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473.受精卵と母体の適度な交流

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473.受精卵と母体の適度な交...
自分を他人と区別するために
自分の細胞には
自分だけのしるしがあります。

それを 「同種抗原」 と言い、
親から子へと遺伝されています。

そして自分と違う細胞(組織)を
体内で見つけたら、
自分の免疫細胞は非自己細胞を
攻撃(拒絶)するのです。

しかし例外もあります。
それが妊娠なのです。


その原因は現在でもはっきりしませんが、
胎盤になる細胞が重要で、
胎盤系を通じて、
受精卵と母体は、免疫学的に
適度に交流していることがわかっており、
その交流が
妊娠維持に重要であるようです。


不育症や着床障害の
大きな原因の一つとして、
受精卵と母体の情報交換不全が
存在しているのです。


ピシバニール免疫治療は、
その情報交換不全を適正な方向へ
誘導する治療法のひとつです。


詳しくは、
2月5日(日曜日)、13時からの
「青クリの会」にて、お話しします。

ご参加をお待ちしています。



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#ピシバニール

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432.インフルエンザ予防接種は死産を防ぐ

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432.インフルエンザ予防接種...
「 妊娠中に
 インフルエンザワクチン予防接種
 を受けた約5千人の妊婦さんは、
 受けなかった妊婦さんに比べて、
 死産率が約50%低下していた。 」

という研究報告が
オーストラリアから2016年3月にありました。
(Clin Infect Dis. 62: 1221-1227, 2016)

この結果より、

1)妊娠中のインフルエンザ予防接種の
 安全性が支持されました。
2)無毒化したインフルエンザウイルス
 を妊娠中に接種する(打つ)ことは、
 妊娠の維持を助ける効果を持つ
 ことが示唆されました。
 
と、結論づけられています。


この研究は大流行時の調査ではなく、
平時の調査ですので非常に重要です。


母体から見て、
胎児は半分が旦那さん由来の異物ですから、
「免疫学的な調和」 により、守られています。

何らかの原因で 
「免疫学的な調和」 が乱れると、
自己抗体(抗リン脂質抗体)が発生して
胎盤内に血栓ができたり、
アレルギー的な異物反応に変化して
胎児・胎盤系を攻撃したりして、
流産・死産を引き起こしているのです。


妊娠中のインフルエンザ予防接種が、
弱っている 「免疫学的な調和」 を
補正している可能性が考えられます。


当院の 「ピシバニール免疫療法」
の理論的背景を裏づけしている論文です。

ピシバニールとは、
ストレプトコックス・ピオゲネスSu株を
ペニシリンと熱処理後に凍結乾燥した
病原性のない菌体製剤です。
#ピシバニール #免疫

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406.寄生虫は妊娠を助ける 

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平成28年は、さる年です。 平成28年は、さる年です。
卵は半分異物(夫由来)です。
免疫系は
異物と、異物化した細胞(癌、感染)を
受け入れません(攻撃します)が、
通常、
卵については、受け入れています。

その理由の全容は、まだ 「なぞ」 です。


2015年11月号の 「サイエンス」 という
世界で最も権威のある 科学誌 に、

「寄生虫と妊娠のびっくりする関係」 

報告されました。

寄生虫に感染していない婦人に比べて、

回虫に感染している婦人は
妊娠、出産率が高く、

十二指腸虫に感染している婦人は
妊娠、出産率が低いのです。


世界の10億人以上が何らかの寄生虫に
感染していると言われています。

考えてみれば、
寄生虫って、あまり悪さをせずに、
多くの人間の腸内に寄生してますが、
卵も子宮の中で寄生しているわけですね。


回虫と十二指腸虫に対する
免疫系の対応の違いが
卵を受け入れる免疫系と、
卵を受け入れない免疫系の姿
を教えてくれる可能性があるのです。


同様な研究として、
エール大学の生殖免疫学者の
ギル モア教授は、
「人間の身体の常在菌が
妊娠維持には極めて重要である」
という結果を報告しています。


当院の免疫調節療法のひとつとして
使用している
ピシバニールとは、
ストレプトコックス・ピオゲネスSu株を
ペニシリンと熱処理後に凍結乾燥した
病原性のない菌体製剤です。
#ピシバニール

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38. NK細胞と不育症

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38. NK細胞と不育症
NK細胞とは、ナチュラルキラー細胞のことであり、

白血球のなかのリンパ球の一種です。

粘膜免疫という外界との最前線で、

侵入物を攻撃して排除する働きを持っています。



1985年頃より、正常妊娠とNK細胞との密接な関係が

明らかにされてきました。

1995年に、NK細胞活性が約40%以上の不育症患者さんは

それ以下の患者さんに比べて、流産危険率が約3倍高かった

という前方視的研究論文を、世界で初めて、

ランセットという世界トップレベルの医学誌に私は発表しております。



それ以降、

同様な研究結果が多くの研究者により発表されています。

また、リンパ球免疫療法と、その改良療法としての

ピシバニール免疫療法の治療効果は、

高いNK細胞活性を正常化することにより得られることを

示唆する論文も発表されています。





ところで、

NK細胞活性は、いろいろな因子により影響されます。



精神・神経系からの影響としては、

緊張状態からのアドレナリン分泌により高値となり、

反対に、うつ病では一般的に低値になると言われています。

しかし、ベトナム戦争からの帰還兵に限ったうつ病患者さんでは、

逆に高値であったことが報告されています。



ホルモン系からの影響としては、

正常妊娠では低値となっていきます。

それは妊娠性ステロイドとしてのエストロゲンの影響と

考えられています。プロラクチンは逆に高値へ作用すると

考えられています。



人為的な要因からも影響されています。

NK細胞活性は、採血管の種類と、

検体を測定するまでの保存温度条件と時間により

大きく変動します。

ですから、検査会社と十分条件設定をして検査しないと、

その検査値の信頼性が損なわれてしまうのです。
#ピシバニール #免疫

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