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  • ハッシュタグ「#免疫」の検索結果10件

489.治療法は免疫系を刺激?抑制?

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489.治療法は免疫系を刺激?...
免疫系は、
自分以外の物質(細菌やウイルスなど)や、
異常な細胞(ガン細胞など)を見つけて、
攻撃するシステムです。
生きるために絶対に必要なものです。

免疫系が弱ってくると、
感染症や、ガンになりやすくなり、

免疫系が敏感になりすぎると、
アレルギーになりやすくなります。


受精卵と子宮内膜の関係も同じです。

受精卵は半分旦那さん由来ですから、
半分異物です。


子宮内膜内の免疫系が弱ってくると、
初期着床過程に必要な
炎症シグナルが不足して、
接着さえ不成功になってしまうようなのです。
(免疫情報伝達物質による接着因子の誘導)


逆に、
子宮内膜内の免疫系が過敏になると、
受精卵由来の胎盤になる細胞を
攻撃して死滅させてしまうようなのです。


この免疫系は
神経伝達物質によっても影響を受けています。


ですから、
治療法としては、
免疫系と神経系の状態をチェックして、
ほど良い (寛容) 状態に
調節 (治療)
することが基本になるのです。


詳しい内容は、
6月4日(日)の「青クリの会」で
お話ししますので、
ご参加をお待ちしています。



下記の #(ハッシュタグ) をクリニックすると、
同じような内容のブログを検索できます。

#免疫

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432.インフルエンザ予防接種は死産を防ぐ

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432.インフルエンザ予防接種...
「 妊娠中に
 インフルエンザワクチン予防接種
 を受けた約5千人の妊婦さんは、
 受けなかった妊婦さんに比べて、
 死産率が約50%低下していた。 」

という研究報告が
オーストラリアから2016年3月にありました。
(Clin Infect Dis. 62: 1221-1227, 2016)

この結果より、

1)妊娠中のインフルエンザ予防接種の
 安全性が支持されました。
2)無毒化したインフルエンザウイルス
 を妊娠中に接種する(打つ)ことは、
 妊娠の維持を助ける効果を持つ
 ことが示唆されました。
 
と、結論づけられています。


この研究は大流行時の調査ではなく、
平時の調査ですので非常に重要です。


母体から見て、
胎児は半分が旦那さん由来の異物ですから、
「免疫学的な調和」 により、守られています。

何らかの原因で 
「免疫学的な調和」 が乱れると、
自己抗体(抗リン脂質抗体)が発生して
胎盤内に血栓ができたり、
アレルギー的な異物反応に変化して
胎児・胎盤系を攻撃したりして、
流産・死産を引き起こしているのです。


妊娠中のインフルエンザ予防接種が、
弱っている 「免疫学的な調和」 を
補正している可能性が考えられます。


当院の 「ピシバニール免疫療法」
の理論的背景を裏づけしている論文です。

ピシバニールとは、
ストレプトコックス・ピオゲネスSu株を
ペニシリンと熱処理後に凍結乾燥した
病原性のない菌体製剤です。
#ピシバニール #免疫

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431.免疫はけなげ、あなたを守る

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431.免疫はけなげ、あなたを...
つらいとき、
気が休まらないとき、
花粉症がひどくなったり、
蕁麻疹がでてきたりしませんか。

それは、
あなたの免疫系が
異物の侵入からあなたを守るため、
異常に強く反応するからです。

免疫系はあなたを守るため、
ときどき暴走してしまうのです。

流産、着床不成功の原因のひとつとしても、

あなたの免疫系が
あなたを守るため、
過剰に反応して
胎児(卵)を攻撃しているかもしれません。


「気」
を休めることが、
免疫系の暴走を止める
一つの方法ですよ。
#免疫

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408. 免疫をなだめる

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408. 免疫をなだめる
免疫は、異物の侵入から
自分の身体を守る生物学的システムです。

