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552.抗カルジオリピン抗体IgMは保険外

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552.抗カルジオリピン抗体I...
胚への栄養血管であるラセン動脈に
血栓を作ってしまうことにより、
流産・死産の原因となる
抗リン脂質抗体の有無
についての検査があります。

世界的に認められている
抗リン脂質抗体症候群の
分類基準(2006年)に
抗カルジオリピン抗体IgM の検査は
含まれていますが、

現在、日本の保険未収載のため、
保険の検査では検査できません。

自費で検査するしかありません。


また、近年、
ループスアンチコアグラントと
強い相関を示す抗体として、
抗PS・プロトロンビン抗体
が注目されており、

単独陽性例においても、
血栓症や産科合併症を
合併する場合があることが
報告されています。
(J Immunol Res, 2015)


残念ながら、
抗PS・プロトロンビン抗体も
保険未収載のため、
自費の検査となってしまいます。


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551.アレルギー体質と妊娠

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551.アレルギー体質と妊娠
花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息などの
アレルギー体質は、
免疫検査のTh1/Th2細胞比の検査
をすれば、
Th2優位となる方が多いです。


Th2優位は妊娠の維持には良いと
考えられていますが、

花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息の方が、
有意に流産しないということはなく、
反対に、
アレルギー症状がひどい方は
流産しやすい傾向です。


流産発生率には季節差もあり、
春先の流産率は高い傾向にあるという
報告もあります。


過度なアレルギー状態は、
その強い炎症反応により、
不育症、着床障害の原因にもなる
と、考えられます。

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550.タクロリムス治療について

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550.タクロリムス治療につい...
タクロリムスは、
強力な免疫抑制薬であり、
腎臓などの臓器移植における
拒絶反応を抑制する薬として、
開発されました。


反復着床不全(着床障害)の患者さんで、
Th1/Th2細胞比が高い場合、
移植前より妊娠成立までの期間に、
タクロリムスを服用すると、
少数例の研究ですが、
妊娠率が有意に高かったという報告が、
2015年にありました。


理論的にも魅力的な
臨床研究結果ですが、
日本の医薬品添付文書(公文書)では、
「妊娠又は妊娠している可能性のある
婦人には投与しないこと。(禁忌)」
と書かれていますので、
十分な注意が必要と考えられます。


当院では、免疫検査で
免疫抑制が必要と判断された場合、
子宮内ステロイド洗浄治療と、
ステロイド内服(10mg~15mg/日)治療
を行っています。

他院で不成功が続いている
難治性不育症、難治性着床障害
の方への治療の一つとして、
良い結果を得ています。


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