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506.生殖医療の行き着く先は?

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506.生殖医療の行き着く先は...
米国では、40歳以上になると、
卵子提供による体外受精の割合が
約一割にもなるそうです。

若い女性の卵子と夫の精子で
受精卵を作り、
着床前スクリーニング(PGS)(受精卵検査)で
すべての染色体を事前に調べた後、
子宮に戻す仕組みです。
成功率は50~60%ぐらいのようです。

最近、PGSは着床前遺伝子検査(PGT-A; 
preimplantation genetic testing for aneuploidy)
とも呼ばれています。


日本では卵子提供を規制する法律は
ありませんが、
着床前スクリーニング(PGS)は
日本産婦人科学会において
現時点では認められていません。

日本産婦人科学会の報告によると、
2013年の1年間に行われた
体外受精の移植件数は約37万件で、
この治療で生まれた子どもの数は約4万人
ですから、
全体的にみた治療成功率は
移植件数の約1割と低いのです。

また、現在、約24人にⅠ人が
体外受精で生まれていますが、
治療件数の増加の割合に比べて、
生まれた子供の数の割合は
増えていません。

その主な原因は、
体外受精を受ける女性の高齢化と、
体外受精クリニックの技術差
ではないでしょうか。


ごく最近の米国では、

若い女性(第三者)のミトコンドリア提供により
受精卵を若返らせる体外受精
(米国FDA未承認)が注目されています。

また、核移植の実際例として、
若い女性の卵子の細胞核を取り除き、
そこへ高齢女性の卵子の細胞核を移植し、
高齢女性の夫の精子と体外受精させ、
高齢女性の子宮に移植して妊娠した方が、
すでに出産して、子供が生まれています。

子供は、両親の遺伝子に加え、
第三者の女性のミトコンドリアの
遺伝子(遺伝情報量は約1~2%?)も
受け継いでいることになります。

この核移植治療も
米国FDAは未承認ですが、
そのための企業もあるようで、
核移植の費用は約一千万円だそうです。


また、重い遺伝病の治療として、
ゲノム編集という技術を使い、
受精卵の段階で遺伝子治療も
行われています。


生殖医療の行き着く先には、
何が待っているのでしょうか?



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#ミトコンドリア #遺伝子

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471.遺伝子がすべて正常なヒトはいない

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471.遺伝子がすべて正常なヒ...
遺伝医学の進歩により、
ヒトでは約2万余の遺伝子がある
ことがわかってきています。

びっくりすることに、
ヒトはだれでも50以上の
遺伝子の異常を持っているらしいのです。

そんなことが、
最先端の次世代シークエンサー(NGS)検査
による解析でわかってきました。

すべての遺伝子が正常なヒトはいない
ということなのです。


そうすると、
すべての遺伝子の異常が
病気や先天異常や
流産や着床不成功と、
直接に関係している
とは、言えないのです。


詳しくは、
来月の5日(日曜日)、13時からの
「青クリの会」にて、お話しします。

ご参加をお待ちしています。

#遺伝子

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399. 受精卵の遺伝子治療

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399. 受精卵の遺伝子治療
卵(受精卵)の質・老化(染色体異常)の
有無を検査できる
着床前スクリーニング(アレイCGH法等)
により、
移植前に、
受精卵の全染色体(遺伝子の塊)の
検査が可能になってきています。


この検査は、
卵の良し悪しを選ぶための
精度の高い検査ですが、

卵そのものの治療を目指す
「ヒト受精卵の遺伝子改変」 の試みが
2015年4月に中国から発表されました。

「命の聖域」 にまで踏み込んだ研究です。


超えてはいけない一線と考えられるため、
欧米の主要医学誌は発表を拒否しましたが、
中国の医学誌が発表したのです。

その内容は、
血液の病気の原因となる
遺伝子の異常の部分を、
正常な遺伝子に置き換えることを
目的としています。
86個のヒト受精卵の遺伝子を改変し、
そのうちの54個が分析できたとのこと。
その結果、
54個中4個だけが改変できましたが、
それらが分割した細胞には
遺伝子が正常化していないものもあり、
また、
目的とは別領域の遺伝子が
変化してしまった受精卵も多く、

あらためて、
遺伝子治療の問題点が
明らかにされました。


しかし、この秋、
英科学者が
不妊症研究のため、
受精卵の遺伝子改変の研究を
計画していることが判明しました。




過去を振り返ってみると、

1978年(約37年前)の、
試験管ベビーと呼ばれた体外受精児の
出産は衝撃的でした。
そのニュースは英国からでした。

現在では、世界中で約400万人の子供が
体外受精によって誕生している
と言われています。
日本では、2012年時点で
27人に1人が体外受精児として
誕生しています。


ヒト受精卵の遺伝子治療についても、
生命倫理を十分議論したうえで、
また、十分な規制のなかで、

進歩していくのかもしれません。

#遺伝子

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266. すべての人が遺伝子に異常あり

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266. すべての人が遺伝子に...
ご夫婦あるいは流産物の染色体検査は、
臨床的には、非常に重要です。

染色体の異常とは、
23対の染色体の数の異常と、構造の異常のことです。


染色体とは、細胞の核のなかにあって、
遺伝子の塊でもあります。

最近の遺伝医学の進歩により、
ヒトの染色体上には
約2万余の遺伝子があることがわかり、
病気の原因としての遺伝子の異常が
少しずつ解明されてきています。


一方で、最新の研究結果からは、
すべての人が、
平均して50以上の遺伝子に異常があるそうです。

そして、
その異常が病気につながるとはかぎらないのです。


ひとつの結論として、
遺伝子検査がすべて正常な人はいないのですから、
必要以上に検査結果に振り回されないようにしましょう。


気にしすぎると、
それがストレスとなり、
精神面から
原因因子を作ってしまうからです。
#遺伝子

ワオ!と言っているユーザー

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