち込んだんですが、
寝てしまうので、全く読んでいません。
短期入院なので、読みきれないと思うし。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2017-02-20 19:57

浅田次郎、ウルトラさんからかな?
時間を見つけて読んでくださいね。

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