花粉症、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎等の
アレルギー気質の方は、
ある種類の異物や刺激に
免疫系が過剰に反応しているのです。


受精卵、胎児も夫由来の異物性を
持っています。

免疫系が一部に過剰反応してしまえば、
局所的な炎症を伴って、
受精卵、胎児を排除してしまいます。


このような原因が疑われる方は、
免疫系をなだめることが必要です。

心身両面から調整することが
最も効果的です。


#免疫

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357. Tレグ

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357. Tレグ
昨日(平成27年4月5日)の夜9時から50分間、
テレビでNHKスペシャルとして、
「新アレルギー治療」花粉症・完治への挑戦、
発症を抑え込む細胞!
食物アレルギー新展開
が、放映されました。

発症を抑え込む細胞としての
「Tレグ細胞」
の重要性が判明してきているのです。

たとえば、
母親がピーナッツアレルギーがあり、
その子供に同じアレルギーを発症させないために、
生後よりピーナッツを極端に避けていても
その効果はなく、
かえって、
ごく少量のピーナッツを与えていたほうが、
発症率を低下できる可能性が判明してきたのです。

その機序として、
Tレグ細胞が作用しているとのことです。

Tレグ細胞とは、制御性T細胞のことであり、
免疫反応のなかで、
「免疫的な寛容」を誘導しているのです。


胎児―胎盤系についても関係していますよ。

免疫の機能は自己と非自己を区別して、
非自己を排除することですから、
胎児はもともと半分異物であり、
厳密には非自己なのです。

ですから一般的に考えれば、
流産が普通の事なのです。

ところが子宮内の特殊環境により、
免疫学的な寛容が誘導されて、
妊娠が維持されているのです。


2013年、富山大学産婦人科の
中島先生、斉藤教授グループにより、
胎児の染色体正常な流産患者の子宮内膜内に
Tレグが低下していることが報告されています。

つまり、
Tレグの低下による免疫学的な調節機能が
上手くいかず、胎児が拒絶される可能性が
考えられるのです。


当院のホームページの「研究実績」のなかの
「論文のご案内」の「論文(英文)」に
共同研究論文としての
Tレグの論文名が書かれています。
#免疫

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309. 癌の免疫と生殖の免疫の違い

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309. 癌の免疫と生殖の免疫...
自分の細胞が癌化したとき、
その細胞は異物化しています。
癌細胞は、無秩序に際限なく増殖しようとします。
しかし、自分の免疫細胞が癌細胞より強ければ
増殖を止め、壊してくれます。

胎児も自分から見れば半分異物です。
胎盤になる絨毛細胞は異物であっても
自分の免疫系が正常ならば、
壊されることなく、
制御されながら、
子宮内膜のなかで増殖してくれます。

子宮内膜の免疫細胞がうまく調節している
からのようです。

調節が悪いと育ってくれません。


妊娠維持にとって大切な生殖の免疫系は
その全容がまだよくわかっていませんが、
ストレスやホルモンからも
大きく影響を受けていることは、はっきりしています。

#免疫

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285. 善玉NK細胞と悪玉NK細胞

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285. 善玉NK細胞と悪玉N...
妊娠の成立と維持のためには、
善玉NK(ナチュラルキラー)細胞
が活躍しているんですよ。


子宮内膜には、
善玉NK細胞がたくさんあって、
いろいろな物質を出すことにより、
胎盤になる細胞の浸潤を調節しているのです。
また、
新しい血管の構築にもかかわっていますよ。
ですから、
善玉NK細胞は妊娠の維持から見て、善なのです。


一方、悪玉NK細胞は、
主に、普通に採血する血液の中にあり、
自分以外の異物的な細胞を壊してくれています。
ですから、
自分にとっては非常に大切な細胞なのです。

ただ、
胎盤になる細胞は半分が旦那さん由来ですから、
半分異物でもありますので、
悪玉NK細胞は妊娠の維持から見れば、悪なのです。


そこで、
着床障害や不育症のひとつの原因として、
子宮内膜の
悪玉NK細胞の増加と、
善玉NK細胞の減少が
大きなキーになっているのです。
#免疫

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38. NK細胞と不育症

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38. NK細胞と不育症
NK細胞とは、ナチュラルキラー細胞のことであり、

白血球のなかのリンパ球の一種です。

粘膜免疫という外界との最前線で、

侵入物を攻撃して排除する働きを持っています。



1985年頃より、正常妊娠とNK細胞との密接な関係が

明らかにされてきました。

1995年に、NK細胞活性が約40%以上の不育症患者さんは

それ以下の患者さんに比べて、流産危険率が約3倍高かった

という前方視的研究論文を、世界で初めて、

ランセットという世界トップレベルの医学誌に私は発表しております。



それ以降、

同様な研究結果が多くの研究者により発表されています。

また、リンパ球免疫療法と、その改良療法としての

ピシバニール免疫療法の治療効果は、

高いNK細胞活性を正常化することにより得られることを

示唆する論文も発表されています。





ところで、

NK細胞活性は、いろいろな因子により影響されます。



精神・神経系からの影響としては、

緊張状態からのアドレナリン分泌により高値となり、

反対に、うつ病では一般的に低値になると言われています。

しかし、ベトナム戦争からの帰還兵に限ったうつ病患者さんでは、

逆に高値であったことが報告されています。



ホルモン系からの影響としては、

正常妊娠では低値となっていきます。

それは妊娠性ステロイドとしてのエストロゲンの影響と

考えられています。プロラクチンは逆に高値へ作用すると

考えられています。



人為的な要因からも影響されています。

NK細胞活性は、採血管の種類と、

検体を測定するまでの保存温度条件と時間により

大きく変動します。

ですから、検査会社と十分条件設定をして検査しないと、

その検査値の信頼性が損なわれてしまうのです。
#ピシバニール #免疫

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28. 刀と機関銃

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28. 刀と機関銃
外敵を退治する白血球、

そのなかのリンパ球が免疫系の主役です。

リンパ球は、

細胞性免疫を担うT細胞とNK(ナチュラルキラー)細胞、

液性免疫を担うB細胞の二種類に分けられます。



細胞性免疫の軍団は、いわば、

刀 を持った兵隊に似ています。

武 器 は 刀 

ですから、接近戦の攻撃となります。そのなかでも、



ナ チ ュ ラ ル キ ラ ー 細 胞 は、

第一陣として最前線で戦う兵士のような存在と言えます。





人間の体のなかで外気と直接ふれているのは、

表皮でおおわれた皮膚と、

粘膜でおおわれている

鼻、口、のど、腸管、気管、膣と、子 宮 です。



表皮はよろいみたいなものですから、

キズがなければ防御力は強いのです。



しかし、粘 膜 は 弱 い のです。

弱いから、唾液や粘液がその表面をおおっており、

その液体のなかには、

リゾチームという酵素が含まれています。



リゾチームは、細菌の細胞膜を溶かす働きにより、

外敵と戦う武器になっています。



リゾチームで対処できなかった場合、

細菌などに対して、

白血球の一種、好中球などが襲いかかります。



そして、最終的には、

粘膜免疫という、

強力な最前線の免疫システムが作動します。



この粘膜免疫の中心に

ナ チ ュ ラ ル キ ラ ー 細 胞 があるのです。





血液中の白血球の中身については、

その半分以上が好中球であり、

ナチュラルキラー細胞は数パーセントです。





しかし、子 宮 については、

妊娠初期の子宮内膜内の白血球の半分以上が

ナ チ ュ ラ ル キ ラ ー 細胞です。





刀 を 持 っ た 兵 士 である

ナチュラルキラー細胞をうまくごまかして、

子宮内膜内へ侵入しなければならないのが、

赤 ち ゃ ん の 細 胞 なのです。



しかし、うまくごまかすことができない場合、

攻 撃 されて、

流 産 してしまう可能性があるのです。





次に、

液性免疫の軍団は、いわば、

機 関 銃 を持った兵隊です。

武 器 は 機 関 銃

ですから、遠方から攻撃できるのです。



免疫グロブリンというたんぱく質の、

「 抗 体 」

といわれる物質が、

その機関銃の 弾 のような存在と考えられます。



ちなみに、抗 体 という飛び道具を使う

液性免疫は、

魚以上の高等動物しかないと言われています。





ここで、流産、死産の原因としての

抗 リ ン 脂 質 抗 体

について考えてみてください。



抗リン脂質抗体とは、

リン脂質を目標にして、

機関銃(B細胞)から撃たれた

弾 ( 抗 体 ) と考えられます。



しかし、

リン脂質は自分の体の凝固系のなかにある物質

ですから、

機関銃の銃口が、

自分以外の異物に向けられているのではなく、

自 分 自 身 の 一 部 

に向けられているのです。





自分自身の体の中のリン脂質に向けられた

機 関 銃 の 弾 が、

いわゆる

抗 リ ン 脂 質 抗 体

なのです。





抗リン脂質抗体という

自 爆 の 弾 が、

子宮内膜内のらせん動脈内にある

リン脂質に向かって放たれると、

その部分のリン脂質が火を噴いて、

凝固系が異常に亢進し、

血 液 の か た ま り 

ができると考えられます。



そうすると、

子宮のなかの赤ちゃんにとって、

ら せ ん 動 脈 が ラ イ フ ラ イ ン ですから、

血液の流れが止まり、十分な栄養が取れずに

流 産 、 死 産 

してしまう可能性があるのです。





抗リン脂質抗体は、

免 疫 系 の く る い 

からできたと考えられます。
#免疫

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27. 免疫と不育症の関係

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27. 免疫と不育症の関係
免疫というと、たぶん抵抗力と考えませんか。

抵抗力と考えていいのですが、

もう少し、詳しく言うと、

免疫とは、

自分以外の異物に対して、攻撃して排除する

体の防衛システムのことです。

免疫を担う免疫細胞は、白血球の仲間であり、

体の骨髄で作られています。

骨髄とは、すべての骨の内部の空洞にある

どろどろした液体のことです。



ここで強調したいことは、

免疫とは

自分以外のものに対して攻撃するのですが、

自分という識別は、

自分の細胞表面の標識を識別して、

それ以外は

自分ではないと判断するという事実です。



フランケンシュタインの場合を考えてください。

中枢神経系のかたまりである頭と

大きな体をくっつけたわけですが、

この場合、

自分とは頭か体か、わかりますか。



実は、骨髄が多くある

体が自分になります。

ですから、実際には、

体 が 頭 を 拒 絶 して排除するのです。





ここで、妊娠した場合の、

子宮のなかの赤ちゃんについて

免 疫 的 に考えてみてください。



赤ちゃんは、

半 分 が 自 分 であり、

半 分が 旦 那 さ ん なのです。

ですから、赤ちゃんは、妊婦さんからみて、

免疫的によく似ていますが、もちろん、自分ではないのです。





妊娠がうまく維持するためには、

免疫的に、この



あ  い  ま  い  さ 



が極めて大切なのです。





妊婦さんが子宮内の赤ちゃんに対して、

その半分の自分の部分に、間違って反応してしまうと、

自己免疫異常になります。

その一部には、

自分の凝固系のたんぱく質等にも反応してしまう、

いわゆる、



抗 リ ン 脂 質 抗 体



という自己抗体があるのです。





また、半分の旦那さんの部分に対して、

強く反応してしまうと、

拒絶して排除してしまいます。

この反応のひとつに、



ナ チ ュ ラ ル キ ラ ー 細 胞 



の異常活性があるのです。
#免疫

ワオ!と言っているユーザー

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